夏に食べる機会の増えるそうめんは、冷っとして美味しいのですが、毎日食べ続けるとさすがに飽きてしまいます。
そんな時に簡単に作れて、飽きのこないそうめんレシピを覚えておくと便利だと思いませんか?
またよその家にお呼ばれした時に、夏はそうめんがメニューとして出される事があるでしょう。そんな時に相手に失礼にならないよう、そうめんをいただくマナーはあるのでしょうか?
そうめんの美味しい食べ方と、食べる際に気をつけたいマナーについて紹介します。
そうめんの美味しい食べ方
基本のゆで方をマスターしよう

「うちのそうめんはあまり美味しくない」と思っている方は、茹で方を見なおしてみましょう。
そうめんは茹で方をマスターすると、麺のコシが強くなってもっと美味しくなりますよ。
□用意するもの
- そうめん …人数分
- 水 …そうめん1束(50g)につき500ml
- そうめんの長さより大きくて深い鍋
- ザルとボウル
- 氷水
□茹で方
- 大きめの鍋に水を沸かす間に、そうめんの束をほどいておきます。
- 水が沸騰したら、そうめんを広げるようにして入れます。
- 再び沸騰するまで強火で茹でます。
- 沸騰したら、ふきこぼれない程度の火加減にして、袋などに書かれた茹で時間通りに茹でます。
- 茹で上がったら、お湯ごとザルにあげてお湯を切り、流水で粗熱を取ります。
- 粗熱が取れたら氷水を入れ、流水を足しながら1分ほどもみ洗いをして完成。
ポイントは、茹で上がったらすぐに冷やす事と、もみ洗いをすること。
すぐに冷やす事でコシが生まれ、もみ洗いをすることで表面の滑りが取れて美味しくなります。充分に冷えたら新しい氷水を入れた器に、そうめんを泳がせて出すと暑い夏にぴったりですね。
□製麺所が教える家庭でのそうめんのおいしい茹で方
https://youtu.be/uIHCXupNz8A
*タイマーを利用すると、茹ですぎが防げます。
つけダレを変えて
そうめんを美味しく茹で上げても、毎回同じつけダレだと飽きてしまうことも。そんな時はタレに工夫すると、いつまでも美味しくいただけます。
- めんつゆではなく、冷しゃぶ用のごまだれを少量つけて食べる。
- めんつゆに少量のごま油を加えて、中華風つけダレにする。
- めんつゆに豆板醤やラー油を加えて、ピリ辛味にする。
- ポン酢+叩いた梅干しを入れて、酸味を聞かせたさっぱりタレで。
- めんつゆ+納豆+おくらで、ネバネバだれで。
- カット野菜と一緒に盛りつけて、ドレッシングを掛けてサラダ感覚で。
調味料を加える時は、めんつゆの濃度をやや薄めにするとしょっぱくなりすぎません。
「にゅうめん」」を知ってますか?
夏に熱いメニューは遠慮したいですが、そうめんが余ったら「にゅうめん」にしませんか?
にゅうめんはそうめんに温かいつゆをあわせたもので、うどんやそばのように頂くものです。
作り方も意外と簡単です。
□にゅうめんの作り方
- そうめんを茹でて、冷水で洗って引き締めます。
- 茹でている間に、別の鍋にかけうどん用の濃度にしためんつゆを加熱します。
- 温まったつゆに茹で上がったそうめんとお好みの具材を入れ、1分ほど煮て完成。
- 具材は饂飩と同じく、豚バラ・ネギ・油揚げ・揚げ玉・卵などがおすすめ。
夏でも体を暖めたい時や、胃腸の調子が悪い時に食べるとホッとする味ですよ。
そうめんを食べる時のマナー
一口で食べきれる量を
そうめんを食べる時に気をつけたいのが、麺を一度にたくさん取り過ぎないこと。
食べるときも一口で食べられる量にして、途中で噛みきらないようにします。めんつゆにそうめんがいつまでも入ったままというのも、食べ方が汚く見えてしまいます。
少量づつ取ってその都度食べきり、また新しい麺を取るようにしましょう。

音は立てて大丈夫?
諸外国では麺を食べる時に、音を立ててすするのはマナー違反と言われます。
しかし日本では麺類を食べる時に、すする音を立ててもマナー違反になりません。
わざと音を立ててすするのはどうかと思いますが、普通に音が出る分には大丈夫。そうめんも麺類ですので、軽く麺をすすって頂きましょう。
お客様に出す時は
氷水張った器に入れたそうめんは、お客様にお出しするには少々問題が。時間が経つと麺が水分を吸ってしまい、麺が伸びて味が落ちてしまいます。
なので一口分ずつ丸くまとめてお出しすると、お客様が食べやすくなります。
□そうめんの茹で方 そうめんの作り方
*1分10秒から、そうめんを一口分にまとめる方法が紹介されています。
幅広くいただけるそうめん
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そうめんは冷たくして、めんつゆで食べるイメージが強いメニュー。しかし、麺の味があっさりしているため、どんな味にも意外と合うんですよ。
今回紹介した食べ方以外にも、パスタソースと合わせたりカレーをかける「ズボラ飯」も。暖かくしたにゅうめんも美味しいので、冬でもそうめんは活躍できますね。
食べる時は欲張りすぎず、ほどほどにすすって美味しくそうめんを食べましょう!
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