早い時間に目が覚めた時に、もう少し寝られると思って、そのまま二度寝をしてしまう事ってありますよね。
あるいはきちんと起床時間に目が覚めたのに、何故かそのままうとうと…なんて事もあるでしょう。二度寝するとなんとなく気持ちがいいですよね。
でも実は二度寝にはメリットが全くありません。寝坊の原因にもなりかねませんし、朝はやはりすっきり目覚めて一日を始めたいですね。
そこで、二度寝をすると良くない理由や、二度寝を防止する方法ついてご紹介します!
二度寝をすると良くない理由
気持ち良いのは気のせい
一度目が覚めて二度寝をすると、ふんわりと気持ちが良いように感じます。ですが、二度寝の気持ちよさは一瞬だけで、実際は体にとって良い影響を与えません。
二度寝をする時というのは、本来起きる時間より少しだけ早く目が覚めた時ではないでしょうか?本来の時間までもう一度寝ようにも、たかが数分、数十分では体にとって寝てないのも同じようなもの。
というのも人は眠りに落ちるときに、浅い眠りである「レム睡眠」に移行します。この状態では眠っているようで体は眠ってはいないため、体を休める効果はほとんどありません。
そのため二度寝して10分程度余計に寝ても、寝坊する危険度が上がるだけとも言えます。
目覚めが悪い
二度寝をするのが良くなりもうひとつの理由が、レム睡眠中は夢を見やすいことにあります。寝るときに見る夢はレム睡眠中に見るもので、二度寝の僅かな時間でも夢を見ることが。
しかも「起きなきゃ」と心で思っているため、夢にもその傾向が現れやすくなってしまいます。いわゆる「目覚めの悪い悪夢」を見て目が覚める事が多くなり、寝起きがすっきりしません。
その他にも二度寝のレム睡眠では、体が休まっていなくて、ぼんやりしたまま目が覚めてしまうことも。
そうなると起きた後も体がや頭が上手く動かず、いつも以上に朝の準備に時間がかかってしまいがち。こんな状態で遅刻しそうと慌てると、忘れ物をしたり転んだりなんてこともありえます。
このように二度寝にはメリットがないので、何としてでも防ぎたいですね。
二度寝を防止する方法
カーテンを開けて寝る
二度寝を防止するには、すっきりと目覚めてもう一度寝ようと思わない状態を作ることが大切。
目が覚める方法の一つとして、しっかりと朝日を浴びることが挙げられます。朝日を浴びることで、人の体は自然と目覚めて活動的になるように出来ているんですよ。
そこで目が覚めた時に朝日が届くように、寝る前にはカーテンを開けて眠るようにしましょう。窓の外が騒がしい環境なら、目が覚めてすぐにカーテンを開けて日光を取り入れてもOKです。
起きがけに1杯の水を
すっきりと目覚めるのには、寝起きに1杯の水を飲むのも効果的。
寝ている間にかく汗で、起きがけの体は意外と乾いています。そこで水を飲むと、体に水分が行き渡ってすっきりします。
便秘がちな人のお腹にも良い刺激となるので、朝からお腹もすっきりしますよ。
冬限定・部屋を暖かくする
寒い季節は布団の外が寒くて、なかなか起き上がれずにそのまま二度寝に突入しがち。
布団の外が寒くて起きられないのなら、タイマーをかけて部屋を暖めておきましょう。
ただし暖め過ぎるとぼんやりする原因にもなるので、煖房はほどほどに。ストーブなどは火事の原因にもなるので、安全性の高い煖房でタイマーを掛けましょう。
寝る前に食べない
美容と健康のためには、夜9時以降に食事を取らないのが理想とされています。
仕事によっては難しいかも知れませんが、寝る3時間前には食事は済ませておきましょう。
そうすることでお腹が空いた状態で目が覚め、二度寝よりもご飯となりますよ。
朝食を取ることで完全に目も覚めますし、一日元気に過ごせるエネルギーも摂取できます。一日元気に活動できれば自然と夜も眠くなるので、体内時計も整いますよ。
めざまし時計を上手に使う
寝起きに大活躍の目覚まし時計ですが、セットには二つのコツがあります。
まず一つ目は、スマホなどにある「スヌーズ機能」は使わない事。
これを使うと、後5分だけ寝よう…、次のアラームがなったら…という心理が自然と働きます。なので、目覚ましを鳴らすなら1度だけのほうが、なったらすぐ起きる習慣が身につきますよ。
二つ目は、体を使わないと止められない場所に置くこと。
通常目覚ましは枕元に起きますが、布団周りの手の届かない場所に置くのが理想的。一度起きて体を動かすことで目が覚め、タイマーを止めた後の二度寝を防げます。
先ほど挙げた「1杯の水」も、起きないと止められないタイマーの横に置くと効果的です。
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たっぷりの睡眠を
二度寝してしまう最大の原因と言えるのが、寝不足が続いていてもう少し眠りたいと思ってしまうから。そのためにも疲れているときは無理せずに、早めに寝てしまいましょう。
また夜遅くまで起きる生活スタイルは、自然と寝不足となって二度寝を招いてしまいます。早寝早起きを心がけてたっぷり眠り、すっきり起きられるようにしていきましょう。
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