春は、旅立ちの季節。晴れて新社会人になる方は、希望と期待に胸を膨らませていることと思います。
新しい生活の始まりには、「自己紹介」がつきもの。
第一印象と言うのは非常に重要で、自己紹介がうまく行けば、その後の人間関係もスムーズになりやすいですよね。それは会社においても同じことです。
そんな大切な新入社員の自己紹介について、その意義やポイント、例文を順にまとめてみました。
自己紹介のポイント、自己紹介する意義
新入社員のみなさんは、入社後の自己紹介について、いろいろ考えたり、心配されていたりするのではないでしょうか。
自己紹介の意義
自己紹介は、会社の先輩方に
- 自分の名前を覚えてもらう
- どんな人間か知ってもらう
ための大切な機会です。
とは言え、そんなに心配しなくても大丈夫。先輩たちは、みなさんを基本的に「歓迎」してくれています。
仕事は「チームワークが大切」ですから、名前をきちんと覚えて、性格・人柄について知ることで、チームの一員として迎え入れる準備をしたいと思ってくれているのです。
自己紹介のポイントは?
先輩方は、皆さんの初めての自己紹介に実はそれほど多くのことを望んではいません。
基本的には、「素直で元気」な挨拶が出来ればOKです。
それには、次のことに気を付けるといいですね。
笑顔ではっきりと
先輩方には、これから、いろいろご指導いただき、お世話になります。
まずは「お世話になります」と言う謙虚な気持ちで、「笑顔」で「はっきり」挨拶をしましょう。挨拶は、人間関係の基本です。
きちんとしたお辞儀
お世話になる方に「頭を下げる」という気持ちはとても大切です。自己紹介の際にはきちんとお辞儀をするようにしましょう。
もしかしたら、学生時代と一番違う点かも知れませんね。
丁寧な言葉づかい
社会人として「きちんとした」言葉遣いをしましょう。
今後は、敬語なども上手に使いこなせるようになるといいですね。
これから、いろんなことでご指摘やご指導を受けることもあるでしょう。そのときには、素直に受け止めることが何より大切です。
姿勢よく
背筋を伸ばして、しっかりと自己紹介をしましょう。
背筋をピンと伸ばせば、気持ちもしゃんとします。
身だしなみに気を付けて
高価なものを身に着けると言うことではなく、「清潔」な服装と髪型を心掛けましょう。
靴を磨くのも忘れずにしたいですね。
奇をてらわず無難に
強い印象を与えようとして変わったことを言うより、まずは「無難」を心掛けます。
最初からウケを狙う必要はありません。新入社員は「無難」でいいのです。
新入社員の自己紹介の例文
新入社員が会社内で自己紹介をするときには、次の内容を盛り込むようにします。
- 自分の名前
- 配属先
- 出身地や出身校・専攻
- 特技、趣味など
- 抱負
- 「よろしくお願いします」の言葉
次に、自己紹介する際の例文をご紹介します。
■新入社員の自己紹介 例文1
営業部に配属になりました
○○一朗と申します。イチロウの「ロウ」は朗らかと書きます。
学生時代、ずっと体育会の○○部におりました。
やる気と体力には自信があります。一日も早く仕事を覚えられるよう頑張りますので、
どうぞよろしくお願いします。
■新入社員の自己紹介 例文2
このたび入社致しました○○○○と申します。
配属先は営業部です。
社会人としての第一歩を
この会社で迎えられることを
本当に嬉しく思っています。仕事に慣れないうちは
何かとご迷惑をおかけするかと思いますが
ご指導のほどよろしくお願いします。
■懇親会での新入社員の自己紹介 例文
経理部に配属になりました
○○○○と申します。どうぞよろしくお願いします。
私は○○の出身です。
○○というと□□□が有名ですが、
私の実家はかなり田舎で、
周りに何もなく、のんびりと育ちました。学生時代は○○で過ごしましたので、
今朝は東京の朝の通勤ラッシュに、
本当にびっくりしました。田舎育ちでおっとりしたところがありますが、
真面目で前向きなところが
私の取り柄だと思っています。一日も早く仕事を任せられるようになりたいと
思っていますので、
どうかよろしくお願いします。
■ビジネスシーンでの自己紹介 例文
はじめまして。
4月から営業二課に入社いたしました「○○○○」と申します。まだ研修中でございますので、
全く何かとご迷惑をおかけすることが多いと思いますが、
ご指導の程、よろしくお願い申し上げます。
「ビジネスマナーと基礎知識」より引用
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まずは元気な挨拶から
新入社員の頃と言うのは、とかく張り切ったり、気負ったりで、一生懸命なあまり、失敗も多いものですよね。でも、そんな新入社員たちも、次の年、後輩を迎えるころになると見違えるようになるのは驚きです。
自分が新入社員だった頃に比べると、今の若い人たちは、みな、ずっとしっかりしていて落ち着いているように思います。
最初は、何もわからなくて当たり前。「教えていただく」と言う素直な気持ちで臨めば、先輩たちも、きっと親切に教えてくださるはずですね。
- おはようございます!
- お先に失礼します!
- ありがとうございます!
この3つの言葉をしっかり言うように心がけて、先輩方に可愛がられる存在になってくださいね。
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