夏になると食べたくなるのが、冷たくて甘いアイスクリーム。
しかしアイスはカロリーが高いイメージがあり、食べ過ぎはちょっと気になります。
ところがアイスクリームは、実はダイエット時にこそ食べたいスイーツ。食べるタイミングと量を把握すれば、ダイエットの強い味方になってくれるんですよ。
アイスクリームのダイエット時における効果と、上手な選び方や食べ方を紹介します!
アイスクリームはダイエットに良い?
適切な脂肪がきちんと取れる
ダイエットをするとき、どうしても油を控えてしまいがち。しかし油を控えすぎると、体は少しでも油分を補おうと食べ物を一生懸命吸収することに。結果的に脂肪分が溜め込みやすい体となってしまい、脂肪が燃えにくい体となってしまいます。
ダイエット時には、1日に55gの脂肪分を摂取するのが理想とされています。
しかし食事で55g分の脂肪分を取るのは意外と面倒で、カロリーオーバーになってしまうことも。
そこでアイスクリームを食べることで、上手に適切な脂肪分を摂取が可能となります。
冷たいからこそ体が燃える!
ダイエットでは脂肪を燃やしやすくするために、体を温める必要があります。なのでアイスを食べたら冷えてしまうので、逆効果だと思っていませんか?。
確かに体は冷えますが、冷えた後は元の温かい状態に戻そうと代謝が活発に。代謝が活発になると体についた脂肪も燃えるため、自然と燃えやすい体質へと変わっていきます。
そのためにアイスクリームを適度に食べるのは、代謝を上げるためには効果的なんですよ。
牛乳の栄養がぎゅっと!
アイスクリームの主原料は牛乳ですが、牛乳にはダイエットに嬉しい栄養がたっぷり詰まっています。
例えば、骨や爪・髪の毛を作るのに欠かせないカルシウムは、ダイエット中には不足しがちな栄養素。食べ物を我慢するイライラも、カルシウムを補うことで解消することが可能です。
また食事の量を減らすとどうしても不足しがちな、ビタミンAやビタミンB群も牛乳で補えます。
そんな牛乳を主原料としたアイスクリームは、栄養面ではダイエットに最適なスイーツ。
確かにカロリーはありますが、そのカロリーは乳脂肪分がメイン。乳脂肪分は脂肪として溜まるより先にエネルギーとして使われるので、ダイエット向きなんですよ。
アイスクリームの選び方
「アイスクリーム」を選ぼう
ダイエット用にアイスを選ぶ時は、「アイスクリーム」を選びましょう。
実は市販のアイスクリームは、いくつかの種類にわけられます。
その基準は、乳固形分と乳脂肪分の含有量。
「アイスクリーム」と言われるものは、乳固形分15.0%以上、うち乳脂肪分8.0%以上のものだけです。「アイスミルク」や「ラクトアイス」は乳脂肪分が低く、商品によっては植物油脂が混ざっていることが。
ですから良質な脂肪分を摂取するためには、「アイスクリーム」を選ぶことが大切です。
関連記事:アイスクリーム/アイスミルク/ラクトアイスの違い。食べるならどれ?
味はバニラ一択!
アイスクリームには、チョコ・イチゴ・ミントなどの様々な味があります。
ですがダイエット用に食べるのは、混ざりっけのないバニラアイス一択。
というのもバニラの香りには、血糖値を上昇させて満腹感を覚える効果が。なのでバニアアイスを少量食べるだけで、お腹が満足してくれるんですよ。
ダイエットに効果的なアイスクリームの食べ方
朝食代わりに
ダイエット用にアイスを食べる方法ですが、朝食をアイスに置き換える方法があります。
食べる量は80mlから120mlまで。ハーゲンダッツのミニカップが110mlなので参考になりますね。
食後には温かいハーブティーを飲めば、冷えすぎも予防できます。
間食をアイスにする
食事は通常どおり食べて、間食をアイスだけにする方法もあります。
この場合も一回に食べるのは80ml~120mlだけ。しかも1日に1回だけ。
美味しいからと何回も食べると、このダイエットの意味がなくなってしまいます。
アフォガードで温かく冷たく!
特に朝食にアイスを食べる場合、その冷たさでどうしても食べられない日もありますよね。
そんな時は濃い目に入れたブラックコーヒーを上からかけて、「アフォガード」にしましょう。
□アフォガートの作り方
*本来は熱々のエスプレッソコーヒーをかけますが、濃い目のブラックコーヒーでもOK!
コーヒーに含まれるカフェインは、少量でしたら体の脂肪を燃やす効果が。また利尿作用もあるので、むくみがちな朝にはコーヒーは効果的です。
食べ過ぎには要注意!
ダイエット中は甘いものを控えたいですが、どうしても我慢できない時はアイスがオススメ。
甘くて美味しくてダイエットの手助けになるのなら、活用しないのはもったいないですよね。
ただし当たり前ですが、アイスクリームが美味しいからと言って、ついつい食べ過ぎては逆効果。そしてアイスだけ食べても栄養のバランスがとれないので、他の食事もしっかり食べましょう。
食べて運動して、健康的にダイエットする手助けに、上手にアイスを活用しましょう!
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