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近は宛名も印刷することが多い年賀状。それでも書き間違いなど出てしまいますよね。それに少し多めに用意したものの、結局使わなかった年賀状もあるでしょう。

こういった「未使用の年賀状」や、「書き損じてしまった年賀状」はどうすればよいのでしょうか。

未使用の場合、このままハガキとして使ってもいいのか、あるいは使用期限などあるのかどうかも気になりますね。

そんな余った年賀状の使い道や、交換出来る場合に必要なものについてお伝えしていきます。

余った年賀状の活用法

まずはお年玉抽選日を過ぎてから

った年賀状をどうするかについては、まず「お年玉」の抽選が終わってからにしましょう。

お年玉付き年賀ハガキは、毎年1月中旬の日曜日に抽選が行われます。この抽選は未使用の年賀ハガキや書き損じのハガキも対象ですので、まずはこちらで確認しておきたいですね。

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もし未使用のハガキが当選していたら、郵送済みのハガキと同様に景品と交換可能です。この時に未使用の年賀ハガキであれば、未使用の普通のハガキに交換してくれます

なので当選した場合「景品+未使用のハガキと交換」となって、得したような気分になりますよ。

年賀ハガキに使用期限はない

年賀ハガキは、期間限定でしか使えないイメージがありませんか?

実は郵便料金が足りていれば、年賀ハガキは普通のハガキとして使用できます

特に気にしないのであれば、郵便ハガキとして使ってしまいましょう。もし使うのであれば、懸賞の応募ハガキなどに使うのが無難です。

印刷済みなら上からシールなどを貼って、印刷面を隠すことも可能です。

ただしシールを貼る場合、厚みのあるものだと重量オーバーで手紙扱いになる可能性があります。重量6gを超えないように、薄手の紙やシールをしっかり貼り付けて使いましょう。

もう一点気をつける点としては、表面の左上部分の「年賀」の文字。

年賀ハガキ受付期間に使ってしまうと、年賀ハガキ扱いとなってしまいます。年賀の文字は赤ペンで2本線を引いて、消してから使いましょう。

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未使用の年賀ハガキは交換できます。

未使用の年賀ハガキなら、古いハガキでも印刷済みのものでも次のものと交換してもらえます。

  • ハガキ
  • 切手(通常切手)
  • レターパック
  • 郵便書簡(ミニレター)

1枚に付き手数料5円がかかりますが、普通のハガキの方が使いやすい人には便利です。

枚数を持ち込めば高額切手などにも交換出来ますし、使いやすい金額の切手に交換も可能。ただし現金に交換はしてもらえないので、端数がある場合は切手で受け取る形となります。

また今年の年賀ハガキを書き損じた場合、販売期間中であれば今年の年賀ハガキに交換できます。当然手数料がかかりますが、買いなおすよりもお得ですね。

窓口の対応

宛先不明で戻ってきたハガキは交換できない

一つ注意して欲しいのが、宛先不明で戻ってきたハガキ。こちらは「使用済み」扱いとなるため、手数料を払っても交換してもらえません。

再利用したい場合は63円切手(※1)を貼り、宛先不明のスタンプを赤の二重線で取り消しましょう。

※1 2019年10月1日に63円に変わりました

ただし切手を貼って再使用するより、新しく書き直したほうが相手に失礼にならないかと思いますよ。

ところで年賀ハガキには消印が押されないので、使用済みとバレずに交換出来そうと思いませんか?

しかし一度配達に使われたハガキは、目に見えない特殊なインクが印刷されています。窓口でしっかり確認出来ますので、悪だくみはやめましょうね。

喪中になってしまったハガキは交換可能

もし年賀ハガキを購入した後で、身内に不幸が有った場合はどうすればよいのでしょうか?

この場合亡くなられた方との続柄が証明出来れば、手続きを経て無料で通常はがきや通常切手に交換してもらえます。現金には交換してもらえませんが、印刷済みでも無料で交換出来るので活用しましょう。

現金と交換はできない

ハガキや切手が沢山あっても使わないので、現金に変えてほしいこともありますよね?

しかし郵便局では、いかなる場合でも現金と交換することはありません

なので、どうしても現金にしたい場合は、一度年賀状を普通のハガキや切手に交換してから、金券ショップを利用しましょう

例えばハガキの場合、だいたい40円ぐらいから買い取ってもらえます。

注意したいのは年賀ハガキは安く買い叩かれるため、郵便局で交換してから持ち込むのがベストです。郵便局での手数料分もあるので損はしてしまいますが、この方法なら確実に現金に交換できますね。

【関連記事】
官製はがきと郵便はがきの違いとは?私製はがきはどう違うの?

ハガキでつながる「助け合いの輪」

ハガキを交換しても使わないというのなら、その年賀ハガキを寄付しませんか?

NPO団体や福祉法人などで、書き損じや余ったハガキの寄付を受け付けてくれるところがあります。ハガキによる寄付によって、貧しい子供が支援できたり障害者の福祉援助になることもあるんです。

団体によって寄付した場合の援助内容が異なりますので、確認の上、自分の気持ちに合うところに寄付するのもいいですね。

使わないハガキが巡り巡って誰かの役に立つのなら、こういう利用方法も素敵です。余った年賀ハガキは貯めこまず、交換したり、あるいは寄付したりしてしっかり使いきりましょう!

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