可愛い子猫

一人暮らしを始めると、気兼ねない生活に開放的になりますよね。一方でただいまと玄関を開けても返事はなく、部屋は静かで少し寂しい…なんて思いませんか?

そんな一人暮らしが寂しくなってしまった人におすすめなのが、ペットを飼うことです。ペットにも色々ありますが、特にオススメなのが「猫」なんです。

どうして猫がおすすめなのか、また飼うためには費用はどれくらいかかるのか?など、これから順序を追って説明しますね!

一人暮らしに猫がオススメなわけ

猫は一人暮らしの環境に向いている

猫は他のペットと比べると、お世話しやすい動物ですね。

犬の場合、室内で飼っていても毎日の散歩が欠かせません。散歩が不要なハムスターやうさぎは、意外と弱く寿命も短いです。

その点、猫は室内である程度動き回れる空間と、飛び登れる高い場所があれば、運動は充分です。

しっかり飼育すれば丈夫ですし、病気の時もペット病院ですぐ見てもらえます。しかもエサを用意しておけば、1泊程度の旅行なら放置しておいても大丈夫です。

この手の掛からなさが、一人暮らしに猫がぴったりな理由なのです。

猫は適度に優しい

猫は犬と違って、気まぐれて自分本位の生き物だから、という人もいます。

ですが、一人暮らしの場合は、この「気まぐれで自分本位」という性質が合っているもの。

猫は帰宅しても、気まぐれにこちらをむいて終わり、という場合すらあります。玄関までお出迎えしてくれる日もありますし、ご飯が欲しいと訴える日も。そして、自分の気が済めばそのままそっと離れていきます。

このつかず離れずの程よい優しさが、一人暮らしに丁度よいのです。

寂しいのに来てくれないと思うなら、自分から猫のほうへ行けば良いのです。猫は適当に、あるいは真剣に、相手してくれますよ。

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猫を飼う際に気をつけたいこと

しつけはしっかり行う

猫はしつけとして、

  • 「トイレの場所」
  • 「爪とぎの場所」

を教える必要があります。

これをしないと、家中におしっこをされてしまいますし、爪とぎで壁やドアがボロボロ…なんてことに。持ち家なら良いのですが、賃貸住宅ですと引越し際にトラブルの原因にも。

子猫のうちにきちんと教えれば、余程のことが無い限りトイレは失敗しませんし、爪とぎも覚えますよ。

こちらを見る猫

不用意に餌を与えない

人が食べているものに猫は興味を示し、その仕草が可愛くてついつい与えてしまうこともあります。

ですが、猫には絶対与えてはいけない食べ物が幾つかあります。

ネギ類はその代表格。最悪、血液の中の赤血球が破壊されるので、ネギ類は猫には非常に危険なものです。

チョコレートも猫には危険な食べ物の一つで、カカオ入りの食べ物は心不全を引き起こす危険もあります。

ねこまんま、という言い方がありますが、人間の食べ物は動物には与えてはいけません。猫用のペットフード・おやつが豊富に出回っていますので、それだけを与えるようにしましょう。

部屋は片付けよう

猫は高い所に登るのが大好きです。こちらが注意していても勝手に駆け上ります。

棚の上やタンスの上に置いてあるものは、気をつけないと猫が落とす危険がありますね。台所も平気で上がる場合があるので、コンロ周りは不意にスイッチが入らないような配慮も必要です。また電源コード類も引っ掛けておもちゃにしたり、かじって遊ぶことだってあります。

全て、部屋を片付けておけば防げますね。部屋も片付いてすっきりしますし、猫が生活しやすい空間にもなって一石二鳥ですよ。

猫を飼うのにかかる費用はどれぐらいなの?

初期費用

休んでる猫

猫をペットとして飼ったら、まずは病院で診療を受け、必要なら予防接種を受けましょう。

ただし、動物病院は診療費が人間より高く付くこともあります。病院によって料金は大幅に違いますが、1回の診療で1万円以上は必要になります。

また後々には。避妊手術を受けさせる事も必要になります。

かわいそうと思うかも知れませんが、野良猫を増やさないための処置としてもとても大切なんですね。猫の場合、雄で15,000円ほど、雌で25,000円ほどの料金が発生します。

また、ホームセンター等でトイレセットエサを用意しましょう。トイレは2,000円もあれば購入が可能ですし、砂も500円もあれば購入できます。

エサはとりあえず様子見で量の少ないものを、500円ぐらいを目安に購入してみましょう。その他にも爪とぎ板首輪など、細々したものを購入する事になります。

病院代と合わせて2万円ほどを用意しておけば、おおよその準備は可能ですよ。

一ヶ月にかかる費用

病院に行く事もなく、一ヶ月元気に過ごした場合の猫にかかる費用は、4,000円前後です。

トイレ砂は毎日少しずつ入れ替える必要があり、時々全てを入れ替える事も必要です。猫砂はその猫にもよりますが、2週間から1ヶ月に一袋分は消費します。5キロで500円~1,000円ぐらいで販売されていますので、それを活用しましょう。

エサは平均で2,000円~3,000円ぐらいを見積もるといいでしょう。内訳は、缶詰系が1,000円前後、カリカリが1,000円~2,000円前後。カリカリは10キロパックを購入すれば、一ヶ月は持つので意外と経済的です。

一方の缶は開けると傷みやすいため、結果的に高めになります。

□都内一人暮らし男が子猫を拾った あいさつは猫パンチ!
https://youtu.be/HA7Iw5X5OKE

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最後まで面倒を見る覚悟を

最後に、「猫」は大切に飼えば、15年ほど生きる動物と言われています。

そして、ぜひとも、最後まで必ず面倒を見る覚悟を決めてから飼って下さい。どうしても飼えない事情が出てくる場合も、最後までベストを尽くしてあげて下さい。

可愛いペットのためなら、そう難しい事ではありませんよね?

その覚悟を持った上で、仲良く楽しい猫ライフを送って下さいね!

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