年9月の第三月曜日の「敬老の日」は、祖父母の健康を願い長寿をお祝いする日。親族で敬老のお祝いを行う事も多いかと思いますが、その時に渡すプレゼントはどうしてますか?

敬老のお祝いの定番品と言えば、見た目もゴージャスなお花ですね。

ところで敬老の日にはこの花!という、定番の花などはあるのでしょうか?

そこで敬老の日にふさわしい、定番のお花やおすすめのお花を6つ紹介します!

敬老に日にあう花の定番は?

竜胆(リンドウ)

竜胆

敬老の日のお花の定番として、まず名前が挙がるのがリンドウです。

リンドウは青や紫の花を咲かせ、ちょうど敬老の日の頃が開花時期。そのため店頭にもよく並び、より良い物を選びやすい特徴があります。

リンドウが長寿のお祝いの花としてふさわしいのには、次の理由があります。

  • 花の色の紫は、古来より高貴な方が身につける色だから。
  • 根の部分に薬効成分があり、そこから花言葉に「病に勝つ」というものがあるから。

また「病に勝つ」以外にも、リンドウには、

  • 「高貴」
  • 「満ちた自信」

という花言葉もあります。

見た目にも美しいリンドウは、様々な角度から見て敬老のお祝いにピッタリですね。

薔薇

薔薇

薔薇の花は見た目にも豪華なため、贈り物としては定番の花となります。特に敬老と言うにはまだ若々しい方や、日頃からオシャレに気を使われる方にピッタリ。

薔薇には様々な色と種類がありますが、特に白い薔薇がおすすめです。

白い薔薇の花言葉には、「心からの尊敬」というものがあります。もらった方の服の色などにも合わせやすいですし、白いバラだけの花束は荘厳な印象にもつながります。

ただし、

  • 蕾の状態だと「少女時代」
  • 小ぶりの花ですと「恋をするには若すぎる」

という花言葉もあります。なるべく大きく開いた薔薇を選ぶと、敬老のお祝いにふさわしくなりますよ。

白以外ですと高貴な色となる紫のバラも、「尊敬」「気品」という花言葉があるためオススメ。花言葉を気にしないのであれば、もらう方の好む色で選んでも良いですね。

胡蝶蘭(コチョウラン)

胡蝶蘭

胡蝶蘭の鉢植えも、定番の贈り物としてよく選ばれます。特に還暦・古希・米寿といった節目のお祝いの席に、胡蝶蘭の花はよく似合います。また香りが薄くて花粉も飛びにくいため、花の匂いが苦手という方にもオススメです。

胡蝶蘭は鉢植えで頂いた場合でも育てやすく、また花も長持ちする特徴がありますね。お世話を行うことで毎日の活力ともなりますし、思い出を振り返る効果もあります。翌年に再び開花すれば、これをきっかけにみんなで集まるのも素敵ですね。

しかも胡蝶蘭の花言葉は、「幸福が飛んでくる」というもの。いつまでも幸せで暮らして欲しいと願う、敬老の贈り物に最適です。

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定番以外にも!敬老の日の贈り物におすすめの花は?

他の方とお花のプレゼントが重なりそうな時は、少し目先を変えたお花を選びませんか?

アマランサス

アマランサスは赤紫の花が咲き、枝垂れ桜のように垂れ下がった様子が印象的。健康に興味のある方でしたら、花よりも雑穀としてご存知かも知れませんね。

そんなアマランサスの花言葉は、「不老不死」というすごいもの。その他にも、「不滅」「粘り強い精神」「心配ご無用」という花言葉もあります。

*雀がついばんでいるのが、アマランサスの花です。

センニチコウ

センニチコウ

あまりお店では見かけない花ですが、センニチコウも敬老のお祝いにオススメ。センイチコウを漢字で書くと「千日紅」となり、花が長く持つといわれています。

花言葉も「不滅」「不朽」といった、敬老にふさわしいもの。色も豊富で特に青紫と朱色が鮮やかなので、お祝いにぴったりです。ただしお店で見つけにくい花ですので、8月ごろからお店の方と相談しましょう。

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千日紅(センニチコウ)の素敵な花言葉。開花時期や名前の由来は?

フリージア

フリージアは春に咲く花のため、敬老の日の9月に生花を探すのは難しいかも知れません。

しかし花言葉が

  • 「尊敬」
  • 「家族愛」
  • 「親愛の情」

と、敬老の日にぴったり。更に紫の花が咲く品種があり、見た目も愛らしいことから贈り物としても人気の品種です。

そこでフリージアを贈る場合は、プリザーブドフラワーとなったものを贈りましょう。

プリザーブドフラワーとは、花を特殊な薬品につけることで水分を抜いて加工する技術。見た目が生花のままなのに、枯れることなくきれいな状態を長くキープ出来ます。長く手元に残しておけるので、記念品としても最適ですね。

*37秒頃より、紫のフリージアが楽しめます。

大好きな花を贈ろう!

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回紹介した定番の花以外にも、敬老の日の贈り物にピッタリで素敵なはたくさん存在します。もし祖父母の好きな花があるのなら、そちらの花を贈ったほうが喜ばれるかもしれませんね。

花言葉に関しても、敬老の日にふさわしくないものも中には存在します。しかしそれが祖父母の好きな花であるのなら、あまり気にせずプレゼントしましょう!

大切なのは祝いたい気持ち。そのためにおじいちゃんおばあちゃんに大好きな花を贈りませんか?