ハロウィンのおばけたち

ハロウィンのお楽しみと言えば仮装。親子で怖くてかわいい仮装を楽しめるのが嬉しいですね。特に子供は「とりっくおあとりーと!」と言って、大人にお菓子をおねだりできちゃう楽しみが。

ところで魔法の呪文のような「トリックオアトリート」、どんな意味があるのでしょう?意味だけでなく、英語のスペルも覚えておくと、メールを送る時などにはかっこ良くなるかもしれませんね。

色々と気になったので、ハロウィンのトリックオアトリートの意味と英語のスペル、そしてトリックオアトリートと言われた時の返事の仕方についてまとめてみました!

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トリックオアトリートの意味は

トリックオアトリートを英語で書くと…

魔女など

「トリックオアトリート」英語で書くと、
「Trick or Treat」
となります。

「Trick(トリック)・or(オア)・Treat(トリート)」という、一つの文章だったんですね。

それぞれの英単語の意味は、次のとおりとなります。

  • Trick(トリック)
  • イタズラ・悪だくみ・(人を)騙すといった意味。

    推理ドラマなどで、「犯人のトリックを暴いた!」と主人公がひらめく場面がありますよね?この場合の「トリック」も同じ「Trick」で、悪巧みを隠す事で周囲を騙すことからきています。

  • Treat(トリート)
  • もてなす・(病気や怪我の)手当をする・ごちそうするといった意味が。

    Treatは、幅広い意味で使われる単語ですが、いずれにしても、「現状よりも良い状態にするために行動を起こす」といった意味として使われます。おもてなしも怪我の手当もご飯をごちそうするのも、してもらうと嬉しい事ですよね。

  • or(オア)
  • AまたはB、と複数の事柄を並べて紹介する時に使います。あるいは命令形として、「さもないと」「さもなくば」とも使われます。

    砕けた言い方をすれば、「・・するなら××だ」でしょうか。

ごちそうかイタズラか!

トリック・オア・トリートを直訳すると、「”イタズラ”か”ごちそう”か選べ!」となります。

ただこれではあまりにも機械的ですし、英語圏でもそんなニュアンスで使ってはいません。これを言うのが子供であることも含めて、わかりやすく訳すと次のようになります。

「イタズラしちゃうぞ!それが嫌ならお菓子をちょうだい!」
「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!」

Treatにはお菓子といった意味はないのですが、子供っぽい言い方をすれば「お菓子」が一番近いかと。Trickも子供が使うにしては言葉がきついのですが、あくまでも子供のかわいいイタズラというニュアンス。

納得のいかない部分もありますが、英語の慣用句と思えば納得できるのではないでしょうか。

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トリックオアトリートという言葉の由来

死者の魂に祈りを…

トリック・オア・トリートの由来は、ヨーロッパの古い風習が元となっています。

ヨーロッパでは、ケルトの古い風習の中に、「ソウリング(Souling)」というものがあります。キリスト教カトリック教会で11月1日は「諸聖人の日(All Saints’ Day)」。その翌日である11月2日は死者の日(All Soul’s Day)とされ、死者が天国にいけるよう祈りを捧げる日とされました。

この時一般家庭では、「ソウルケーキ(Soul Cake)」と呼ばれるケーキを用意します。そして各家庭を訪れる信者にケーキを渡し、使者の魂に祈りをささげてもらったのでした。もしケーキを用意していないと祈りはささげられず、死者の魂がさまようのだそうです。

「ケーキを出さないと死者の魂がさまよう」というのはどこかで聞いた話ではありませんか?そうです。お菓子をくれないといたずらする、トリック・オア・トリートはここから発生したものです。

  • ケーキ  → お菓子
  • 死者の魂 → 変装した子供がいたずらする

へと変わったんですね!

この変化はアメリカにハロウィンの風習が伝わった際に、イベント色が強くなったと考えられています。イベント好きで賑やかなことが大好きな、アメリカ人らしい変化とも言えますね。

トリックオアトリートと言われた時の返事は?

ハッピーハロウィン!

happy halloween

トリック・オア・トリート!と子供に言われたら、英語でなんと返事すれば良いのでしょう?

アメリカではこの場合、
「ハッピーハロウィン!(Happy Halloween)」
と返答するのが一般的。

日本語に訳すなら、
「よいハロウィンを!」
「ハロウィンを楽しんでね!」

といったところでしょうか。

子供は友達どうしで、大人を驚かせながらお菓子をもらう。大人はそんな子供が来るのをワクワクしながら、お菓子を沢山用意する。そんな楽しい雰囲気が、「ハッピーハロウィン」からは感じ取れますね。

トリート!

ハッピーハロウイン!以外の返事としては、
「トリート(Treat)」
と言うこともあります。

確かに「いたずら(Trick)」か「お菓子(Treat)」だったら、お菓子って答えたくなりますよね。

お菓子をあげるぐらいなら、イタズラされても…と思っても、そこはお約束。用意したお菓子を、訪ねてきた子供たちに渡してあげましょう。変に意地をはっても誰も楽しくないですし、こういうお祭りは楽しんだ者勝ちですよ!

□Trick or Treat 2010 Halloween

こちらはアメリカでのハロウィンの様子ですが、実際のところは返答の言葉は色々みたいですね。

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あらかじめお菓子を用意してから

日本でのハロウィンは大分浸透してきており、特に仮装を楽しむという方も多いでしょう。

ただトリックオアトリートについては、イベントとして行われることは多いようですが、一般家庭ではまだまだ普及してるとは言えません。

「トリック・オア・トリート」を楽しむ場合、ハロウィンイベントが行われているところ以外の場所では控えたほうが無難かもしれませんね。一歩間違えると知らない人からお菓子をねだり取ろうとする、困った親子だと思われてしまうかも・・・

トリック・オア・トリートを家で楽しむなら、ママ友同士であらかじめお菓子を用意しておき、そこに子供を行かせるかたちにすると、皆んなで楽しめるのではないでしょうか。