最近、美容や健康に良いと注目を集めている「キヌア(Quinoa)」をご存知でしょうか?
キヌアは、体に良い栄養素が豊富に含まれていて、ダイエットにも効果があると言われているスーパー穀物なんです。
ただキヌアはあまり馴染みのない食べ物。穀物だからお米と同じように炊いて食べるとしても、それだけだと味気なくて、毎日は続かないかもしれませんね。どうせなら、作り方や食べ方のバリエーションも増やして、毎日美味しく頂きたいもの。
そこで、キヌアを食べる上で気をつけたいこと、美味しい食べ方やレシピを紹介します!
キヌアの基本的な食べ方
キヌアの特徴は?どんな味?
キヌアの外見は?
白や赤色の小さな丸い粒です。お米よりは、雑穀のアワ・ヒエに似た外見をしていますね。
キヌアの基本的な食べ方は?
ご飯みたいに水を入れて炊きます。炊きあがったら、そのまま食べたり、おかずの具材として使います。
キヌアの食感は?
プチプチとした歯ごたえがあり、食べていて楽しくてハマる人もいるほどです。
キヌアの味は?
これといったクセのある味はなく、少々味気ないのがキヌアの味とも言えますね。ただ、少々ごぼうのような土臭い匂いがするので、土っぽい味がするという人も。土の匂いに関しては、事前にしっかりお米を研ぐようにキヌアを洗えば大丈夫ですよ。
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キヌアを炊いてみよう
まずは基本となる、キヌアの炊き方を覚えましょう。
- キヌア 100g
- 水 200g
- フタ付きの鍋
- フライパン
- ボウル
- 目の細かいザル
- キヌアを流水で洗う
お米を研ぐ要領で、キヌアを流水で洗います。水を切る時に米と違って流しやすいので、ザルに一度あけて水を捨てると洗いやすいです。
- 水を沸騰させる
鍋などに水を沸かして、沸騰させます。
- 弱火で茹でる
沸騰したらキヌアを入れて、蓋をしたままで弱火で10分ほど茹でます。
- 水気を確認する
10分ほど茹でたら、一度底からかき混ぜて、水気があるかどうか確認しましょう。
水気が残っているようなら、かき混ぜながら水気を飛ばしていくようにします。
- 最後に蒸らす
水気がある程度飛んだら、火を止めます。そして蓋をして10分ほど蒸らして出来上がりです。
水加減は「キヌア1:水2」が基本です。最初はこの割合で炊いてみて、実際に食べてみてから、自分の好みの硬さに調節していきましょう。
鍋で茹でる自信がなければ、お米を炊くように炊飯器で炊く事も可能です。この場合の水加減も、「キヌア1:水2」でOKです。普通炊きで炊けますので、タイマー予約して朝起きたら炊きたてのキヌア、なんてことも出来ますね。
□人気の雑穀「キヌア」をご飯に入れるとモチモチに
https://youtu.be/PAk4vcm3Qa0
最初のうちは雑穀ごはんのように、白米とキヌアを混ぜて炊くのも美味しいですよ。
キヌアのオススメレシピは?
キヌアの炊き方を覚えたら、次はキヌアを使ったレシピに挑戦してみましょう。
ぜひ覚えて食べてみたい!おすすめのレシピを2つ紹介しますね。
お腹いっぱいキヌアリゾット!
美味しいお出汁を吸ったご飯は、カサも増してボリューム満点。それをキヌアで作ったら…少量なのにお腹いっぱいになります(^^)v
◎材料(2~3人前)
- キヌア 100g
- 水 300g
- 固形スープの素 1個
- 玉ねぎ 1個
- キャベツ 2~3枚
- ニンニク 1かけ
- オリーブオイル 適量
- 塩・コショウ 適量
- 材料を切る
玉ねぎはくし型に、キャベツはざく切りに切ります。他にも野菜を入れるなら、大きさを揃えて切りましょう。そして、ニンニクはみじん切りにします。
- ニンニクを炒める
厚手の鍋にオリーブオイルを入れて熱してから、ニンニクを入れて香りが立つまで炒めます。
- 野菜を炒める
野菜を入れて、油が回るまで軽く炒めます。
- 水と固形スープを入れる
お水と固形スープの素を入れて沸騰させます。
- キヌアを入れて煮る
沸騰したら洗ったキヌアを入れ、蓋をして弱火で15分ほど煮ます。
- 味を整える
キヌアがふっくらしたら、塩コショウで味を整えて出来上がりです。
ポイントは、煮詰めすぎないこと。水気が残るぐらいで仕上げると美味しいですよ。
水を減らしてホールトマトを潰して入れると、濃厚なトマト味のキヌアリゾットの出来上がり。粉チーズとパセリを散らすと、イタリアンな味わいになってオシャレですね。
あのお店風キヌアサラダ
某大型食料品店で販売されている、キヌア入りサラダを目指したものです。
実際のものとは少し違いますが、食べやすさ・作りやすさ優先となっています。
◎材料(2~3人分)
- キヌア 100g
- きゅうり 1本
- パプリカ 2個
- 豚肉しゃぶしゃぶ用 5枚前後
- オリーブオイル 大さじ5
- レモン汁 大さじ1
- 塩コショウ 適量
- キヌアを茹でておく
「キヌア」は予め茹でておきます。そして粗熱を取っておきましょう。
- 材料を切る
きゅうりとパプリカを、さいの目に切ります。
- 豚肉を準備する
豚肉を湯通しし、冷水で冷やします。豚肉が冷えてきたら、食べやすい大きさに切りましょう。
- 調味料を混ぜる
大きめのボウルにオリーブオイル・レモン汁・塩コショウを入れてよく混ぜます。
- 混ぜて味をなじませる
上記4で混ぜた材料に、切った野菜、茹でておいたキヌア、湯通しした豚肉を入れてよく混ぜ、味をなじませたら出来上がりです。
野菜が足りないようでしたら、ちぎったレタスや角切りにしたトマトを加えても美味しいです。
より「らしく」したいのなら、豚肉のしゃぶしゃぶでは無く、茹でた鶏胸肉にするとボリューム満点に!ドレッシングを市販のもの変えれば、和風も中華風も楽しめますよ。
チョイ足しで食卓にプラス!
一度茹でる手間はありますが、キヌアはお米が主食の日本人にとっては馴染みやすい食べ物。
クセのない味は、どんな料理にも合わせやすく、食感もプチプチ、もちもちとして歯ごたえもあり、食べやすいですね。
いつものご飯にプラスしたり、チャーハンやピラフなどの「ご飯の炒め物」にもぴったり。他にも、スープの具にしたり、サラダや和え物に加えたりと、食事の主役にも脇役にも大活躍できるんです。
ぜひいつものメニューにキヌアをプラスして、美味しく美しくなっちゃいましょう!
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