神戸ルミナリエ

12月のクリスマスシーズンになると灯されるイルミネーションは、すっかり日本でもおなじみの光景です。その一方で静かに寄り添う荘厳なイルミネーションもあり、神戸ルミナリエもその一つです。

芸術的で荘厳な美しさのあるイルミネージョンながら、人々の心に寄り添うような優しさに溢れている「神戸ルミナリエ」。

  • 2019年の開催期間や点灯時間
  • 神戸ルミナリエの見どころ
  • 神戸ルミナリエの歴史
  • アクセス情報

について順に紹介していきます。

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神戸ルミナリエイルミネーションの時期

2019年は12月6日から開催

戸ルミナリエは、毎年兵庫県神戸市で開催されるイベント。その中心となるのが、イルミネーションです。

ルミナリエ

2019年(令和元年)の開催期間や点灯時間は次の10日間です。

  • イベント名:第25回神戸ルミナリエ
  • 開催期間:2019年12月6日(金)~12月15日(日)
  • 点灯時間:
    • (月~木)18:00頃~21:30
    • (金)  18:00頃~22:00
    • (土)  17:00頃~22:00
    • (日)  17:00頃~21:30

    *混雑状況によっては、点灯時間が繰上げることもあります

  • 開催場所:旧外国人居留地、及び東遊園地
  • 2019年のテーマ:「希望の光に導かれて、25年」

点灯時間ですが、平日と週末では開始時間や終了時間が少し変わります。土日は平日よりも早めに点灯しますので、注意してくださいね。

クリスマスの日に開催されていない理由は?

以前はクリスマスシーズンまでの長期間にわたって神戸ルミナリエが開催されていました。ただ現在はクリスマスシーズンまで延長すると開催費用がかかりすぎるから・・というのが主な理由でこの日程となっています。

神戸ルミナリエは民間やスポンサーからの協賛金で成り立っています。ここ数年協賛金が減少していることもあって、長い期間は開催出来ないといいますからちょっと寂しいですね。

ちなみにイルミネーションを楽しむのは無料ですが、1人100円の募金が呼びかけられています。来年以降も存続するために、ぜひ募金に協力しましょう

また、銀行振込、クレジットカード、関西電力「はぴeポイント」、J-WESTポイントでも募金を受け付けています。募金方法については、神戸ルミナリエの公式サイトをチェックしてみてくださいね。

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神戸ルミナリエイルミネーションの見どころ

ヨーロッパの教会を思わせる荘厳なイルミネーション

神戸のルミナリエ

神戸ルミナリエのイルミネーションと言えば、ヨーロッパの教会を思わせる荘厳なものが有名です。電飾で幾何学模様を作り出して壁を作り、一つの建物を作り出しているからなんです。

荘厳な光のトンネルとクラシカルな音楽

ルミナリエ会場の玄関口となるのは、外国人居留地の仲町通りと浪花町筋の交差点のところ。その入口からは、アーチ状の「フロントーネ」が出現します。フロントーネは、3連の巨大な門状になっていて、高さが約22mもあるんですね。

そして入り口のアーチを抜けると、「スパッリエーラ」と呼ばれる”光の壁掛け”が組み合わされた作品が約50mにわたり続きます。また、まばゆい”回廊”の「ガレリア」も明るく照らします。

まさに荘厳な光のトンネルです。クリスマスにふさわしい厳かなクラシック音楽がずっと流れていて、素敵な気分を味わえますよ。

東遊園地では光の聖堂「カッサ・アルモニカ」

東遊園地の広場に到着すると、「カッサ・アルモニカ」と呼ばれる”光の聖堂”があらわれます。

さらに今年は、高さ約21mもの巨大なドーム状の作品もあわせて設置される予定になっています。東遊園地広場の四方にある「光の尖塔」が、スパッリエーラ(光の壁掛け)で、この巨大ドームとつながるとのこと。宮殿のような空間を演出するというから楽しみですね。

白熱球からLEDへ

神戸ルミナリエのイルミネーションは、どこか寄り添うような暖かな光が特徴です。この光は、白熱球を使うことで生み出されていて、柔らかな光が見る人の心を癒します。

しかし白熱球は電力消費が大きく、最近のイルミネーションではLED電球が主流。神戸ルミナリエも、今ではLED電球がほぼ主流となりました

今年も電球の数は約50万個使用される予定です(一部白熱電球も使用)。柔らかながらも光沢のあるイルミネーションが存分に見られるのはうれしいですね。

□神戸ルミナリエ 2018 KOBE 光のファウンテン

*荘厳さと美しさに心が奪われますね。

神戸ルミナリエとは?

「ルミナリエ」とは

ところで神戸ルミナリエの「ルミナリエ」とは、どういうものなのでしょうか。

ルミナリエとは、イタリア語で小電球による装飾を表す「luminarie(ルミナリア)」の複数形。簡単に言ってしまえば、イルミネーション(英語)のイタリア語版という事になります。

ただし神戸ルミナリエにおいては、荘厳な神戸独自のイルミネーションを指す言葉。これはモデルとなっているデザインが、バロック様式のものだからなんです。

バロック様式とはルネッサンス期(16世紀頃)に流行した、過剰な装飾が特徴の建築様式。だからこそほかのイルミネーションと違って、荘厳なんですね。

鎮魂の祈り

祈りのろうそく

神戸ルミナリエが開催されるようになったのは、1995年1月17日の「阪神淡路大震災」がきっかけ。この年の12月に、犠牲者の魂を慰める送り火と、神戸が立ち上がるきっかけとして開催されました。

当時はまだ復興半ばで、震災の傷跡が街のあちこちに残った状態。そんな中で灯された荘厳な灯りは、街全体に勇気感動を与えました。

本来は1度だけの予定だったのですが、存続を求める声が次々と上がりました。そこで協賛金を募って継続されるようになり、現在へと続くイベントとなりました。

□神戸ルミナリエ(第1回/1995年)

*記念すべき1回目のルミナリエです。粗い画像ですが胸が一杯になりますね。

神戸ルミナリエへのアクセス

公共交通機関でのアクセス

神戸ルミナリエへは、公共交通機関で行く事となります。というのも会場周辺には駐車場が無く、混雑するために車の立ち入りがほぼ無理だからです。

各地から会場へ向かう場合、まずは神戸の「三ノ宮駅」を目指しましょう。JRでは東海道本線、私鉄では阪神電鉄、阪急電鉄などから行けますね。

三宮駅で降りても良いのですが、JRか阪神でしたら、この次の駅である、「元町駅」のほうが会場へはスムーズにいけます。

例年元町駅からは一方通行の誘導が入り、流れに乗って歩くと会場に到着するからです。同じ所を何度か歩きますが、迷わず到着できるのでオススメですよ。

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神戸ルミナリエ存続のために協力を

毎年観光客が大勢訪れる、神戸ルミナリエ・イルミネーション

その成り立ちが、震災からの復興ということもあって、人の心に寄り添う優しい光が毎年あふれます。しかしここ数年は赤字という話もあり、今後の開催が少々気になります。

これだけの美しくて荘厳なイルミネーションは、他ではなかなか見られません!神戸ルミナリエに行く際は、何かしらの形で存続への協力をしたいものですね。