本のお祭りは勇ましいものが多く、また盆踊りなどの夏の行事も賑やかなものが多い印象があります。しかし富山市八尾町で開催される「おわら風の盆」は、静けさに包まれる情緒あるイベント

哀愁ただよう祭り囃子に合わせ、踊り子が無言で踊り続ける様子は他の祭とひと味違います。毎年25万人以上が訪れる、おわら風の盆の内容が気になりませんか?

そんな「おわら風の盆」

  • 2019年の日程・スケジュール・開催場所
  • おわら風の盆の歴史
  • 見どころ
  • アクセス情報

について紹介していきます。

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おわら風の盆の2019年の日程とスケジュール

越中八尾おわら風の盆は、富山県富山市の八尾(やつお)地域で毎年8月末~9月始め頃にかけて開催されるお祭り。

「前夜祭」「本祭」に別れます。

富山おわら風の盆

前夜祭の日程

おわら風の盆、前夜祭の開催日時は次のとおりです。

前夜祭開催日程:2019年8月20日(火)~30日(金)

■おわらステージ

  • 開催時間:18:30~19:50
  • 開催場所:富山市・八尾曳山展示館『観光会館』ホール
  • ※雨天決行 

    時間 内容
    18:30~19:00 おわら風の盆映像上映
    19:00~19:30 おわら踊り方の解説
    19:30~19:50 おわら踊りの鑑賞

入場料は、自由席1500円です。

チケットは、ローソンチケットチケットぴあで、7月15日10時より一般発売されます。

■各町内会での前夜祭

  • 開催時間:20:00~22:00
  • ※降雨時中断

  • 開催場所:
  • 開催日 開催 前夜祭の会場
    8/20(火) 天満町 天満町通り
    8/21(水) 東新町 若宮八幡社・東新町通り
    8/22(木) 東町 東町通り
    8/23(金) 下新町 下新町通り
    8/24(土) 西新町 西新町通り
    8/25(日) 今町 今町通り
    8/26(月) 上新町 上新町通り
    8/27(火) 福島 ふれあい広場・駅前通り
    8/28(水) 諏訪町 諏訪町通り
    8/29(木) 西町 西町通り
    8/30(金) 鏡町 鏡町通り

本祭の日程

  • 開催日程:2019年9月1日(日)~3日(火)
  • 開催時間:19:00~20:55
  • ※雨天中止・順延なし

  • 開催場所:
  • 開催日 出演時間 出演 場所
    9/1(日) 19:00~19:25 上新町 八尾小学校グラウンド(おわら演舞場)
    19:30~19:55 東新町
    20:00~20:25 西町
    20:30~20:55 天満町
    15:00~23:00
    (17:00~19:00は休憩)
    11支部の各町内(輪踊り・町流し) 各町内のコース
    9/2(月) 19:00~19:25 下新町 八尾小学校グラウンド(おわら演舞場)
    19:30~19:55 東町
    20:00~20:25 西新町
    20:30~20:55 諏訪町
    15:00~23:00
    (17:00~19:00は休憩)
    11支部の各町内(輪踊り・町流し) 各町内のコース
    9月3日(火) 19:00~19:25 八尾高校郷土芸能部 八尾小学校グラウンド(おわら演舞場)
    19:30~19:55 福島
    20:00~20:25 今町
    20:30~20:55 鏡町
    19:00~23:00 11支部の各町内(輪踊り・町流し) 各町内のコース

    ※八尾小学校グラウンドの「おわら演舞場」における演舞会では、入場料として、指定席3,600円・自由席2,100円が必要です。

    チケットは、ローソンチケットチケットぴあで、8月1日10時より一般発売されます。

    お目当ての町(支部)があれば、おわら演舞場に出演していない時間帯にその町内へ行けば、町流しを見られる可能性が高くなりますよ。

    おわら風の盆の歴史

    200年以上の歴史が!

