事の関係で毎日パソコンを使う方にとって、気になるのがいつの間にかひどくなっている肩こり。また慢性的に頭痛が続いたり、寝違えが増えた…なんて症状も表れていませんか。

もしかするとそれは、ストレートネックが原因かも知れません。放置すると肩こりがひどくなるばかりか、他にも様々な症状が出て辛くなってしまう可能性が。

そんなストレートネックの主な症状や、自宅で出来る治し方についてご紹介します。

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ストレートネックの症状とは

ストレートネックとは

トレートネックとは、「頚椎(けいつい)」が直線状になってしまう事を言います。

頚椎とはいわゆる首の骨の事で、頭を支える7つの骨から構成されています。本来なら頚椎は、30度から40度程度のカーブを描いた状態が正常な状態。しかしストレートネックとなると、このカーブがなくなり「まっすぐ」な状態になってしまいます。

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こんな症状は要注意!

ストレートネックになると、主に次の症状が現れます。

・肩から首にかけての強いコリ
・首を動かすと痛みが走る
・首が上手く動かない
・慢性的な頭痛
・めまい、ふらつき
・手のしびれ
・何度も寝違えになる

更に症状が進行すると、次の症状が現れることもあります。

・胸焼け
・吐き気
・胃から苦い水のようなものが上がってくる
・全身のだるさ
・やる気がでないなどのウツの症状

全ての症状が必ず出るわけではなく、中には無自覚のまま症状が進行する人もいます。また一つ一つはよくある症状のため、実はストレートネックだったという可能性があるんですよ。

ストレートネックの原因は

ストレートネックとなる最大の原因は、姿勢の悪さが挙げられます。

人間の頭は成人男性で約5キロ程度と、かなりの重量があります。しかし背筋を伸ばした正しい姿勢でいれば、重心のバランスが取れる為それほど負担となりません。

ところが、首を極端に曲げ続けたり猫背の状態が続くと、首に負担がかかってしまいます。ある研究によると、肩と首が垂直に並んだ状態では首への負担は約5キロと頭の重さとほぼ同じ。

しかし頭を前に傾けることで、首にかかる負担は何倍にも増えてしまいます。例えば、前方に15度傾けた状態ですと、約2倍の12キロ前後。これが30度になると約18キロ、45度にもなると4倍の約22キロ相当となります。

首を前に曲げ続ける姿勢は、スマホを長く使うときやパソコン操作時に起こりやすい姿勢。なのでパソコン・スマホの使いすぎは、ストレートネックを引き起こす可能性が高いんですよ!

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ストレートネックの治し方

ストレートネックは病気ではありませんが、整形外科や治療院で治療が可能です。しかし家庭でできるいくつかの方法で、ある程度治すこともできるんですよ。

タオル枕で10分休憩

ストレートネックの簡単な治療方法が、タオル枕を作ることです。

これは首に枕を置き、頭の重さを利用して頚椎のカーブを取り戻す方法。
必要なものは、バスタオルヒモ2本(輪ゴムなどでも可)だけと、すぐに出来るのも魅力的です。

作り方と使い方は、次の通りとなります。

1.バスタオルを縦に二つ折りにしてから、横に二つ折りにします
2.巻き寿司を作る要領で、できるだけ固くしっかりとくるくる巻きます
3.巻き終えたら緩まないように、タオルの両端をヒモなどで固定します
4.首の下にタオルを入れてみて、高さや固さを微調整します
5.出来上がったら首の下に入れ、5分から10分程度休憩を取ります

首タオルは首のストレッチ用なので、1日2回程度行うのが効果的。就寝時に使うと首を痛める可能性があるので、枕としては使わないようにしましょう。

長くても10分程度とし、少しでもおかしいと思ったらすぐに中止してください。

簡単ストレッチ

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横になる時間がない、仕事中に改善したい場合はストレッチが効果的です。

・背伸びストレッチ

・背中を背もたれから離れる程度に姿勢よく腰掛けます
・両腕を上に伸ばします
・その状態で首を後ろに倒しつつ上体を反らし10秒ほど停止します

背伸びの効果と首から背中の筋肉をほぐす効果があり、姿勢を戻すとすっきりしますよ。

・首を前後に動かすストレッチ

・背中を背もたれから離れる程度に姿勢よく腰掛けます
・両手を鎖骨のあたりに軽く添えます
・顔は動かさずに、ゆっくりと首を前後に動かします
・これを5回ほど繰り返します

首周りの筋肉がほぐれて頚椎のカーブも蘇ります。

※首だけを前後に動かす感覚がわからない場合は、この動画が参考になりますよ。

日常生活を見なおそう

ストレートネックは年齢とともに起こることもありますが、大半の場合は姿勢の悪さが原因。パソコンを使うときもスマホを使うときも、「前傾姿勢になりすぎず姿勢よく」を心がけましょう。

また仕事中に軽く体を動かすなどして、体のコリをほぐすことも大切。疲れてくるとどうしても姿勢が悪くなってしまうので、休憩を取ることも対策としては重要です。

背筋を伸ばして作業を行い、時々休憩を取ることでストレートネック対策を心がけましょう!