校行事の中で最近増えてきたのが、2分の1成人式というものです。

これは10歳になる記念に、今までのことを振り返る行事。その時に親からのプレゼントとして、「親から子供への手紙」のサプライズが。

子供への手紙というと戸惑ってしまいがちですが、どのような内容で書けばよいのでしょうか?

そこで、
・2分の1成人式で書く手紙のポイント
・手紙の例文

…を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!

2分の1成人式に、親から子供へ書く手紙のポイント

生まれてからいままで

2分の1成人式に子供へ渡す手紙というと、難しく考えてしまうかもしれません。

しかしどれだけ子供のことを大切に思っていたかを、手紙に書けば大丈夫です。

  • 妊娠した時の喜びや、出産時の喜び。
  • 初めて立ったときのことや、初めて歩いた日のこと。
  • 幼稚園や保育所に入った時のことや、卒園式のときのこと。
  • そして小学校入学から、今日までのこと。

特に生まれてから2歳ぐらいまでのことは、子供もあまり覚えていないもの。

その時に、

  • 驚いたこと
  • 楽しかったこと
  • 嬉しかったこと
  • 可愛かったこと

などを書くと子供も嬉しくなりますよ。

あまり長く書かない

子供に対する手紙では、思わずあれもこれもと欲張って書いてしまいがち。

しかし成長したとは言え、小学4年生だと読める文章量も限られてきます。大人でも長い文章を読むのは苦手という人もいますし、読むうちに飽きてしまうことも。

あまり内容は詰め込みすぎず、わかりやすく簡潔に書くことを心がけましょう。

人前で読むかどうか

2分の1成人式では、みんなの前で手紙読むことがあります。

そのため子供の恥ずかしい話を入れると、子供同士のからかいの原因になることも。あるいは人前でそんな話をされたと、子供が傷ついてしまうことも考えられます。

また子供をベタ褒めしすぎるのも、親馬鹿がすぎると周囲の親御さんに思われることも。

もし大勢の前で朗読することが考えられる場合は、秘密のエピソードは書かないほうが無難です。

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親から子供へ、手紙の例文

読むことを前提とした例文

まずは大勢の前で読むことを前提とした手紙を、例文で紹介します。

子供のエピソードは人それぞれですので、我が子にピッタリの内容に置きかえてくださいね!

○○ちゃん(くん)へ2分の1成人式、おめでとうございます。

あなたが生まれた日は晴れていて、
こんな日にやってきたあなたに青空を見せられて嬉しかったな。

初めて家へ帰った時もいい天気で、
晴れ女(晴れ男)かなっておかあさん思ったものです。

どんどん大きくなっていくあなたは、
まるで太陽みたいにピカピカでした。

時々やんちゃすぎて困っちゃう時もあったけど、
元気な証拠でおかあさん嬉しかったです。

幼稚園(保育所)でも小学校でも、
毎日元気で楽しそうで本当に良かったです。

おかあさんとしては心配なこともいっぱいあったけれど、
今日の様子を見て安心しました。

これからも、元気で明るく、太陽みたいな○○ちゃんでいてね。

おかあさんより

この例文のポイントは、元気で大きくなってくれたという気持ち。その上で元気で嬉しい、安心していることをしっかり伝えましょう。

使いやすいエピソードがなくて困った時は、元気ということを強調してはいかがですか?

直接手渡す手紙の例文

次に大勢の前では読まず、子供だけが読む手紙の例文を紹介します。

○○ちゃん(くん)へ2分の1成人式、おめでとう。

あなたがこの世に生まれた時、
本当に生まれてきてくれてよかったと思いました。

お父さんもお母さんも
本当に待ち望んでいたあなたに会えて、
とても嬉しかったです。

赤ちゃんの頃のあなたはちょっぴり病弱で、
毎月のように病院に行ってました。

もっと元気に産んであげられたらと思ったけれど、
今では元気すぎるぐらいで安心です。

幼稚園のことは覚えてるかな?

最初あなたは行きたくないって
毎日泣いてたね。

けれどお友達がたくさん出来てからは、
今度は帰りたくないって泣いてたね。

そんなあなたも今年で10歳。もうすぐ高学年ですね。

勉強も頑張って欲しいけれど、
まずは元気な○○ちゃんでいてくださいね。

あなたが大好きなおかあさんより

こちらの例文では、赤ちゃんの頃や幼稚園の頃のエピソードを追加しています。

もっと書きたい事もあると思うので、長くなりすぎない程度に追加してくださいね。

おまけ ChatGPTに聞いてみた

chatgpt half adult

わが子への手紙にしては硬い文章ではありますが、言葉選びや表現などは参考になる部分もありそうですね。

感謝と愛情を!

【関連記事】2分の1成人式とは?行事内容や始まった由来・問題点について

の子供は10代前半で元服し、大人という扱いを受けていました。現代は二十歳で成人ですが、その折り返し地点の10歳で行うのが2分の1成人式。

子供の成長は一筋縄ではいかないことも多く、苦労も多かったかもしれません。しかしそれらを乗りこせて成長した子供の姿は、きっと親にとって大切な宝となっているはず。

そんな子供に感謝を伝えるために、たっぷりの愛情を手紙に書き込みましょう!