然豊かな日本列島は、時として思わぬ災害に見舞われることがあります。そんな「万が一」の時のために、防災用品の準備はしておきたいですね。

特に食べ物は私達の命に関わるものですので、日頃から意識しておきたいもの。しかし万が一に備えるといっても、どのようなものをどれだけ用意すれば良いのでしょうか。

非常食を用意する際に押さえたいポイントと、入れておきたいおすすめ非常食を紹介します。

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用意しておく非常食のポイント

最低3日分

災害でライフラインが寸断されてしまった場合、復旧までにどれほどの日数がかかるのでしょうか?

災害の規模や地域にもよりますが、水道・電気などは3日ほどで復旧のめどが立ちます。また交通網が寸断された場合も、復旧には最低3日ほどかかると言われています。

そのため非常食は最低でも3日分、余裕をもたせるのであれば1週間分を用意しましょう。

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用意する量

1日分の食料ですが、
「主食3+おかず3~6+汁物3+水2L」
は最低限必要。

ですから3日分備蓄するとして、一人あたり次の量を用意しましょう。

・主食となるもの      9個
・おかずになる缶詰類    9個~18個
・フリーズドライ(味噌汁等) 9個
・水            2Lペットボトルで3~5本

この中で一番重要なのが。他も大切ですがきれいな水は命綱だと考えて下さい。また家族構成によってはおかずを増やすなど、状況に合わせて備蓄したほうが安心でしょう。

賞味期限は半年ぐらいのものを

非常食は万が一の時に食べられないと、全く意味をもちません。そのため長期保存が可能な缶詰フリーズドライなどを準備します。

しかし数年単位で保存が可能な食品は、その分価格が高め。なので米・パンなどの「最優先したい食料」を、年単位で保存可能なものにしましょう。

おかずなどの缶詰は、普段から口にしている賞味期限半年程度のもので充分です。その上で一ヶ月に1度は賞味期限を確認し、新しいものと交換しましょう。

普段から食べている缶詰なら食べ慣れていますし、いつもの調理にも役立ちますよ。

「すぐそのまま食べられる」ものを

非常食の中には、加熱して食べるものや水が必要なものもあります。特に暖かい食料は心が安らぎますが、緊急時に加熱出来ず水も節約したい場面も考えられます。

そういったときのために、開けたらすぐ食べられるものは大切です。

例えば缶詰の場合、缶切り不要タイプを用意する。レトルトも冷たくても美味しい味付けを選び、どんな時でも食べられる物を選びましょう。

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備えておきたいおすすめの非常食

おかゆ

非常食で主食となるものに、缶詰のパン・水を入れて食べるアルファ米などがあります。それらも美味しくぜひ入れておきたいものですが、ここにレトルトのおかゆを加えましょう。

おかゆは冷めたままだと少々味に難がありますが、そこは鮭や梅などの具入りのものでカバー。他の主食と比較すると水分をたっぷり含むため、水を節約したい状況のご飯に役立ちます。

また非常時は胃腸の調子も崩れやすく、固形物を受け付けられないことも。そんな時にもおかゆなら、優しくしっかり栄養を取ることが可能です

野菜ジュース

非常食はどうしても、肉・魚が中心となりがち。野菜の缶詰は種類がほとんど無く、フリーズドライタイプも水を使うためやや不便です。

そこで水分補給もできてビタミン補給もできる、缶の野菜ジュースを入れておきましょう。

野菜ジュースは賞味期限が1年以上のものが多く、不足しがちな食物繊維も補給可能。野菜ミックスジュースですと甘みも強く、ジュース感覚で飲めるので子供にも嬉しいですね。

ツナ缶

マヨネーズと混ぜて食べると美味しいツナ缶は、そのままだとやや油分の多い缶詰。

しかしこの油分が、緊急時の明かりとして活躍します。

ツナ缶を少しだけ開け、そこにティッシュでつくった「こより」やしっかりした糸を刺します。ヒモに油が染みこんだら、ろうそくのように火を灯すとおよそ2時間分の明かりに。

もちろん使った後のツナは食べられますので、ツナ缶を準備すると便利ですよ。

□ツナ缶(シーチキン)ランプの作り方

*缶に穴が開けられるなら、そのほうがより安全に灯りとして使えます。

ミニようかん

非常食はその性質上、しょっぱい味付けがメインとなりがち。

そこで甘い非常食として、ミニようかんをおすすめします。

ようかんは賞味期限が1年近くと長く、個別包装されているので手が汚れていても食べられます。一個(50g)で167kcalと食事代わりになるカロリーもあり、しかも腹持ち抜群。

糖分を摂取すると脳が元気になるため、落ち込みがちな災害時にようかんを活用しましょう。

時々チェックして入れ替えを

災害時に食べる非常食は、その時になって食べることが出来ないと意味がありません。一度用意したらそれで終わりではなく、定期的に賞味期限や状態を確認しましょう。

どこに収納したか確認もできますし、いざという時に足りない…なんてことも防げます。期限が迫ったものは食べてみて、口に合わなければ別の非常食に変更…なんてことも。

緊急時に食べるものだからこそ、しっかり美味しいものを備えたいですね。