日々の生活の中で騒音に悩まされることってありませんか?
掃除をしたり、洗濯をしたりする時に、ある程度の生活音がするのは仕方がありませんが、世の中には、我慢の限度を超える騒音も存在します。
そんなとき、「騒音の元を無くせたら本当にいのにな~」と思いますね。
でもなかなか簡単にはできないものです。
ところが、イヤーマフを使用すれば、そんな辛い騒音を、完全では無いまでも、かなり聞こえないようにすることが出来るんですよ。
そのイヤーマフとはそもそもどういうものなんでしょうか?また防音効果、イヤーマフを選ぶポイント・活用法などについてまとめてみました。
イヤーマフとは?
「イヤーマフ」と言うと、耳を覆う防寒具を思い浮かべますよね?ですが、今回取り上げた「イヤーマフ」とは、耳が暖かくなる防寒具ではありません。
「防音用イヤーマフ」です。
耳に装着することで、大抵の騒音をシャットダウンするものなんですね。
飛行場で飛行機を誘導する作業員さんが、ヘッドホンを身に着けているの見たことがありませんか?あれが「防音用のイヤーマフ」なんです。
飛行場ではエンジン音がかなり大きく、日常的に聴き続けると耳をいためる危険があります。そのため作業員さんは、防音用のイヤーマフを装着しているんです。
イヤーマフの防音効果は?選ぶポイントは?
人気商品によるイヤーマフの防音効果の違い
イヤーマフの防音効果はどれくらいあるのでしょうか?
イヤーマフでも特に人気が高い、「PELTOR H540A」と「PELTOR H10A」の2つをとりあげて説明してみます。
■PELTOR H540A と PELTOR H10A
まずはこの数値の比較をご覧ください。
イヤーマフ | 周波数(Hz) - 遮音値(dB) | |||
---|---|---|---|---|
125Hz | 250Hz | 500Hz | 1000Hz | |
PELTOR H540A (NRR30db) | 17.4dB | 24.7dB | 34.7dB | 41.4dB |
PELTOR H10A (NRR30db) | 22.2dB | 25.7dB | 36.6dB | 38.0dB |
まず、商品名の後ろの名前の
「NRR30db」
これは、NRR(ノイズ・リダクション・レイティリング)と言います。
米国環境保護局が制定したもので、騒音を抑えることがどれくらい可能かを表す指標です。
「NRR30dB」と言うと、「100dBの環境で30dB分抑える」という事を表します。
一般的に、日中の住宅街は40dbdB、街頭の騒音は70dbdB、カラオケボックス内が90dBと言われています。
つまり、
- カラオケボックスでイヤーマフをつける
⇒ 90dB-30dB=70dBで、街頭の騒音ぐらいには抑えられる
- 街頭の騒音の中でイヤーマフをつける
⇒ 70dB-30dB=40dBで、日中の住宅街ぐらいには静かになる
という事になりますね。
イヤーマフの選ぶポイント
どの音域の遮断に優れているか?
先の表にある、周波数(Hz)の高さの目安は、
- 250Hzは低い男性の声ぐらい
- 500Hzは平均的な女性の声ぐらい
と言われています。
そんなところから、
- 「PELTOR H540A」は、高音域の遮断に優れている
- 「PELTOR H10A」は、低音域を中心として、全体的な音域の遮断に優れている
と言えます。
見た目にはこだわらない
イヤーマフは作業に適した機能重視の為、日常での使用を想定していません。
そのため、大人用のイヤーマフでは、見た目が可愛いものなどはほとんどありません。また、一般的な作業用ヘルメットほどの重量があります。
とにかく見た目よりも、機能優先で選びましょう!
可愛さ優先なら子供用がおすすめ!
「どうしても可愛いイヤーマフが欲しい!」というのでしたら、子供用のイヤーマフを使うのはどうでしょうか。
子供用ですので軽くてかわいいデザインのものが多く、女性でしたらファッションと合わせやすいですよ。
フリーサイズと明記されているものから選ぶとよいですね。
イヤーマフの活用法!
作業用品として生まれたイヤーマフですが、見た目はヘッドホンに見えることから、日常生活で使用してもあまり違和感はありません。
スマホ+イヤーマフで自分だけの音を
スマホで音楽や動画を楽しむ際に、意外と外の音が耳に入って気になりませんか?
イヤホンの上からイヤーマフを装着すれば、外の音を遮断してくれます。
なので、スマホの音に集中できて、今まで聞こえなかった音も聞こえてきます。
ただし、遮音性に優れていますので、屋外での使用には充分気をつけてください。
子供の耳をイヤーマフで
子供が大好きな航空ショーや自動車のイベントは、エンジン音に溢れ、大人でもイベント後は耳が痛くなってしまいます。
実際に私も、航空ショーに子供を連れて行った時に、思った以上の爆音に驚いたのですが、子供の耳への負担がどれほどになるのか、不安にもなりました。
そんな時に、子供用の防音イヤーマフがあれば、音量も抑えてイベントを楽しむことができますよね。
耳栓と併用する
この動画では、耳栓を併用して完全防音にしてます。かなり防音効果があるようですよ。
興味ある方は試してみては?
イヤーマフで防音生活を
イヤーマフがあれば、
- 日常生活の騒音も
- 爆音イベントの耳への負担も
防ぐことが出来ます。
使い方を工夫すれば、家を防音仕様にしなくても、音楽を楽しめる環境も作ることだって可能ですね。
自分には心地良よい音でも他人には騒音、という言葉もあります。どうしても避けられない騒音には、イヤーマフで防御して、静かに暮らしたいですね。
あなたもイヤーマフで防音生活を始めてみませんか?
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