園祭と言えば京都の祇園祭が有名ですが、実は全国各地で祇園祭は行われていることをご存知ですか?

その中でも埼玉県熊谷市で開催される「熊谷うちわ祭」は、関東一の祇園とも言われるほど。静かなイメージのある京都の祇園と比べ、熊谷うちわ祭はとても賑やか!

しかし祇園祭の一種なのに、なぜ「うちわ祭」なのでしょうか。その点も気になりますね。

そんな気になる熊谷うちわ祭について、

  • 熊谷うちわ祭2018年の日程や場所
  • 熊谷うちわ祭とは?
  • 熊谷うちわ祭りの見どころ
  • アクセスや交通規制情報

についてまとめてみました。

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熊谷うちわ祭の2018年の日程・場所

祇園祭の太鼓

谷うちわ祭は、埼玉県熊谷市の愛宕八坂神社で開催される例大祭を中心としたお祭り。毎年7月19日から7月22日の深夜まで開催されています。

ただし初日の7月19日は愛宕八坂神社で非公開の儀式が。そのため一般の方が楽しめるのは、7月20日から22日までの3日間となります。

  • 開催日程:2018年7月20日(金)~22日(日)
  • 開催場所:八坂愛宕神社(熊谷市鎌倉町44)、周辺市街地

熊谷うちわ祭は、八坂愛宕神社(上記地図の緑印)で行われるお祭りですが、他の場所でもイベント見物に最適のポイントがあります。

  • お祭り広場(赤印)
  • 市役所通りと星川通りのが交わる場所に、毎年設置されます。ここが一番賑やかな場所となるため、ぜひ押さえておきましょう。

  • 熊谷駅北口(正面口)&東口(ティアラ口)の各ロータリー(青印)
  • 7月20日のイベントは、ここがメイン会場となります。

  • 熊谷市街地の国道17号線(紫の線)
  • 7月21日・22日に山車が練り歩き、歩行者天国となります

また、祭りの主なスケジュールは次の通りです。

日にち 時間 イベント 場所
7月19日(木) 21:00~ 遷霊祭(非公開) 愛宕八坂神社
7月20日(金) 06:00~ 渡御祭 愛宕八坂神社~市街地一円
19:00~ 初叩き合い JR熊谷駅北口
7月21日(土) 13:00~16:00 巡行祭 国道17号
18:00~ 巡行叩き合い 国道17号周辺
7月22日(日) 09:00~ 行宮祭 御仮屋(行宮)
20:00~ 曳合せ叩合い お祭り広場
21:00~ 年番送り お祭り広場
23:30~ 還御祭 御仮屋~本宮

熊谷うちわ祭の歴史

復活した祭り

江戸時代中期までは、熊谷宿にある神社がバラバラにお祭りを行なっていました。それを1750年に役人に願い出て、合同で夏祭りを開催することになりました。

当時の夏祭りは神輿祭でしたが、肝心の神輿が火事で消失。そのため一時衰退したのですが、1830年に神輿を新調したことで祭が復活。これが現在の「うちわ祭」へと、発展していきました。

熊谷祇園祭

うちわ祭の名称は

祭が復活した当時、厄除けの意味を込めてお赤飯を振るまうのが名物となっていました。

しかし振るまいを担当していた商家にとって、赤飯は手間と費用がかかる面倒なもの。そこである料亭が赤飯の代わりに、お店の屋号入りのうちわを配り始め人気を集めました。

それを他の商家も真似をし、「3銭の買い物をしたら5銭のうちわをプレゼント」といったキャンペーン開始。

これが「買い物は熊谷うちわ祭の日に」という宣伝となって、祭の名称も変わるきっかけとなりました。

ちなみに現在も熊谷うちわ祭では、使いやすいうちわが配られています。

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熊谷うちわ祭の内容と見どころ

初叩き合い

祭り初日(7月19日)に非公開の儀式(遷霊祭)を経て、7月20日19時には神輿や山車が駅前ロータリーに集結。そこで「叩き合い」と呼ばれる、お囃子合戦を始めます。

7月20日の叩き合いは「初叩き合い」と呼ばれ、賑やかに盛り上がります。

*音が大きくびっくりするかも知れませんので、音量を下げてご覧ください。

巡行祭と巡行叩き合い

7月21日の日中(13時~16時)は、国道17号線を中心に山車が巡行し叩き合いを各地で行います(巡行祭)。

そして夕方6時頃になると、国道17号線と国道407号線が交わる八木橋百貨店前(鎌倉町交差点)に山車が集結。扇形になって再び叩き合いが始まり、夜の祭りを盛り上げます(巡行叩き合い)。

*こちらは比較的ゆったりと、叩き合いが響きます。

曳合せ叩き合い(ひっかわせたたきあい)

7月22日夕方8時頃より、市内各所より山車がお祭り広場に集結。

熊谷うちわ祭でもっとも盛り上がる、曳合せ叩き合いが始まります。

最後の叩き合いということもあって、毎年熱気がものすごいことに。午後9時頃から「年番送り」という、来年への引き継ぎ行事も行われ祭りは最高潮を迎えます。

*最後は音が割れていますが、それだけの迫力だという事が伝わりますね。

還御祭(かんぎょさい)

このあと深夜23時30分頃からの還御祭にて、神輿は行宮から本宮に向い、熊谷うちわ祭はお開きとなります。

*日付は既に23日に変わっています。

アクセスや交通規制情報

公共交通期間で

熊谷うちわ祭り期間中、荒川河川敷の一部が無料駐車場として開放されます。

  • 無料駐車場:熊谷荒川緑地の一部(荒川河川敷内)
  • 開放日時: 7月21日(土)、22日(日) 12時~23時

ただし、祭り開催期間中には山車の巡航などが行われますので、国道17号線を中心として、ほぼ毎日交通規制が行われます。ですので、なるべく祭りへは車で行かず、公共交通機関を利用しましょう。

JRでは、高崎線で「熊谷駅」を下車し、徒歩10分ほどになります。

車両通行止めについて

熊谷うちわ祭期間中は、次の場所が車両通行止めとなります。

日にち 規制時間 通り
7月20日 13:00~20:00 駅西通り商店街
18:30~19:30 熊谷駅東口前のティアラ21からニットモールにかけて
18:30~20:00 熊谷駅北口より国道17号線までの駅前通りと東口周辺
7月21日 13:00~21:00 国道17号線の銀座2丁目から石原駅入り口までと、市役所通り
国道17号線より南側の、お祭り広場を中心とした区域
7月22日 09:00~10:00 お祭り広場前の道路
13:00~22:00 国道17号線より南側のお祭り広場を中心とした区画
18:00~21:00 国道17号線の銀座2丁目から石原駅入り口までと市役所通り

ちなみに車両通行止めとなった区間は、歩行者天国となります。

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熱気ある祭りを!

谷うちわ祭は、京都の祇園祭とは違った風情があるお祭りです。叩き合いの音色が各所で響く様子は、見ているこちらまで熱くなるかも知れません。

祭ではうちわが配布されることもあり、うちわで熱気を冷ましながら見物するのもオツなもの。季節も夏本番を迎える時期ですし、熱中症に気をつけながら祭りを楽しみたいですね。

熱気あふれる熊谷うちわ祭で、暑い夏をいち早く体験しませんか?