でしか味わえない楽しみの一つに、雪まつりがあります。

巨大な雪像が作れるのは豪雪地帯だけとあって、冬となると各地で雪まつりが開催されますよね。その中でも注目したいのが、新潟県十日町市で開催される「十日町雪まつり」です。

美しい雪像ももちろんですが、雪上アクティビティ体験やステージ、芸術展など見どころがたくさんなお祭りなんです!

そんな十日町雪まつり

  • 2024年の日程やスケジュール
  • 雪まつりの見どころや楽しみ方
  • アクセス

…について紹介していきます!

十日町雪まつり2024年の日程とスケジュール

2024年は2月16/17日開催!

十日町雪まつりは、新潟県十日町市で毎年開催される冬のイベント。例年2月半ばごろの週末に開催されます。

2024年(令和6年)の開催日は2日間です。

  • 開催日程:2024年2月16日(金)17日(土)
  • 開催時間:
    • 2月16日(金)16:00-21:00
    • 2月17日(土)10:00-20:00
  • 開催場所: 新潟県十日町市内各所

十日町市立西小学校グラウンドをはじめ、十日町の各地でにぎやかに行われます。

雪と氷の会場

気になるスケジュールは?

十日町雪まつり、2024年度の主なスケジュールは次の通りになります。

□2024年の主なスケジュール

まちなかスノーパーク
今回メインエリアとなるのは十日町市立西小学校グラウンド、通称「まちなかスノーパーク」。
おいしいグルメやアルコール類を堪能できる他、雪を楽しめるアクティビティやミニSL(蒸気機関車)の運行などを予定しており、大人から子供まで楽しめるコンテンツが盛りだくさんとなっています。

●雪灯の小径(ゆきあかりのこみち)
十日町駅西口からメインエリア「まちなかスノーパーク」まで向かう動線として、雪壁で覆われた緑道「雪灯の小径」があります。周囲の雰囲気と遮断することで雪国の世界観を演出し、夜間はLEDの灯籠で雪壁がライトアップされるため、幻想的な空間が広がります。

●雪の芸術展
市民手づくりの「雪の芸術作品」は十日町雪まつりの原点であり、多くの方が制作に携わっています。今回も市内各地に趣向を凝らした作品が制作される予定です。迫力ある雪像を是非現地でご覧ください。

●虹雪花火(にじゆきはなび)
フィナーレには十日町雪まつりのコンセプト「雪の白に明日を描く」をイメージとした色鮮やかな花火、「虹雪花火」が十日町市の夜空を彩ります。

□十日町雪まつりプロモーションムービー
https://youtu.be/UuyUksog3RM

*街の人がどれだけこの祭りを愛しているかが、この動画から強く伝わってきますね。

十日町雪まつりとは?

豪雪に友達に

雪うさぎ

十日町雪まつりが始まったのは昭和25年(1950年)から。実は日本で最初に開催された雪まつりなんです。

新潟県十日町市は豪雪地帯で、毎年冬には3メートル以上の雪が積もることもあります。

家が埋まるほどの雪が降るこの地域では、雪はやっかいもの。それではいけないと地元住人が、「雪を友とし、雪を楽しむ」事を目的にイベントを企画しました。

これが「十日町雪まつり」の始まり。今では冬の十日町を元気づける一大イベントへと成長したんですね。

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十日町雪まつりの見どころ!

コミュニティステージと雪上花火

開催期間のうち、1日目の昼と夜、そして2日目の昼はにぎやかなステージイベントが行われます。

地元の方のダンスや芸能など、2日間様々な演技が楽しめますよ。

またイベントの締めくくりは、雪上花火(冬の花火)。雪のステージでヒートアップしたところに花火が打ち上げられますから嫌でも盛り上がりますね!

※冬の花火は空気がきれいなので見やすくておすすめですよ。

アクティビティゾーン!

アクティビティエリア

こちらは子供も大人も楽しめるエリア。豪雪を体感するアクティビティや、雪国グルメ、ミニSL・ミニ列車乗車体験も楽しめます。

会場の場所:まちなかスノーパーク(十日町市立西小学校)

雪まつりスペシャルステージ

中日の2月15日(土)には、2組のトップアーティストによる雪まつりスペシャルステージが行われます。

どちらも非常に実力の高いアーティストなので、これは楽しみですね。

  • 時間 :2月15日(土)13:30開演(13:00開場)
  • 出演者:森麻季(ソプラノ歌手)
  • 題名 :音の美術館〜雪の白に明日を描く〜

  • 時間 :2月15日(土)17:00開演(16:30開場)
  • 出演者:纐纈歩美カルテット(ジャズ)
  • 題名 :雪まつりSpecial Jazz Nigtt

会場:越後妻有文化ホール「段十ろう」

雪の芸術展は見逃せない!

十日町雪祭りの初日である2月16日(金)には、雪の芸術展が十日町の各地で展示されます。毎年60点前後の作品が展開されています。

十日町は織物の街として歴史を重ねただけあって、芸術性が高く、それでいて巨大で迫力がある作品を楽します。全て市民が作り上げた雪像で、その細やかさには驚かされますよ。

町のあちこちに展示されているので、散策がてらぜひ見てみてくださいね。

□十日町雪まつり 雪の芸術展作品
https://youtu.be/7SoE-dBl-O8

*どれも素晴らしい雪の芸術ですね。

おまつりひろばで遊びも食も!

コミュニティひろばを中心とし、十日町市の30ヶ所近くの場所で開催されるのが、おまつりひろばです。

  • 地元の美味しい料理
  • 甘酒提供
  • 巨大な雪の滑り台

など、雪国ならではの楽しい雪遊びや、美味しい食を楽しめますので、ぜひ家族で回ってみられるといいですね。

冬の空

十日町雪まつりへのアクセス

車でのアクセスと駐車場について

開催期間の3日間で30万人以上の方が訪れる、十日町雪まつり。

混雑する上に雪の季節でもあるので、車での来場はおすすめできません。無料の駐車場もありますが、雪道運転に慣れている方以外は公共交通機関で遊びに行きましょう。

公共交通機関でのアクセス

東京から向かう場合、上越新幹線の利用がとても便利。

上越新幹線・越後湯沢駅でほくほく線に乗り換え、十日町駅で下車します。

十日町駅からは雪まつり期間中、雪まつり巡りバスが約20分間隔で運行されるので利用しましょう。全ルート1日乗り放題のワンデーパスもありますよ。

また例年、新潟・大宮・長野方面から十日町駅へ向かう臨時列車も運行されています。

雪像もイベントも楽しめる十日町雪まつり!

本で最初に始まった雪まつりである「十日町雪まつり」。

ステージイベントや雪上のアクティビティ体験など楽しみ一杯!雪国ならではの遊びや食も存分に楽しめますし、大雪像の美しさにも圧倒されること間違いなしです!

2月は、雪像もイベントも驚きと感動で大満足できる、新潟・十日町雪まつりにぜひ遊びに行きませんか?