最近では視力に関係なく、メガネを愛用する人が増えています。
自転車に乗る人には風やホコリよけになりますし、花粉対策にも最適ですからね。何よりメガネをしていると、いつもと違ったおしゃれが楽しめますよね。
しかしメガネが汚れていると、見た目にも見え方にも困った影響が。どうしてメガネは汚れてしまうのでしょう?
メガネのレンズの汚れについて、
・レンズが汚れる原因(外側・内側)
・鼻パッドの緑の汚れはどういうもの?
・メガネの汚れを効果的に落とす方法
・メガネの汚れを落とすのにやってはいけないこと
など、まとめてご紹介します!
メガネが汚れる原因は
レンズの外側の場合
メガネのレンズの外側が汚れてしまう原因は、次の3つの要素が考えられます。
1.指先の汚れや指紋
メガネを長くかけていると、下側にずれ落ちてしまうことがよくあります。
そうしたズレを直すときに、手がレンズに触れてしまうことが。
この指先の汚れが指紋が、レンズについて汚れとなってしまうのです。
2.髪の毛
特に女性に多いのですが、前髪やサイドの髪がゆれてメガネに触れることが。
すると整髪料や髪についていた汚れなどが、レンズについて汚れとなってしまいます。
3.ホコリや花粉など
花粉対策や風よけ・ホコリよけに、メガネをかける方が多いと最初に言いましたよね。
この避けたかったホコリ等が、レンズの表面に付着することがあります。
特に湿度が高めの、ほこりっぽい場所に行ったあとには要注意。レンズ表面にホコリ等が付着しやすくなって、汚れの原因となるんですよ。
レンズの内側の場合
レンズの内側も、気がついたら汚れていることが多い場所。
こちらのも外側と同じく、
1.指紋
2.髪の毛
3.ホコリ
が原因となります。
その他に、次の原因で汚れることもあります。
4.まつげ
フレームの歪みなどが原因で、まつげがレンズに触れてしまうことがあります。
まつげは目の汚れを防ぐ役目を持つため、見た目以上に油を含んでいます。
とくに女性はマスカラやアイメイクもあるため、レンズに触れると汚れてしまいます。
5.涙
目にゴミが入ったり、悲しいことや嬉しいことがあって涙が出ることはよくあります。
この涙も目の表面をきれいにする効果があるため、実は結構汚れています。そんな涙がレンズに飛び、そのまま乾燥すると汚れだけが残る原因となります。
鼻パッドのあの緑ってなに?
レンズ以外の汚れで気になるのが、鼻あて部分(鼻パッド)です。
長く使っていると鼻あて部分に、緑色の汚れが付いていることがありませんか。
この緑色の汚れは「緑青(ろくしょう)」と言って、金属の腐食で発生するものです。
緑青はメガネの鼻あて部分の金属に、二酸化炭素や水分・塩分などが付着して発生。体に悪影響はないと言われていますが、見た目に悪いので気がついたら取り除きましょう。
メガネの汚れを効果的に落とす方法
水+中性洗剤でやさしく
メガネの汚れに気づいたら、次の方法で台所や洗面所などできれいに洗いましょう。
先に手を石鹸で洗って、きれいにします。2.水をためる
たらいなどに水を入れて溜めます。3.メガネを入れて汚れを落とす
水をためたたらいにメガネを入れ、軽く振って大きめの汚れを落とします。4.レンズの帳面に洗剤を
メガネを取り出し、レンズの両面に「食器洗い用中性洗剤」を1滴づつ落として伸ばします。5.鼻パットの緑の汚れを落とす
その手で鼻パッド部分に触れて、緑の汚れを落とします。
6.洗剤を洗い流す
汚れが落ちたら、最後に流水で洗剤を洗い流します。
7.水気を拭き取る
柔らかいタオルなどで、水気を拭き取ります。
ポイントは、先に手を洗って汚れなどを落とすこと。
せっかく洗っても、手が汚れていたら台無しですからね。
□超音波洗浄器SW5800でメガネで洗った(水面の様子)
https://youtu.be/n7LGkUnGP5g
*超音波洗浄機でもきれいになりますが、値段の面で手を出しづらいですよね。
パーツを交換する
何度かメガネを洗っても、鼻パッドの汚れが落ちないことがあります。
実は鼻パッドは消耗品で、一年に一度程度の間隔で交換するもの。メガネ屋さんに持ち込めば、財布に負担のかからない料金で交換してもらえます。
また鼻パットだけの販売もしていますので、自分で交換も可能です。
メガネの汚れを落とすのにやってはいけないこと
服やティッシュで拭かない
メガネの汚れに気づいた時に、ティッシュや服の袖で拭いてしまうことがあります。
しかしレンズに粒子の粗いゴミがついていた場合、レンズに傷がついてしまうことが。また服の素材によっては、レンズ表面に施したコーティングが剥がれる可能性があります。
ティッシュに関しても、品質の悪いものですと傷ついたりすることも。鼻に優しいタイプのティッシュですと、保湿成分が汚れとなってしまうこともあります。
メガネを拭くときは、一度洗ってから柔らかい布で拭きましょう。
熱湯につけない
油汚れは冷水よりも、温水のほうがよく落ちます。
しかしメガネを洗うときには、常温の水で洗いましょう。
熱湯にレンズをつけてしまうと、急な温度変化でレンズが割れる危険が。また汚れ防止やUV加工などがあった場合、熱湯で剥がれてしまう恐れがあります。
こまめに洗ってメガネ力アップ!
メガネの汚れは見た目にも悪いですが、視界が曇って見えにくくなってしまします。特に視力の悪い人にとっては、この視界の悪さが思わぬ事故につながりかねません。
メガネの汚れは気がついた時に洗い流せば、特別な道具がなくてもきれいになります。
外出時は、携帯用のレンズクリーナーなどで、
家では、洗剤できれいに洗いましょう。
きれいなメガネをしていると、顔の印象がぐんと良くなりますよ!
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