本のお祭りは勇ましいものが多く、また盆踊りなどの行事も賑やかなものが多い印象があります。

しかし富山県富山市で開催される「おわら風の盆」は、静けさに包まれる情緒あるイベント

哀愁ただよう祭り囃子に合わせ、踊り子が無言で踊り続ける様子は他の祭とひと味違います。毎年25万人以上が訪れる、おわら風の盆の内容が気になりませんか?

そんな「おわら風の盆」について、

  • 2018年の日程や開催場所
  • おわら風の盆とは?
  • 見どころ
  • アクセス情報

をまとめました。

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おわら風の盆の2018年の日程は

おわら風の盆は、富山県富山市の八尾(やつお)地域で毎年8月末~9月始め頃にかけてに開催されるお祭り。

「前夜祭」「本祭」に別れます。

富山おわら風の盆

前夜祭の日程

おわら風の盆、前夜祭の開催日時は次のとおりです。

前夜祭開催日程:2018年8月20日(月)~30日(木)

■おわらステージ

  • 開催時間:18:30~19:50
  • 開催場所:富山市・八尾曳山展示館『観光会館』ホール(入場料1500円)
  • ※雨天決行 

    時間 内容
    18:30~19:00 おわら風の盆映像上映
    19:00~19:30 おわら踊り方の解説
    19:30~19:50 おわら踊りの鑑賞

■各町内会での前夜祭

  • 開催時間:20:00~22:00
  • ※降雨時中断

  • 開催場所:
  • 開催日 開催 前夜祭の会場
    8月20日(月) 東新町 若宮八幡社・東新町通り
    8月21日(火) 東町 東町通り
    8月22日(水) 下新町 下新町通り
    8月23日(木) 西新町 西新町通り
    8月24日(金) 今町 今町通り
    8月25日(土) 上新町 上新町通り
    8月26日(日) 福島 ふれあい広場・駅前通り
    8月27日(月) 諏訪町 諏訪町通り
    8月28日(火) 西町 西町通り
    8月29日(水) 鏡町 鏡町通り
    8月30日(木) 天満町 天満町通り

本祭の日程

  • 開催日程:2018年9月1日(土)~9月3日(月)
  • 開催時間:19:00~20:55
  • ※雨天中止・順延なし

  • 開催場所:
  • ※八尾小学校グラウンドの「おわら演舞場」における演舞会では、入場料として、指定席3,600円・自由席2,100円が必要です。

    開催日 出演時間 出演 場所
    9月1日(金) 19:00~19:25 福島 八尾小学校グラウンド(おわら演舞場)
    19:30~19:55 諏訪町
    20:00~20:25 東町
    20:30~20:55 下新町
    15:00~23:00
    (17:00~19:00は休憩)
    11支部の各町内(輪踊り・町流し) 各町内のコース
    9月2日(土) 19:00~19:25 今町 八尾小学校グラウンド(おわら演舞場)
    19:30~19:55 鏡町
    20:00~20:25 上新町
    20:30~20:55 東新町
    15:00~23:00
    (17:00~19:00は休憩)
    11支部の各町内(輪踊り・町流し) 各町内のコース
    9月3日(日) 19:00~19:25 八尾高校郷土芸能部 八尾小学校グラウンド(おわら演舞場)
    19:30~19:55 西町
    20:00~20:25 天満町
    20:30~20:55 西新町
    19:00~23:00 11支部の各町内(輪踊り・町流し) 各町内のコース

    お目当ての町(支部)があれば、おわら演舞場に出演していない時間帯にその町内へ行けば、町流しを見られる可能性が高くなりますよ。

    おわら風の盆とは

    200年以上の歴史

    おわら風の盆

    富山・おわら風の盆については、はっきりとした文献が残っていないのですが、その起源は200年ほど前の江戸時代までさかのぼります

    いくつかある起源の内もっとも有力なのが、「三日三夜、無礼講で踊り明かしたお祭り」というもの。

    当時の加賀藩から頂いた機密文書が町外に流出したのですが、それを取り戻せたお祝いだったと言われています。

    祭は春先に行われたのですが、これをきっかけにお盆にも踊る風習が。いつしかこれが「収穫前に風神様を鎮めるお祭り(風の盆)」と変化し、現在の祭となったのです。

    ちなみに「おわら風の盆」の「おわら」は、おおわらい(大笑い)が変化したという説が有力。また最初の無礼講の始まった場所が小原町で、それが訛っておわらになったという説もあります。

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    おわら風の盆の見どころ

    哀愁漂う静寂の踊り

    おわら風の盆といえば、越中おわら節に乗せて踊る「おわら踊り」が最大の目玉。

    越中おわら節は三味線や胡弓(こきゅう)の音色にあわせて歌われる、どこか哀愁漂う独特の民謡です。この民謡に合わせて、無言で踊り続けるのがおわら風の盆の特徴。

    独特の音色と静寂が相まって、まるで芸術のような世界が繰り広げられます。

    □4K 越中八尾 おわら風の盆 鏡町 – あいの風

    *これだけの観客がいながら、おわら節の音色だけが響いているがわかりますか?

    ちなみに雨天中止となる理由は、おわら節に欠かせない三味線や胡弓が湿気に弱いため。楽器を守るための措置ですので、開催期間中は晴れることを祈りましょう。

    終わりを惜しんで

    おわら風の盆の開催期間は、公式では9月3日の23時までとなっています。

    しかし例年最終日の23時を過ぎても、明け方近くまで各町内で踊り続けることが。祭りの終わりを惜しむようなおわら踊りは、見ているこちらも切なくなってしまうほどです。

    帰りの交通手段の都合がつくのであれば、明け方まで見学してみませんか?

    □おわら風の盆 3日目深夜の西町公民館前 9/3

    *公式には祭りが終わったあとですが、これだけの人が集まります。

    前夜祭も要注目!

    本祭に先立って10日間の日程で行われる前夜祭でも、本祭同様に踊りを楽しむことができます。

    さらに、おわら踊りの解説が行われたり、過去の映像を上映するなどのイベントも。本祭は雨天中止となりますが、前夜祭の「おわらステージ」だけは雨天でも開催されます

    もし本祭の天候が怪しい場合は、前夜祭が狙い目ですよ!

    アクセス

    おわら風の盆は、本祭だけでも毎年25万人以上が訪れる大人気の祭です。

    また会場周辺で大規模な交通規制も行われるため、公共交通機関の利用を強くおすすめします。

    公共交通機関でのアクセス

    東京方面から行く場合、東京駅より北陸新幹線の利用が便利です。

    富山駅からは富山本線に乗り換え、越中八尾駅で下車すると徒歩40分ほどでおわら演舞場の会場となる八尾小学校に到着します。

    まっすぐ向かうとそれなりの時間がかかりますが、この間には演舞が見られる各町内が。各町内を巡る楽しみもあるので、距離ほど長くは感じませんよ。

    富山のおわら風の盆

    感動的なお祭!

    おわら風の盆は他では見られない、独特の世界が広がるお祭りです。その様子は芸術的であり、秋風を思わせる優雅さで見る人を感動へ誘います。

    毎年大勢の観光客であふれる祭りでもあるため、譲り合ってマナーよく見学したいですね。またカバンは肌身離さず持つようにして、盗難防止に務めましょう。

    一度見ると再び訪れたくなるおわら風の盆を、ぜひ一度体験してはいかがですか?