春から初夏にかけての海でのお楽しみといえば、潮干狩りではないでしょうか。潮干狩りは、砂の中から貝を掘り出し、持ち帰って美味しくいただける楽しいレジャーです。
しかし体験したことがない人にとって、潮干狩りに必要なものは今ひとつわかりづらい点も。あると便利な持ち物や絶対に必要な持ち物を揃えて、潮干狩りを楽しみたいですね。またどんな服装が良いのかも気になるところ。子供連れだと尚更気になりますね。
潮干狩りに用意しておきたい持ち物と、潮干狩りにピッタリな服装についてまとめました。
潮干狩りに必要な持ち物は?
熊手と軍手
潮干狩りには、熊手が絶対に必要となります。熊手は金属製で先端の尖っているものが、砂を掘りやすいのでオススメです。
しかし尖り過ぎていると貝を傷つけてしまったり、手を滑らせた時に怪我をする恐れも。特に子供が使う場合は、先端がとがっていない物を持たせるようにしましょう。貝を掘り当てるのは難しくなりますが、砂あそび用のプラスチック熊手も良いですね。
熊手は2,000円前後で購入できますが、現地で100円程度でレンタルも可能。何度も行く予定がないなら、レンタルで済ませるのが無難でしょう。
また事故や怪我を防止するために、滑り止めの付いた軍手も必ず用意しましょう。水に濡れることも考えて、3組ぐらい用意しておくと便利です。
網
砂浜で取った貝は、とりあえず網に入れましょう。
小さいバケツでも良いのですが、砂をはらうためにも網に入れる方が便利です。貝の種類ごとに分けると便利なので、2・3枚用意したいところ。現地でも購入も可能ですが、玉ねぎやみかんの入っていたネットでも充分です。
持ち帰り用の容器と保冷剤
取った貝を持ち帰る時には、海水に入れて持ち帰らないとあっという間に傷んでしまいます。
そのために水の漏れない持ち帰り用の容器と、海水の温度を保つ保冷剤を用意しましょう。
容器はフタ付きのバケツでもいいですし、密封型のクーラーボックスも便利。そこに海水と貝を入れ、保冷剤を入れて海水がぬるくならないよう保ちます。
きっちり密封されないと車内や電車内を汚すので、その点は確認しましょう。
ゴミ袋
自然の場所へ出かけるときは、ゴミは全て持ち替えるのがマナー。
そのためゴミ袋を用意し、ゴミをきれいに持ち帰ることが大切です。ゴミ以外にも濡れた服を入れたり、持ち帰り容器に不安があるときのカバーにも使えますね。
日焼け止め
海は紫外線の照り返しがきつく、気がつくと日焼けしていることが。そのためウォータープルーフタイプの日焼け止めを準備し、家族全員で塗りましょう。
日焼け止めの効果は2、3時間と言われ、また砂や水に触れることで落ちてしまうことも。休憩ごとに塗りなおして、しっかり紫外線を防ぎましょう。
真水入りのペットボトル
海水は塩分やミネラルを含むため、肌について乾燥するとベタベタしてしまいます。手足や使った道具を洗うのに、水入りのペットボトルがあると便利。
タオルを軽く湿らせて、べたつく部分を拭くだけでも大分違いますよ。
潮干狩りに最適な服装は?
帽子+サングラス
潮干狩りに最適な服装ですが、紫外線の強い屋外ということで帽子は必需品です。初夏ですと熱中性の危険もありますし、必ず帽子はかぶりましょう。
また紫外線は目にも影響を与えますし、海の照り返しで意外と目にダメージが入ります。UVカット効果のあり、なおかつ色付きで眩しさ対策となるサングラスもあると便利です。
動きやすい長袖で
潮干狩りの服装では、ファッション性よりも動きやすさを重視します。
上着に関しては、日焼け対策と熊手がぶつかる可能性を考えて長袖にしましょう。
ズボンに関してはジーンズよりもジャージのほうが、動きやすさでオススメ。水に濡れるのが嫌でしたら、膝ぐらいまで裾を織り上げるかハーフパンツでも良いでしょう。
長靴?それともサンダル?
靴は濡れたくなければ長靴で、水の感触を楽しみたいならクロックスタイプのサンダルがおすすめ。
長靴は一度水が入ると不快感が増す弱点がありますが、足元がしっかりする利点があります。クロックスタイプのサンダルは、足から自然を感じられますが、少々滑りやすい弱点が。
利点と弱点を把握した上で、お好みで選びましょう。
子供の服装は
子供の服装ですが、基本的には帽子+長袖+短パン+長靴かサンダルで大丈夫。
ただし遊ぶうちに全身がずぶ濡れになるので、下着も含めて着替えを用意しましょう。気温が高めなら、最初から水着に着替えて遊ばせるのも良いですね。
楽しく潮干狩りを
潮干狩りは貝を探しだす楽しみと、持ち帰って美味しく食べる楽しみがあるレジャー。人気の場所では多くの方が訪れるため、互いに譲り合ってマナーよく楽しみたいですね。
また水に体温が奪われやすいため、体調管理には充分注意しましょう。タオルを多めに用意する・着替えを持っていく、あるいは温かい飲み物を用意る。
暑さ寒さ対策もしっかり行い、友人や親子で潮干狩りを楽しみましょう。
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