ホワイトボードは何度も書いたり消したりできるため、職場の掲示板や会議で活躍するアイテムです。家の冷蔵庫に取り付けて、買い物メモなどに活用している方もいるかも知れませんね。
そんな便利なホワイトボードですが、文字が消えずに残ってしまったという経験はありませんか?実は意外な方法で簡単にきれいに出来ますし、なぜ汚れるのかを理解すると対策しやすいんですよ!
そこで、
- ホワイトボードの消えない汚れをきれいにする方法
- ホワイトボードの汚れが消えない原因は?
…について紹介していきますので、ぜひホワイトボードをきれいにしてくださいね!
ホワイトボードの消えない汚れをきれいにする方法

水拭き
イレーサー(黒板消し)で拭いても汚れが落ちないときは、きれいな雑巾で水拭きしてみましょう。この時、水には中性洗剤などは混ぜず、雑巾はしっかり絞っておくことがきれいにするコツです。
拭く時も優しく丁寧に拭き、その後に乾いたきれいな布で乾拭きをして仕上げます。
実はこの方法は、ボードを製造しているメーカーが推奨するお手入れ方法です。比較的新しいホワイトボードなら、この方法でだいたいの汚れはきれいに落ちますよ!
ちなみに中性洗剤を入れないのは、拭いた時に洗剤の成分がボードに残りやすいからです。乾拭きしても残った場合、ここに再び汚れが付着して汚れやすくなるんですよ。
無水エタノール

水拭きしても汚れが落ちないときは、無水エタノールを雑巾に染み込ませて拭いてみましょう。水と違ってすぐ乾くため、乾拭き不要な点は楽ですね。
ドラッグストアや薬局には何種類かのエタノールがありますが、一番濃度が高いのが無水エタノールです。汚れが落としやすい分手荒れしやすいので、ゴム手袋を装着して作業しましょう。
また引火する恐れがあるので、必ず火のない場所で換気を行いながら作業してくださいね。
ホワイトボードマーカー

間違えて油性ペンでホワイトボードに文字を書き、消えずに残ってしまうことがあります。そんなときは新しいホワイトボードマーカーで、その文字を塗りつぶしましょう。
そして1分ほど待ってから拭き取ると、書いた文字と一緒に拭き取れます。これはホワイトボードマーカーに、剥離剤が含まれているからです。
そのため油性ペンを始めとした消えな文字にも剥離剤が染み込み、落としやすくなるんですよ。
□ホワイトボードに油性ペンで書いてしまった場合の消し方
https://youtu.be/U7LPazBZvj8
*このように、びっくりするほど簡単に消えますよ!
消しゴム

小さい汚れが残っているときは、その部分を優しく消しゴムでこすります。ゴシゴシこするとホワイトボードを傷つける恐れがあるので、時間をかけてゆっくりこすりましょう。
こすった後は消しゴムカスを取り除き、雑巾で水拭きと乾拭きを行えば汚れもスッキリします。範囲の広い汚れだと大変ですが、小さいけれど気になる汚れに効果的ですよ。
ホワイトボードの汚れが消えない原因は?
書いてすぐと長時間おいたインクが汚れの原因
ホワイトボードとは銅板にコーティングなどを施し、表面に文字がかけるようにした板です。また専用のペンを使うことで、何度でも書いたり消したりすることができるんです。
上でも紹介しましたが、ホワイトボードマーカーにはインク・アルコール・剥離剤などがふくまれています。この剥離剤は書いた直後は働かず、アルコールが蒸発する1分後ぐらいから効果が出始めるんです。
そのため書いてすぐに消しても、インクが残ってしまうことがあるんですね。また剥離剤も時間の経過で蒸発するため、長く残しておいた文字も消しにくくなってしまいます。
こうした
- 書いてすぐのインク
- 長時間おいてしまったインク
が主な汚れの原因なんです。

コーテイングの劣化と傷
ホワイトボードの表面にはコーティングが施されています。ですが、このコーティングが年月を経て取れてしまうことがあります。
また表面に細かな傷があると、そこにインクが残って汚れとなってしまいます。長年使い続けて汚れが落ちなくなった場合は、新しいものに買い換える決断も必要ですね。
定期的に新しいものと交換を
ホワイトボードの字を消すイレーサー(黒板消し)が汚れていると、かえって汚れをつけてしまうことがあります。水洗いが可能なら定期的に洗い、洗えないなら定期的に新しいものと交換しましょう。
またホワイトボードマーカーも古くなるとインクがかすれ、中の剥離剤も蒸発して文字が消えにくくなります。こちらもかすれてきたら、すぐに新しいものと交換するとストレスなく文字が消せますよ。
ホワイトボードをいつでも真っ白に!
ホワイトボードは書いて消してまた書けるため、長く使える便利なアイテムです。黒板と違って粉も飛ばないですし、マグネットでメモを貼り付けることも出来ますよね。
そんなホワイトボードのお手入れは、まずは水拭きから始めましょう。また常に新しいイレーサーやマーカーを使うことで、汚れ防止にもつながるんです。
見やすいホワイトボードのためにも、常に真っ白くきれいに保ちたいですね!
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