赤ちゃんと一緒に迎えるクリスマス、楽しみですが食事のことが少し気になりますね。パパやママがごちそうを食べているのに、いつもと同じ離乳食だとちょっとかわいそう。かといって大人のごちそうはまだまだ早いですし、食べられないものもありますよね。
クリスマスの特別な離乳食を作りたいところですが、赤ちゃんが「ペッ」としてしまう事もありえます。
そんな悩めるママのために、離乳食でクリスマスメニューを作るコツや、クリスマスにぴったりのおすすめ離乳食メニューについてご紹介します!
クリスマス向けの離乳食を作るポイント
基本は「いつもの離乳食」
離乳食で一番気をつけたいのが、味付けや油分、アレルギーに関すること。
特にクリスマスディナーは、油分が多くて味付けも濃い目のものが多いので、赤ちゃんに与えると体に負担となってしまいます。またクリスマスディナーのおかずを、一部柔らかくして与えるといったことも避けましょう。
クリスマスの特別なディナーでも、作る時はいつもの離乳食を心がけるようにして下さいね。
ペーストは万能選手
クリスマスカラーと言ったら、どんな色を思い浮かべますか?
- もみの木の緑色
- お星様の黄色やオレンジ
- サンタの赤色
の3色がクリスマスカラーですね。
離乳食を作るときには、この3色はよく見かけますよね。
- ほうれん草の緑色、
- 人参のオレンジ、
- カボチャの黄色などなど。
いつもの離乳食もこれらの色を上手に取り入れると、クリスマスらしさがアップ。見た目にもカラフルでいつもの味なので、赤ちゃんにもすんなり受け入れられますよ。
盛り付けをクリスマス仕様に
自分でスプーンを持ちたがる月齢になると、いかに食べやすくするかに意識がいきがち。普段はそれでも良いのですが、せっかくのクリスマスです。
きれいに盛りつけてクリスマスらしくしませんか?
例えば・・
- 山型に盛り付けて、頂点に角切り野菜を一つ乗せてツリーに見立てる
- 型抜きを利用して、柔らかく煮た野菜を繰り抜いて飾る
- 器をクリスマスカラーに変えてみる
- ランチョンマットをクリスマスカラーに変更してみる
など。
少し変えるだけで、いつもの離乳食も立派なクリスマスディナーに変身しますよ!
ケーキには注意
クリスマスのお楽しみと言えば、クリスマスケーキ。しかし離乳食期の赤ちゃんには、ケーキをそのまま与えるのは危険です。
まず生クリームやバターなどが使われているので、油分が負担になってしまいます。材料にハチミツが使われていると、0歳時には食べさせられませんね。またアレルギーになりやすい「卵・乳製品・小麦粉」も使われているので、気をつけましょう。
クリスマスディナー向けの離乳食
5~6ヶ月頃(ゴックン期)のクリスマスディナー
初期のゴックン期は、食べやすさと食事の美味しさを覚える時期です。おかゆメインの離乳食なら、いつものおかゆに裏ごしした野菜ペーストでデコレーション。
ほうれん草ペーストでもみの木を書いたり、カボチャペーストでお星様をつくるとかわいくなります。もちろんうどんやパンでも、上にトッピングしてクリスマスらしく仕上げましょう。
大人がケーキを食べる間に、赤ちゃんにもケーキのイチゴをおすそわけ。すりおろしたイチゴ・りんごに少し裏ごし豆腐を混ぜて、簡単ムースでデサートも美味しいです。
7~8ヶ月(モグモグ期)のクリスマスディナー
モグモグ期の頃からお粥が七分がゆになり、盛り付けがすごく楽になります。
お皿の上で雪だるま型に形成し、目や口を野菜でデコレーション。星型に繰り抜いた人参をトッピングすれば、いつものご飯でクリスマスプレートの完成。
ブロッコリーを細かく刻んでもみの木型にして、ポテトサラダを敷いて雪に見立てるのもいいですね。
□クリスマスイヴ離乳食
https://youtu.be/rjUurqpWlnk
*盛り付けも参考になりますし、なにより赤ちゃんの食べっぷりが!
牛乳が大丈夫なら、野菜を小さな星型に切り抜いて牛乳とコンソメで煮るスープもオススメ。食べるときに少し野菜を潰すと、この時期の赤ちゃんでも安心です。カミカミ期になったらそのまま与えて、カミカミしてもらいましょう。
そしてデザートには、ウエハースに柔らかくした果物を乗せてケーキ風というのはいかがですか?
9~11ヶ月(カミカミ期)のクリスマスディナー
カミカミ期であるこの時期は、柔らかさと味付けに気をつければ、大人顔負けのディナーが作れます。一つのお皿に盛り付ける「ワンプレートディナー」にすれば、見た目も豪華に仕上がります。
- トマトと茹でて細かく割いた鶏肉で、柔らかチキンリゾット
- 茹でて少し小さくしたブロッコリーや半分に切ったプチトマト
- 星型のにんじんやパプリカ。
- 豆腐と鶏ひき肉を混ぜて焼いたハンバーグ
などプレートに並べて置けば、もう立派なごちそうですね。
まだこの時期はケーキは食べられませんので、ホットケーキで蒸しケーキはいかがですか?半分に切って間に刻んだイチゴをいれれば、甘いケーキの完成です。水切りヨーグルトを添えたら、更にケーキらしくなりますよ。
きっと良い思い出に
クリスマスとは言っても、赤ちゃんにはいつもの食事と変わらず、頑張って作っても食べてくれない…なんて事もあるかもしれません。そんな時はちょっと挫けそうになりますが、何年も経てば楽しい思い出になるので大丈夫です。
初めてのクリスマスですから、どんな様子だったか写真や動画に撮って残しておきましょう!
あの時のクリスマスでは、
- こんなものを食べた…
- あれは食べなかった…
と、後で子供に話せる良い思い出になりますよ。
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