庭先に咲く花々の中には、鮮やかな色が印象に残るものも多いですよね。特に夏の花にはオレンジや黄色の花が多く、素敵に夏を彩ってくれます。
そんな素敵な花の一つが「ガザニア」。別名の「勲章菊」でも有名な、ガーデニングで人気の品種です。花束にしても素敵なガザニアですが、どんな花言葉があるのでしょう?
そこで、ガザニアの花言葉、そして名前の由来、開花時期などガザニアがどんな花のか?について紹介します。ぜひ覚えてくださいね。
ガザニアの花言葉

尊敬する方へ
ガザニアはたくさんの花言葉があり、恋人・知人・先輩など相手を選ばず贈りやすい花です。
特に敬愛する先輩に贈るのに、とてもふさわしい言葉があるんですよ。
- あなたを誇りに思う
- 栄光
- 博学天才
この3つの花言葉は、ガザニアの花が勲章に似ていることに由来します。
花言葉では珍しい「博学天才」というものも、勲章をもらうほどの才能を表しています。昇進・栄転・功績が認められたお祝いに、鮮やかなガザニアはピッタリですよ。
華やかな色から
ガザニアはお祝いの席にもよく似合う、素敵な花言葉も揃っています。
- きらびやか
- 豪華
この2つの花言葉は、オレンジや黄色といった鮮やかな色の花が咲くことに由来しています。花の姿も勲章に似た華やかさがあるため、きらびやかで豪華な印象にもなるんですね。
親しみやすさから
花言葉といえば恋愛に関係した物が多いですが、ガザニアにも恋愛にまつわる花言葉があります。
- 身近な愛
- 笑顔で答える
- 蜜月
ガザニアの花の色は、見ているこちらも笑顔となる素敵なものです。花が太陽を追いかける特徴もあるため、太陽との親密さから「蜜月」という花言葉も生まれました。
さらには開花時期が長く、ずっとそばにいてくれることから「身近な愛」という花言葉にもなりました。
特別な白
ガザニアにはたくさんの花言葉がありますが、実は色別の花言葉は「白」に対するものだけです。
花言葉は、
- 潔白
というもの。ガザニアの花の白さが強く関係しているんです。
白い色の花はたくさんありますが、その白さは花によって異なります。青みがかった白や薄く他の色が混ざった白、また透けるような透明感をもつ白もありますよね。
ガザニアの白は「はっきりとした色合いの白」で、他の色に負けない強いものです。その力強さが「心や行いがきれいで正しく、汚れていない」という意味の「潔白」となったんです。
ガザニアとはどんな花?
ガザニアの名前の由来。別名は?
ガザニアはキク科ガザニア属(またはクンショウギク属)の花で、原産国は南アフリカです。
「ガザニア」という少し変わった名前は、セオドルス・ガザという人の名前から名付けられました。ガザは15世紀のギリシャ人で、ギリシャの古典書物をラテン語に翻訳したことで知られています。
ガザニアとの直接的な関係は不明ですが、この「ガザ」から取られて「ガザニア」と名付けられたんですよ。
日本では、ガザニアの花の見た目が勲章に似ていることから「勲章菊」(くんしょうぎく)という別名があります。
ガザニアの開花時期は?

ガザニアは背丈が15~30センチとそれほど大きくありませんが、とても鮮やかな花を咲かせます。花の直径は5cm~10センチ程度で、オレンジ・黄色・白・ピンクなどの花は強い印象を残します。
しかも開花時期が5月~10月頃と長いため、お庭にあると華やかな印象となりますよ。
花言葉でも触れましたが、ガザニアの花は太陽を追いかける性質を持ちます。また日の出と共に開き、日没と共に花を閉じるため、雨の日には咲かない特徴もあるんですね。
□ガザニア
*どのガザニアも、色鮮やかで素敵ですね。
育てやすさは?
ガザニアは多年草ですが、日本の寒さと夏の蒸し暑さに弱い欠点があります。そのため日本では一年草の扱いとなり、毎年新しい苗を植えて楽しみます。
一方で品種改良も盛んに行われ、日本の環境に対応できる品種も販売されています。「宿根ガザニア」として出回っていますが、冬を根だけで乗り越える強さがあるんです。
ガザニアは日照時間や夏の蒸し暑さなど、気をつけないといけない特徴もあるため、初めてのガーデニングでは少し難しいかも知れません。それだけに美しい花が咲いたときは、感動と達成感で満たされますよ!
ガザニアはプレゼントにピッタリ!
ガザニアは「勲章菊」という別名もある、小さいながらも見た目が華やかな花です。
花言葉も数多くあり、「栄光」「あなたを誇りに思う」ななどは、尊敬する方にふさわしい花言葉ですね。また「きらびやか」「豪華」という花言葉は、お祝いの席にもピッタリです。
さらには開花時期が長いので、いつまでもお庭を美しく飾ってくれるのもうれしいですね。
華やかな印象を残すガザニアを、素敵なあの方へのプレゼントに選んでみませんか?
コメントを残す