    おわら風の盆

    富山・おわら風の盆については、はっきりとした文献が残っていないのですが、その起源は200年ほど前の江戸時代までさかのぼります

    その中でも起源として最も有力なのが、「三日三夜、無礼講で踊り明かしたお祭り」というもの。当時の加賀藩から頂いた「町建御墨付文書」という機密文書が町外に流出してしまったんですが、町の衆が取り戻したため、そのお祝いだったと言われています。

    祭は春先に行われたのですが、やがてお盆にも踊る風習ができました。そして「収穫前に風神様を鎮めるお祭り(風の盆)」と変化し、現在の祭へとつながっていったんですね。

    ちなみに「おわら風の盆」の「おわら」は、おおわらい(大笑い)が変化したという説が有力です。あるいは最初の無礼講の始まった場所が小原町で、それが訛っておわらになったという説もあります。

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    おわら風の盆の見どころ

    哀愁漂う静寂の踊り

    おわら風の盆といえば、越中おわら節に乗せて踊る「おわら踊り」が最大の目玉。

    越中おわら節は三味線や胡弓(こきゅう)の音色にあわせて歌われる、どこか哀愁漂う独特の民謡です。この民謡に合わせて、無言で踊り続けるのがおわら風の盆の特徴。

    独特の音色と静寂が相まって、まるで芸術のような世界が繰り広げられます。

    □4K 越中八尾 おわら風の盆 鏡町 – あいの風

    *これだけの観客がいながら、おわら節の音色だけが響いているがわかりますか?

    ちなみに雨天中止となる理由は、おわら節に欠かせない三味線や胡弓が湿気に弱いため。楽器を守るための措置ですので、開催期間中は晴れることを祈りましょう。

    終わりを惜しんで

    おわら風の盆の開催期間は、公式では9月3日の23時までとなっています。

    しかし例年最終日の23時を過ぎても、明け方近くまで各町内で踊り続けることがあります。祭りの終わりを惜しむようなおわら踊りは、見ているこちらも切なくなってしまうほどです。

    帰りの交通手段の都合がつくのであれば、明け方まで見学してみませんか?

    □おわら風の盆 3日目深夜の西町公民館前 9/3

    *公式には祭りが終わったあとですが、これだけの人が集まります。

    前夜祭も要注目!

    本祭に先立って10日間の日程で行われる前夜祭でも、本祭同様に踊りを楽しむことができます。

    さらに、おわら踊りの解説があったり、過去の映像を上映するなどのイベントも行われます。本祭は雨天中止となりますが、前夜祭の「おわらステージ」だけは雨天でも開催されます

    もし本祭の天候が怪しい場合は、前夜祭も狙い目ですよ!

    アクセス

    公共交通機関でのアクセス

    東京方面から行く場合、東京駅より北陸新幹線の利用が便利です。

    富山駅からは富山本線に乗り換え、越中八尾駅で下車すると徒歩40分ほどでおわら演舞場の会場となる八尾小学校に到着します。

    まっすぐ向かうとそれなりの時間がかかりますが、歩く間に、各町内で演舞が見られます。各町内を巡る楽しみもあるので、距離ほど長くは感じませんよ。

    車での行き方と駐車場

    車で行かれる場合ですが、北陸自動車道の富山IC、あるいは富山西ICから、それぞれ南へ25分ほどで八尾小学校付近に到着します。

    駐車場は次の場所が用意されています。

    祭り 期間 駐車場の場所 料金
    前夜祭 8/20~8/30 町民ひろば(緑) 1000円
    本祭 9/1~9/3 富山市八尾スポーツアリーナ駐車場(青) 1000円
    八尾ゆめの森テニスコート駐車場(赤) 1000円

    9/1~9/3のおわら風の盆「本祭」では、駐車場から会場付近までシャトルバスも運行されます。

    ▼シャトルバス運行

    方向 日にち 運行時間
    行き 9/1
    9/2
    15:00~21:00
    9/3 17:00~21:00
    帰り 9/1
    9/2
    9/3
    ~23:00で運行終了

    *シャトルバスの料金は、協力金として一人500円です。

    おわら風の盆は、本祭だけでも毎年25万人以上が訪れる大人気の祭ですし、会場周辺では、

    • 9月1日、2日は15:00~翌日1:00
    • 9月3日は18:00~翌日1:00

    にかけて、大規模な交通規制も行われます。できるだけ公共交通機関を利用するようにしましょう。

    富山のおわら風の盆

    感動的なお祭!

    「越中八尾おわら風の盆」は他では見られない、独特の世界が広がるお祭りです。その様子は芸術的であり、秋風を思わせる優雅さで見る人を感動へ誘います。

    毎年大勢の観光客であふれる祭りでもあるため、譲り合ってマナーよく見学したいですね。またカバンは肌身離さず持つようにして、盗難防止に務めましょう。

    一度見ると再び訪れたくなるおわら風の盆を、ぜひ一度体験してはいかがですか?