
車をきれいに洗ったはずなのに、ボディに水垢のシミが残っていた…なんて経験ありませんか?
洗車をサボっていたならまだしも、こまめに洗っていて水垢がついているとガッカリしますよね。
こまめに洗っていても、ワックスできれいに保護していたつもりでも、水垢は意外と付いてしまうもの。そんな頑固な水垢は、実は意外なもので落とせますし、また水垢の原因も意外なものだったりするんですよ。
いつまでもきれいに保つために、車のボディについた水垢の原因と落とし方について覚えておきましょう!
車のボディについた水垢の落とし方
まずは水で流そう
水垢がついていることに気がついたら、まずは指で軽く擦ってみましょう。それで水垢が取れるようなら、まだ焦る事はありません。
頑固な水垢の場合もそうですが、まずは車を水で洗い流して汚れを取り除きましょう。軽度の水垢なら、これだけでも落とせますよ。これで落ちないようであれば、次の作業に移りましょう。

台所洗剤をつかう

水垢を落とすために、研磨剤などを含んだ「カーシャンプー」がよく使われます。
しかし、研磨剤入りのカーシャンプーであれば、細かい傷をつける場合があるので注意が必要です。またカーショップまで行く余裕が無く、すぐにでも落としたい事もありますよね。
そんな時は、食器洗い用洗剤で車を洗いましょう。お皿の油汚れもよく落ちますが、実は水垢もきれいに落とせるんですよ。
*台所洗剤の使い方は次のとおりです。
- 洗剤1に対して水100の割合で、バケツに洗剤を作る。
- 車を一度水で洗い流す。
- 柔らかいタオルやスポンジに洗剤を付けて、水垢のついている場所を優しく撫でる。
- きれいな水で車をすすぐ。
- 乾いた柔らかい布で、素早く水を拭き取る。
ここで気をつけたいことは、車の乾燥です。
洗車中の汚れが残った状態で乾燥させると、そこがまた水垢になってしまいますし、洗い終えた後も、水滴がついたままにすると、そこから水垢が発生してしまいます。
洗い終えたら、必ず車を拭いて、水滴のない状態にしましょう。
また、水垢が落ちにくいからと、洗剤の原液を直接車につけるのは逆効果。水垢ばかりか、塗装のコートまで剥がれてしまい、後々水垢がひどくなる原因になってしまいます。
最終手段は研磨剤
カーシャンプーや台所洗剤で洗っても、そうしても水垢が取れない場合は、研磨剤の出番となります。カーショップなどに水垢用の研磨剤があるので、こちらを利用しましょう。
ただし、水垢を削って落とすものなので、力を入れすぎると傷がついてしまいます。塗装面にも多少ダメージが入ってしまいますので、軽い力で水垢のある部分だけに使いましょう。
その他にも注意事項が書いてあるので、必ずパッケージ等の説明はすべて読んで正しく使うようにして下さい。
車に水垢がついてしまう原因は?
大気中の油が原因?
水垢という名称から考えると、車についた水滴が乾いた跡が水垢になる、と考えがち。
確かに、雨水が乾いた跡に水垢は発生ますが、その原因は「油」なんです。
この油は排気ガスや工場の煙などから出たものが、大気中に微量に含まれたもの。それが、雨に溶け込んで車についた状態で乾いてしまい、水垢となってしまうんです。
車を保護するワックスが原因?
大気中に含まれた油も水垢の原因ですが、それ以上に水垢となる要因があります。それは車をピッカピカにしてくれる、カーワックスなんです。
ワックスやコーティング剤は、車の表面に油膜を作ることで車を保護するものです。ワックス剤の保護効果は長く見ても1ヶ月ほどで、その後は汚れが付着しやすくなる原因に。
こまめに洗車とワックスをこなせる人なら大丈夫ですが、ちょっとずぼらな方の場合はそうはいきません。汚れたら洗車・半年に1度ぐらいワックスという人は、水垢がつきやすい環境になってるかもしれませんね。

車の水垢対策は?
きれいな状態を保つこと
水垢対策で一番効果的なのは、常にきれいな状態を保つこと。ですが、毎日洗車するというのは、こまめな人でも難しいですよね。
それでも出来れば、雨上がりの翌日には洗車する、晴れが続いていても半月をめどに洗車しましょう。
手洗いにこだわらなくても、ガソリンスタンドなどにある自動洗車機を利用すると楽です。洗車し終えたら、きれいに水を拭き取ることを忘れずに!
雨対策を!
次に、雨に車を晒さない環境を作ることです。
自宅の駐車スペースに置くときは、出来る限り雨が防げる状態にしましょう。車庫を建てるのが理想ですが、厳しいようなら車にカバーを掛けることも検討してみるといいですね。
ワックスの注意点
ワックスも重要です。ワックスを使うのであれば、1ヶ月に一度はワックスがけを行いましょう。
ズボラさんできれいに保ちたい場合は、コーティング業者にお願いする方法もあります。
業者にもよりますが、予算は数万円程度で持続期間はおよそ1年前後。ちょっと高いかもしれませんが、その分の時間と手間を手に入れたと考えてみませんか?
優れたガラスコーティング剤を使った製品
また、優れたガラスコーティング剤を使った製品を使ってみてみるのもいいですね。
こちらの【ピカピカレイン】という製品は、光沢や水弾きが3年間キープ可能という脅威的な性能を持っていますよ。
こまめな手入れで水垢バイバイ!
車のボディに付いてしまった水垢は、洗剤などでしっかり落として残さないことが大切です。きれいに水垢を落とした後も、こまめな洗車と雨を防ぐ気遣いが予防にもつながります。
言うのは簡単ですが、雨に濡れたらすぐ洗うなどのこまめな行動は面倒なもの。
しかし、このこまめさこそが、車をいつまでもきれいに保つ秘訣なんです。水垢もすぐに落とせば後が残りません。頑張ってこまめに手入れしましょう!
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