ゲーム・メール・LINE・ネット・電話など、スマホは便利で生活に欠かせないアイテムとなっています。
しかし、一方でスマホが手放せない、常にスマホに触り続ける人も増えています。中には歩きスマホや運転中にスマホを操作し、事故や事件となってしまうことも。
そんな危険性も指摘される「スマホ依存症」ですが、対処方法などはあるのでしょうか。
そこで、スマホ依存症とはどういうものなのか、また、スマホ依存症にならないための対策方法についてまとめました!
スマホ依存症とは
スマホがすべて!
スマホ依存症とは、スマートフォンを始めとした「携帯通信機器」を手放せない人を指す言葉。
現在はスマホが主流となっていますが、ガラケーが主流の時代には「携帯依存症」と呼ばれていました。
その症状を簡単に説明すると、次の点が挙げられます。
・スマホが繋がらない場所にいたくない
・常にメールやラインなどの通知を確認してしまう
・相手に送ったメールやLINEの返答が遅いとイライラする
・スマホのバッテリーを常に複数持ち歩く
・目の前の友人に対して、スマホのメッセージで会話を行う
・生活のあらゆる優先度がスマホとなる
そして、スマホ依存症が進むと、使いすぎを注意しても聞き入れない場合も。仕事や交友関係にも強い影響が出るなど、最悪のケースも考えられるんですね。
なぜスマホ依存症になるのか
どうしてスマホ依存症となり、スマホを手放すことに不安を覚えてしまうのでしょうか。
原因はいくつか考えられますが、もっとも有力なのが「ストレス」によるものです。
人間はストレスを感じると、辛い現実から逃れようと別のことに夢中になる傾向が。その時に楽しかった印象が残ったものに、つい依存するようにのめり込んでしまいます。
スマホはスキマ時間にできるゲームも多く、動画や漫画が楽しめるアプリもたくさん。つい時間を忘れているうちに、ストレスからの逃げ口としてスマホが手放せなくなってしまうのです。
スマホ依存症の対策方法
プッシュ通知の設定を変更する
スマホをつい見てしまうのは、プッシュ通知を確認したついでにというパターンではありませんか?プッシュ通知は便利ですが、あまりに頻度が多いとスマホを持つ時間が多くなる原因に。
メール・LINE・着信などの最低限に絞り、不必要なプッシュ通知は設定からオフにしましょう。
アプリを削除する
ちょっとした時間を潰せるゲームや動画、漫画やまとめサイトなどのアプリはとても便利。しかしこれらのアプリは、長時間スマホを使う原因にもなりがちです。
スマホを長く使う原因がこれらのアプリなら、思い切ってアプリを削除してしまう方法も。本当に必要なアプリ以外を削除すれば、電池の持ちも違ってきますよ。
充電は1日1回だけ
スマホ依存症の方が一番不安に思えるのが、スマホの充電が無くなって使えなくなること。それを防止するために、充電用バッテリーを持ち歩く人もよくいます。
しかし充電が早く切れてしまうというのは、それだけスマホを使っているということ。バッテリーに頼るのではなく、1日の終わりに一度だけ充電するような使い方を心がけましょう。
料金プランを変更する
スマホを持つほとんどの方が、料金プランを定額制の使い放題プランにしているかと思います。これは1ヶ月にどれだけ接続しても、一定料金しか掛からないというもの。
この「定額制使い放題」を解除し、使用したデータ量ごとに料金が加算される従量制のプランに変更しましょう。こうすることで自然とスマホを使う時間を減らし、月額料を減らす意識が働きます。
電源を落とす
使わない時はスマホの電源を落とすのも効果的。
スマホは一度電源を落とすと、再起動に少し時間がかかります。使わない時間を増やすことで、スマホを使わなくても大丈夫という意識が生まれます。
ガラケーに変更する
それでも駄目なら、いっそのことスマホを手放しませんか。
仕事上どうしても必要だというのなら、通話とメールができるガラケーに戻す方法もあります。
LINEも一部制限がありますが、ガラケーでも対応しているので大丈夫。ガラケーはスマホよりできないことが多いので、自然と使う時間が減らせますよ。
便利だからこそ
関連記事:歩きスマホが迷惑で危険な理由。どう対策したらいい?
スマホはあるととても便利ですし、友人や知人と気軽に連絡を取れるツールとしても重要なもの。また音楽を聞いたりゲームを楽しんだりと、ちょっとした時間つぶしにもとても役立ちます。
しかし、この便利さが手放しにくい状況をつくり、スマホ依存症に。便利だからこそ使う時間を見なおして、必要な時以外は使わないように心がけたいですね。
スマホを長く適切に使うために、時々は「スマホを使わない」日を設けてみませんか?
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