女性が憧れる髪の毛の一つに、さらさらでまっすぐなストレートヘアがあります。
実はストレートヘアは、パーマ以上に毎日のスタイリングとケアに手間がかかるもの。しかもこまめなケアもスタイリングも行なっているのに、どうしても髪がうねるという人も多いのでは。
そんな人にとってストレートパーマと縮毛矯正は便利ですが、どちらがより効果的なのでしょう?
ストレートパーマと縮毛矯正の違いを、値段や効果など様々な面で比較してみました。
目次
ストレートパーマと縮毛矯正の違い
ストレートパーマとは?
ストレートパーマを、「髪の毛を直毛にするパーマ」だと思っていませんか?
確かにストレートパーマをかけると、髪の毛はある程度まっすぐになります。しかしストレートパーマは、一度かけたパーマをストレートに戻すために開発されたパーマ。そのため強いクセ毛ですと、ストレートパーマをかけてもまっすぐにならないことがあります。
ただし現在のストレートパーマは、薬剤も技術も改良されています。かるいクセや一部だけうねる髪でしたら、ストレートパーマでも大丈夫です。
その他、ストレートパーマには次の特徴があります。
・価格は5000円~1万円程度
・パーマをかける程度には髪が痛む
・髪の長さにもよるが、2・3時間程度時間がかかる
・パーマと同程度で、1~3ヶ月程度で元に戻る
特にストレートパーマの場合、恒久的にストレートになるものではないことを理解しましょう。
縮毛矯正とは?
一方の縮毛矯正は、髪の毛に薬剤とヘアアイロンを用いて直毛に矯正する技術のこと。
ストレートパーマと同じく髪の毛がまっすぐになりますが、こちらは半永久的に直毛になります。とはいえ髪の毛が伸びればその部分は縮毛矯正されていませんので、元々のくせ毛となってしまいます。
縮毛矯正の特徴は、かなり強いくせ毛でも直毛に出来る事。
しかも髪にツヤが出やすいので、さらさら流れるストレートヘアとなりやすいんですよ。
□縮毛矯正をし続けて6年間の軌跡
*縮毛矯正の部分とそうでない部分では、はっきり違いが出ていますね。
その一方で、いくつかのデメリットもあります。
・パーマ以上に髪が傷みやすく、地肌もダメージになりがち
・髪の長さにもよりますが、半日程度時間がかかる
確実な効果がある一方で、デメリットもあることを理解して利用したいですね。
ストレートパーマと縮毛矯正の使い分け方
パーマをとりたい時
一度かけたパーマが気に入らない場合や、ストレートに戻したい場合はどちらが良いのでしょう?
この場合はストレートパーマが最適。元々そのためのパーマですからね。縮毛矯正をかけるとダメージが深く入る点からも、ストレートパーマが最適です。
ただしパーマヘアの上からストレートパーマをかけても、髪にある程度ダメージが。毛髪をいたわりたいのであれば、すこし伸びてからその部分をカットするのがベストです。
一部だけはねる・うねるのが気になる時
いわゆる天然パーマではないけれど、毛先の一部が違う向きになるクセがある人。または全体的に緩くうねってしまうクセ毛の場合は、どちらが良いのでしょうか?
確実にストレートヘアにしたいのであれば、縮毛矯正がオススメ。
しかし髪質によっては、定期的なストレートパーマで充分なこともあります。縮毛矯正は時間も価格も掛かりますし、それなりにダメージも入ってしまいます。
美容師さんと相談の上で、まずはストレートパーマを試すのが確実でしょう。
強いクセ毛・天然パーマの場合
・天然パーマと呼ばれる、全体的にカールしてしまう髪質の方。
・髪の毛の太さが一定ではなく、髪全体のボリュームが出てうねってしまう髪質の方。
この様な髪質の倍、縮毛矯正を行えば確実にストレートヘアを手に入れられます。
ただし縮毛矯正は、時間も費用もそれなりに掛かります。予約なしでお店に行ってしまうと、場合によっては断られる場合も。
まずは美容室で縮毛矯正をかけたいと相談し、一度髪質を見てもらいましょう。もし縮毛矯正を行うことになれば、半日程度はかかります。本やスマホなどを準備して、長い時間を有意義に過ごしましょう
使い分けてサラサラストレートに
ストレートパーマも縮毛矯正も、髪の毛をストレートに出来る事には変わりありませんが、特徴や利点・欠点を把握していないと、こんなはずでは…と後悔してしまうことにもなりかねません。
*強いくせ毛を直毛にしたいのであれば・・・時間はかかりますが縮毛矯正を。
*パーマをとりたい場合やちょっとしたクセ毛をなおすのであれば・・・やや効果は弱いですがストレートパーマを。
違いを理解して上手に使い分けて、さらさらストレートヘアを手に入れましょう。
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