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末になると気になる話題と言えば、来年の干支について。ニュースや年賀状にも、干支の動物が登場しますよね。

2022年の干支(十二支)は「寅」(とら)。寅年生まれの方はどんな特徴を持っているのか?についてもぜひ知っておきたいところです。

そこで、2022年(令和4年)の干支について、その特徴や由来を紹介していきます。ぜひ覚えてくださいね!

2022年の干支は?

2022年は寅年(とらどし)!

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2022年(令和4年)の干支(えと)は、「寅(とら)」です。

寅(とら)は十二支の中でも3番目に数えられます。他にも

  • 方角としては、東北東の方角
  • 時刻(寅の刻)としては、午前4時前後(3時~5時)
  • (寅の月)としては、旧暦の1月
  • 五行では、木気
  • 陰陽では、陽

を表しています。

一般的に「2022年の干支は?」と聞かれた場合、十二支を指すことが多いので「寅年(とらどし)」と答えて大丈夫。しかし正しく干支を指す場合は、2022年の干支は「壬寅(みずのえ・とら)」となります。

十干と十二支を組み合わせたのが「干支」

干支(えと)とは、

  • 十干(じっかん)という数え方
  • 十二支(じゅうにし)という数え方

を組み合わせたものです。

十干は10で一周する数え方で、次の順番で一周します。

▼十干(じっかん)

十干訓読み音読み
1きのえこう
2きのとおつ
3ひのえへい
4ひのとてい
5つちのえ
6つちのと
7かのえこう
8かのとしん
9みずのえじん
10みずのと

今ではあまり使われませんが、焼酎の分類の「甲類」「乙類」は十干の数え方から取られています。また危険物取扱者資格も「甲種」「乙種」「丙種」に分かれ、甲種が一番取得が難しい資格となってますね。

そして十二支は12で一周する数え方で、次の順番で一周します。

▼十二支(じゅうにし)

十二支訓読み音読み動物
1
2うしちゅう
3とらいん
4ぼう
5たつしん
6
7うま
8ひつじ
9さるしん
10とりゆう
11いぬじゅつ犬(狗)
12がい豚(猪)

このように、本来干支というのは、「十干+十二支」なんですが、私達が「干支」と呼んでいるものは、十二支であることがほとんどです。
江戸時代までは十二支は時間の呼び方を使っていたため、おなじみだったのかも知れませんね。

2022年(令和4年)の干支「壬寅」の「壬(みずのえ)」は十干の9番目にあたり、寅は十二支の3番目に当たります。十干と十二支の組み合わせは計60通りありますが、干支の「壬寅」は、その中の39番目の数字となるんですね。

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寅年の特徴・由来は?

草木が伸び始め成長する時期

壬寅(みずのえとら)の「寅」という字は、元々は「イン」と読んでいました。「イン」は草木が伸び始める状態を表しているとされています。

そこから寅年は「才能や運気が芽吹き新しい成長が期待できる」年といわれてたりするんですよ。

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寅年の人は好奇心旺盛

寅年生まれの人は好奇心旺盛と言われています。興味のないことには一切手を出さないが、自分の興味を持ったことはすぐに始める行動力があります。チャレンジ好きでもあるので失敗を恐れて物事を進めないなんてことはありません。

落ち着く時期に来ても行動力たっぷりなので、輝ける人生を送れる人も多いのだとか。

正義感が強い

寅年生まれの人は不正が大嫌い。何事も正々堂々とやるべきと考えています。会社の上司など、言いにくい相手柄の人のにも自分の正義感を貫き通そうとします。

そんな側面もあるため世渡りが上手とはいえないようです。ただ、起業家や経営者、または投資家など自らの意思決定が威力を発揮する分野では成功を掴み取る人が多いでしょう。

恋愛は一途

寅年生まれの人は一途と言われており、恋人ができるとその人のことで頭がいっぱいになります。その人に尽くすあまり嫉妬を感じることもあるようですが、自分が束縛することを好まないのでパートナーを束縛するまではいかないようです。

恋愛においては安心して付き合える相手と言えるでしょう。

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努力を重ねる1年に

2022年(令和4年)の干支は壬寅(みずのえ とら)で、十二支では寅年となります。寅という字は草木が伸び始める様を表しているとされており、物事の成長が期待できる年だといえそうです。

一途でマイペースだと思われがちですが、そのぶんコツコツ努力を積み重ねて目標に向かって頑張れる2022年にしたいですね。