一年のお礼と感謝を伝えるお歳暮は、10月頃から準備をしておきたいですよね。誰に贈るのか、何を贈るのか、予算はどうするか…と考えていたら、あっという間に12月になってしまいますよ。
ところでお歳暮の相場は、どれぐらいなのか気になりませんか?どんな品物を贈れば喜ばれるのか、また避けた方が良い品物も知りたいですよね。
そこで、
- お歳暮の相場
- お歳暮の品物の選び方
- もらって困るお歳暮の品物
…について紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
お歳暮の相場は?
一般的な相場は3000円~5000円
お歳暮の相場は3000円~5000円程度で、相手が負担に思う金額にしないことが大切です。
お歳暮が届いたら電話や手紙でお礼を伝えるのがマナーですが、いわゆる「お返しギフト」は不要です。それでも贈り物でお礼を伝えたいなら、届いた品物の半額程度の品物を贈るのが最適ですね。
相手に合わせて金額を変える
お歳暮の品物は、基本的に贈る方全てについて、同じ金額・品物にしても構いません。ただし、次のように相手によって金額を変えることもあります。
目上の方へ
- 目上の方や上司
- 遠方の両親
- 義理の両親
には、5,000円前後の予算にする傾向があります。
友人・知人などへ
- 気心の知れた友人・知人
- 自分よりも若い方
には、3,000円前後の品物を贈ると相手に負担をかけませんよ。
とてもお世話になった方へ
この他には、今年一年でとてもお世話になった方には、10,000円前後のお歳暮を贈る事もあります。
結婚式の仲人さんや発起人、人生の節目でお世話になった方などにはお歳暮でお礼を伝えましょう!
お歳暮の品物の選び方
定番はお正月に食べられるもの
お歳暮は12月に届くため、お正月に食べられる食品を贈ると喜ばれます。
定番はハムやソーセージで、長期保存が可能な点も便利です。この他には数の子やカニの缶詰も、お正月にあると嬉しい贈り物ですね。
飲み物ギフトも嬉しい
夏に贈るお中元では、ビールが定番ギフトとなっています。冬でもお酒を飲まれる方に喜ばれる品物なので、迷った時はプレミアムビールがおすすめです。
お酒を飲まない方や子供がいる家庭でしたら、100%のフルーツジュースはいかがですか?種類も豊富で長期保存も可能ですし、お正月に親戚が集まった時にジュースがあると喜ばれますよ!
家庭用洗剤はいくらあっても困らない
台所用洗剤や洗濯用の洗剤・柔軟剤は、どの家庭でも必ず使うものです。そのためいくつあっても困りませんし、家事を行う方にとっては助かる品物です。
ただし洗剤は家庭によって、こだわりの品がある場合もあります。香りの強いものは避け、無香料や地球に優しいものなどを選ぶのも素敵ですよ。
迷ったらカタログギフト
贈り物は相手に合わせて贈りたいですが、好みがわからない方もいますよね。そんな時に便利なのが、「カタログギフト」です。
カタログギフトなら、食べ物・日常品・アクセサリー・趣味の品など幅広い種類から選ぶことが可能です。また半年程度の期限があるため、相手がほしいと思った時に頼むことが出来るのも便利ですね。
贈る品物で迷ったら、相手が自分で選ぶことが出来るカタログギフトはおすすめですよ!
もらって困るお歳暮の品物は?
生鮮食品は相手の都合を考えて
お歳暮ギフトで人気の商品に、旬の海産物やお肉があります。冬なら鍋セットも便利ですし、新鮮なフルーツも貴重ですよね。
しかし、生鮮食品は賞味期限が短く、再配達になると味が落ちてしまうことがあります。年末は里帰りや海外旅行で不在となる事が長く、せっかくのお歳暮も駄目になる可能性も考えられます。
生鮮食品は嬉しいですが、相手の都合を考えてから贈りましょう。
お酒も相手を選ぶ
贈り物の定番のビールは、お酒を飲まない方にとっては「困るギフト」となります。また日本酒やワインも定番ですが、ビール以上に好みがわかれる飲み物です。
お酒にこだわりのある方へは、あえてお酒を贈らないことも考えましょう。
商品券はマナー違反
贈り物の定番として、図書カードやビール券・百貨店で使える商品券があります。最近ではスマホの決済で使える「電子マネー」も、若い方を中心に嬉しい贈り物となっています。
商品券や電子マネーは便利ですが、金額が見えてしまう贈り物です。そのため「相手がお金に困っているので贈った」と判断され、マナー違反となるのでやめましょう。
相手が喜ぶものを贈りたい!
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お歳暮はお礼を伝えるための風習で、相手が喜ぶ品物を選びたいですよね。
定番はお正月に食べられるハムやソーセーシで、ジュースや洗剤もあると便利で喜ばれます。時間に余裕があるなら相手の好みに合わせて選ぶと、より心がこもった贈り物になりますよ。
予算は3000円~5000円前後が定番で、特にお礼を伝えたい方へは1万円前後の予算にしてもいいですね。
一年間お世話になったお礼とともに、相手にとって嬉しいお歳暮を贈りませんか?
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