焼肉屋では美味しいお肉の他にも、サイドメニューに冷麺も楽しめますね。
特に冷麺は麺の弾力と喉ごしの良さで、シメの一品に欠かせないという人も多いのでは。
一般に冷麺と言われると連想するのが、盛岡冷麺と韓国冷麺ですが、気になるのはカロリーの事。
焼肉のシメに食べたり、夏にたくさん食べても大丈夫なカロリーなのでしょうか?
美味しい盛岡冷麺・韓国冷麺、それぞれのカロリーや違い、そして韓国冷麺のおすすめのレシピもご紹介します。
冷麺のカロリーはどれぐらい?
カロリーは意外と…
冷麺は朝鮮半島発祥の、冷たいスープで頂く麺料理の事。
日本で冷麺と言えば、「盛岡冷麺」や「別府冷麺」などがありますが、ルーツは同じ朝鮮半島。戦後に日本に冷麺のレシピが持ち込まれ、各地で味に工夫を重ねてご当地料理となっています。
なお、関西では「冷やし中華」の事も冷麺と言いますが、こちらは朝鮮半島がルーツではなく、日本生まれの別料理となります。
そして、日本の冷麺の中でも特に有名なのが盛岡冷麺。そのカロリーはと言うと意外と高めなんですね。
メーカーやお店によって違いはありますが、1人前の麺だけで400Kcal近くに。さらに牛を煮込んだスープや牛肉も添えられるため、具も合わせると500Kcal以上となります。
でんぷんが使われている
盛岡冷麺のカロリーが高めなのは、麺の材料にジャガイモのでんぷんが使われているから。更にカロリー以上に糖質が高めとなり、食べ過ぎに注意が必要な料理となっています。
しかし盛岡冷麺の特徴ともいえる、強い弾力と白い麺はでんぷんが欠かせません。シメとして食べる場合、その前の焼肉を控えめにするほうが良いですね。
ちなみに別府冷麺も、麺の材料は小麦粉やでんぷんが使われています。具材も同じく牛肉ベースのスープとなるため、盛岡冷麺と同様に食べ過ぎには注意が必要です。
韓国冷麺のカロリーは?
灰色の麺
盛岡冷麺などのベースとなった韓国冷麺も、牛から取ったスープが使われます。
しかし麺はやや灰色がかっていて、日本の麺より少し細めです。これは麺の材料にそば粉が使われているため。独特の色はそば粉の色なんですね。
ちなみに、盛岡冷麺など日本の冷麺にはそば粉は使われないものですが、中にはそば粉が使われていることもあります。そのため、そばアレルギーのある方は、外出時には冷麺自体を食べないようにした方がいいですね。
韓国冷麺のカロリーは
韓国冷麺のカロリーですが、麺で400Kcal前後、スープや具を合わせても500Kcalぐらいです。
やはり日本の冷麺とカロリーは同じくらいになります。麺の違いはあるものの、具材やスープにほとんど違いがないからですね。
そばの効能が
しかし、韓国冷麺には「そば粉」が使われているので、全体的なカロリーは少しだけ控えめになります。
さらにそば粉には、小麦粉の3倍のビタミンB群が含まれています。ビタミンB群には、新陳代謝を高めてイライラを抑えてくれる効果が。しかもそば粉には、ルチンという血液をサラサラにする成分もあります。
そのため、韓国冷麺はカロリー以上に体にうれしい効能があり、健康的なメニューと言えますね。
オススメの冷麺レシピ
辛くない冷麺
冷麺と言えばキムチを添えた、辛味のあるスープをイメージするかも知れません。そのため辛いものが苦手な方は、冷麺を敬遠しがちです。
しかし韓国冷麺には二種類の味があるんですね。
- 辛味があまりない「ムルレンミョン(水冷麺)」
- 辛味のある「ビビンネンミョン(ビビン冷麺)」
の2つです。
このうち日本では辛い方の「ビビンネンミョン」が主流となっています。
ですが、辛い冷麺が苦手な方も多いでしょう。そのため、ここでは辛くない冷麺の作り方を紹介します。
□材料(2人前)
- 冷麺 2人分
- キュウリ 1本
- トマト 1/2~1個
- チャーシュー 2枚~4枚
- 卵 1個
- スイカ 2切れ(お好みで)
- ★鶏ガラスープの素 小さじ2
- ★水 400cc
- ★しょうゆ 小さじ2
- ★酢 小さじ1~2
- ★砂糖 小さじ1/2弱
- 「★」の材料をよく混ぜ、冷蔵庫で冷やしておきます。
- 卵はゆで卵にするか、薄く焼いてから千切りにする「錦糸卵」を作ります。
- 冷麺は袋の表示通りに茹でて、冷やしておきます。
- キュウリは千切りに、トマトはくし切りにします。
- 器に麺と具を盛り、冷やした1を掛けて出来上がり。
お酢と砂糖の量は、味を見て好みの味に調整しましょう。
また、しょうゆを大さじ1にして、コチュジャン小さじ1を加えると、ピリ辛スープの冷麺に。辛いのが好みでしたら、さらにキムチを添えると更に美味しくいただけますよ。
冷麺は美味しいけれどほどほどに
弾力性があって喉ごしの良い冷麺は、冷たいこともあって夏に美味しいメニューです。
つるんと食べられてしまいますが、盛岡冷麺も韓国冷麺もそこそこカロリーがあるので食べ過ぎには要注意。酒の席のシメに食べない・付け合せの野菜を増やすなど、少し意識して頂きましょう。
さらに気になるなら食べた後に意識して体を動かせば、体もすっきりしますし健康的ですね。
夏には美味しい冷麺ですが、食べ過ぎずほどほどを心がけましょう。
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