年も押し迫ってくると、何となく「ついてない」一年だったなと感じることもあるかもしれませんね。また自分の年齢を振り返ってみると、数え年で「厄年」に差し掛かってた…なんてこともあるでしょう。
そんな方は、気分をリフレッシュするために、川崎大師へ初詣に行きませんか?
川崎大師は全国でも大人気の初詣スポット。でも行くならなるべく混雑しない時間帯に行きたいですよね。
そんな川崎大師の初詣、
- 川崎大師の由来
- 2024年の初詣の予想される混雑のピーク
- おすすめの拝観時間
- アクセス情報
について紹介していきます。
川崎大師とは?
海から仏像が!
川崎大師は、神奈川県川崎市にある真言宗のお寺です。
正式名称は「平間寺(へいけんじ)」ですが、お寺自身も川崎大師と名乗っています。一般的には川崎大師の方が通りがよく、案内標識もほぼ「川崎大師」となっているんですね。
川崎大師の歴史はとても古く、平安時代末期の1100年代に建立されたとの記述があります。
その昔、無実の罪で流刑になった武士が、放浪の末に川崎で貧しい漁師となって暮らしていました。厄年となる42才になっても自分の「ついてなさ」を嘆きつつも、仏様を拝む信心深い男だったそうです。
そんなある夜、夢にお坊様が現れて「私が彫った仏像を海に投げ入れたから、拾っておいで」とのお告げが。
お告げに従って海に網を投げ入れると、なんと光り輝く仏像が網の中に!この仏像を大切にお祀りしたのが、川崎大師の始まりと言われています。
厄除けに効果あり!
川崎大師の起源にも関係しているからか、厄除けに絶大なご利益があるのがこのお寺の特徴です。
特にお守りには身代わりになってくれるものや、努力を続ければ運が開けるものが勢揃い。
- 男性で41才~43才
- 女性で32才~34才
の、「大厄の時期」に差し掛かる人はお守りを入手しましょう。
参考記事:女性と男性の厄年の年齢はいつ?厄払いはいつ行えばいいの?
ちなみに本来の厄年は数え年で計算しますが、川崎大師は満年齢で計算します。私達が普段名乗っている年齢がそのまま該当しますので、とてもわかりやすいですね。
川崎大師の初詣で混雑する日・時間帯
年越しカウントダウンは大混雑!
三が日だけでも、300万人が訪れるという川崎大師。特に混雑する時間帯は次の通りです。
大晦日の午後10時~午前2時ごろ
年越しカウントダウンを大本堂で迎えようとする人で、とにかく大混雑します。
この時間帯は本堂まで3時間以上待つ事もありますし、冬の時期の夜という事もあって暖かくして行きたいですね。イベントとして割り切るなら別ですが、スムーズにお参りをしたいならこの時間帯は避けるべきです。
三が日の午前8時~午後3時ごろ
初売やお年始回り後にお参りをする人で非常に混雑します。電車が動き出す時間に合わせて混雑が始まりますが、特に午前11時から午後1時までのお昼時は、参拝まで2時間待ちというほどの混雑ぶり。
日中なのでまだ暖かいですが、それでも防寒対策はしっかり行いましょう。
□川崎大師初詣
https://youtu.be/Km5_ZnJGdTo
*1月1日の映像です。屋台などもあって賑やかですが、境内に入ると大混雑です。
川崎大師、おすすめの拝観時間は?
狙い目は夕方
三が日のうちに参拝を済ませたい場合、午後3時以降となると比較的混雑が避けられます。とはいえ通常より混雑はしますので、1時間程度の時間の余裕は持ちたいですね。
この時間帯で一つ気をつけたいことに、「大本堂の参拝時間」があります。
川崎大師は24時間境内に入れますが、大本堂には参拝時間が設けられているんです。年末年始は通常時の参拝時間から変更があります。
日にち | 参拝時間 |
---|---|
2023/12/31~2024/1/1 | 31日の6:00~1日の20:30 |
2023/1/2〜1/3 | 6:00~19:30 |
2023/1/4~1/7(1月中の日・祝日) | 6:00~18:30 |
(通常時) | 6:00~18:00 |
*時間は変更になる可能性もあります。
大本堂に行きたい場合は、なるべく夕方早い時間には川崎大師へ向かいましょう。
早起きは三文の得!
とにかく混雑を避けたいという人は、早朝に行くのがオススメ。
始発が動き出す午前6時頃かその直後がスムーズにお参りが可能です。大本堂もこの時間帯ならじっくり拝観できますし、朝の澄んだ空気で清らかになりますよ。
ただし1月2日は「箱根駅伝」がある関係で、午前7時過ぎからコースとなっている道路は混雑します。交通規制や交通情報をよく確認して、駅伝コースを避けて移動しましょう。
【関連記事】
「箱根駅伝」の歴史や由来、出場資格は?
川崎大師へのアクセス
川崎大師には、700台収容可能な無料駐車場があります。しかし交通規制で辿りつけないこともあるため、公共交通機関で行く事を強くおすすめします。
電車でのアクセス
・東京方面から向かう場合
JR品川駅を目指し、品川駅から京浜急行本線に乗り換え、京急川崎駅で「京急大師線」に乗り換えましょう。あとは「川崎大師駅」で下車し、徒歩5分ほどで到着します。
ただし「徒歩5分」というのは、普段の移動時間です。初詣時には混雑しますので、余裕を持って行動しましょう。
・横浜方面から向かう場合
JR横浜駅から京浜急行本線に乗り換えます。その後は東京方面と同じルートで、川崎大師を目指しましょう。
ゆったりと大きな気持ちで川崎大師の初詣に!
川崎大師は日本屈指の大人気スポットなので、やはり初詣は大きな混雑が予想されます。いつ行っても混むのは避けられませんが、比較的混雑が避けられる時間帯もあるので、体調や予定に合わせて上手に計画を立てましょう。
混雑する時間帯にいくのであれば、ゆっくり待つこともイベントと思って楽しみませんか?イライラすると悪い気が溜まって、せっかくの厄除けが台無しになっちゃいますよ!
ゆったり大きな気持ちを持って、川崎大師の初詣を楽しみましょう。
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