
洗濯物を取り出したら、衣服がティッシュまみれだった経験はありませんか?洗う前にポケットを確認したつもりでも、思わぬところにティッシュが隠れていることもありますよね。
そんな衣服にこびりついたティッシュは、どうすれば取れるのでしょうか。
そこで、
- ティッシュを洗濯してしまった時の取る方法
- ティッシュを洗ってしまうと、こびりつくのは何故?
…といった内容について紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
ティッシュを洗濯してしまった時の取る方法
柔軟剤でもう一度洗う

ティッシュがついた洗濯物は、柔軟剤だけでもう一度洗濯しましょう。
柔軟剤の量はいつもより少しだけ多めに使い、コースは「すすぎ1回・脱水1回」に設定します。洗い終わったあとは衣服を振ってシワ伸ばしをすれば、ティッシュが取れやすくなりますよ。
実は柔軟剤には衣服を柔らかくし、静電気を抑える効果があります。柔軟剤で洗うことでティッシュが取れやすくなり、干す前のシワ伸ばしでも落ちやすくなるんですよ。
柔軟剤が無い場合はお酢で

もし普段の洗濯で柔軟剤を使用していない場合は、お酢でも代用ができますよ。
その場合は、水45リットルに対してお酢50mlを入れ、「すすぎ1回・脱水1回」で洗濯しましょう。お酢は独特の匂いがありますが、50ml程度なら衣服に匂いは付かないので安心してくださいね。
野菜ネットでこする

柔軟剤でもう一度洗う時間がない時は、野菜が入っていたネットでこする方法もおすすめです。水切りネットや洗顔用の泡立てネットなどの、ある程度目の細かくて柔らかいネットでも大丈夫ですよ。
使い方ですが、ネットを手にはめて、乾かす前の衣服に対して優しく撫でるだけです。
小さなティッシュが網目に絡まり、衣服をあまり傷めずに優しく落とすことができます。こすれたティッシュは床に落ちるので、あとで掃除機をかければ完璧です!
乾燥機で乾かす
大きいティッシュは取れても、細かなティッシュは残ってしまうことがあります。
そんな時は乾燥機で衣服を乾燥させると、ティッシュが取れやすくなります。乾燥機では熱風と遠心力で衣服を乾かすため、絡んだティッシュも取れやすいんですよ。
家庭用の乾燥機でも効果はありますが、コインランドリーの乾燥機のほうが強力なのでより効果が期待できますね。また乾燥機内のティッシュはフィルターに移動するので、次に使う人にティッシュが付くことはないんですよ。
粘着カーペットクリーナーで取る
衣服を乾かしても、ティッシュがどうしても残ることがあります。そんな時は粘着カーペットクリーナーを、コロコロ転がしてティッシュを取りましょう。
ガムテープなどの、幅が広めの粘着テープでも代用は可能です。
取り方ですが、衣服を抑えながら優しくティッシュ部分に粘着テープを当てて転がすだけ。力強く転がすと衣服が毛羽立ってダメージを与えてしまうので、転がしすぎには注意しましょう。
ティッシュを洗ってしまうと、こびりつくのは何故?
薄くて柔らかくて少し丈夫だから
ポケットなどにティッシュを入れたまま、洗濯機で洗うと、ティッシュが衣服に絡んでしまいます。これはティッシュが持つ特徴が、洗濯に対してデメリットとなってしまうからです。
ティッシュは一枚一枚が薄いですが、鼻をかんだ時にも耐えられるように(破れないように)作られています。また力を入れると破れる程度には柔らかく、肌に優しい作りになっていますよね。
そのため洗濯機に入れて回すと、ティッシュは細かくなってしまいます。しかも細かなティッシュは静電気を持ちやすく、衣服の繊維に絡みやすくなります。
その結果、ティッシュが入ったまま洗濯してしまうと、衣服に絡んで真っ白になるんですよ。

水に溶けるタイプならある程度防げる
ポケットティッシュの中には、トイレで流せるタイプがあります。これは水に溶ける特徴をもたせたティッシュで、トイレで紙がなかった時に便利ですよね。
水に溶けるタイプのティッシュなら、水に細かく溶けるため衣服にはあまり付きません。トイレットペーパーも少量なら水に溶けるので、同じく衣服につきにくいんですよ。
ティッシュをついポケットに入れたまま洗ってしまうことが多い方は、水に溶けるタイプのティッシュに切り替えるのもいいかもしれませんね。
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