卒業式に出席する際には、スーツに「コサージュ」を添えるという方も多いのではないでしょうか。
コサージュは、フォーマルなスーツに添えると、華やかになるので上手く活用したいアイテムですよね。
でも使い方を間違えると、卒業式のコサージュが台無しになってしまいます。
そこで、卒業式に相応しい、コサージュの選び方、綺麗に見える付け方、色や付ける位置について紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
卒業式に相応しいコサージュの選び方
様々なデザインがあるコサージュ。卒業式に相応しいものはどの様なものでしょうか。
フォーマルの場に相応しいコサージュを
卒業式は、どんな卒業式であれ厳粛な場です。出席する際には、フォーマルスーツ、あるいは和装を着用される方がほとんどでしょう。
なので、コサージュも、フォーマルの場にふさわしいものを、選びましょう。
お花のコサージュ
コサージュは、主に布製のものと、造花・生花製などがあります。
その中で、卒業式に向いているのは、お花のコサージュです。
生花のコサージュは、事前に生花店に予約すると、卒業式当日にコサージュが入手できますよ。
また、プリザーブドフラワーで出来た、コサージュもお勧めですね。
プリザーブドフラワーのコサージュは、使用した後にも飾っておけます。思い出として残るのが素敵です。
薄い生地のコサージュを
◯リボンコサージュつくり
布製のコサージュでは、シルクやオーガンシーなどが適しています。
その他に、薄く、レース素材で出来ているコサージュが、卒業式に向いているでしょう。
麻布や綿布で出来ているものや、生地に柄が入っているコサージュは、カジュアルすぎるため、卒業式の場には相応しくありません。
色は春色で
コサージュの色は、季節に合わせて変えたほうが良いとされています。
卒業式は3月ですので、春色である、淡いピンク、オフホワイト、オレンジ系などがお勧めです。オレンジ系は、あまり濃い色にすると下品な印象になってしまいます。淡い色彩を選びましょう。
地域によっては、雪がまだ残っていて、冬の地域もありますよね。その場合でも、春を先取りして春色のコサージュを付けても良いですよ。
冬色にするのであれば、明るめの薄い紫や、琥珀色、ワイン色を選ぶと良いでしょう。濃い色にすると下品になりやすいので、薄い色を選ぶことを心がけるといいですね。
春の系統の色を選ぶ場合も、冬の色を選ぶ場合も、薄い色調で選ぶと衣服に合わせやすいですよ。
綺麗に見えるコサージュの付け方
コサージュを選んだら、次は綺麗に見える付け方です。
左胸、鎖骨のあたり
コサージュは、左右どちらにつけても、マナー的には問題ありません。一般的には、着けやすさから左側につける事が多いですね。
付ける位置は、左胸よりやや高め、丁度鎖骨の辺りにつけるのが、一番きれいに見えます。
この位置だと、コサージュに目線が集中しスタイルよく見える効果があります。襟がある服なら、襟の部分につけるのが丁度良いでしょう。
襟が小さかったり、襟がない場合は、首と肩の間の鎖骨付近が美しく見えます。
茎は上?下?
生花のコサージュは、茎の位置をどうすればよいか迷いますよね。
このタイプのコサージュは、茎を上、花を下にするのが正しい付け方です。
茎が長いようなら少し折り曲げ、体の外側に向くように、少し斜めに付けると美しく見えますよ。
ぐらつく時は布を当てて
綺麗につけるポイントは、ピンで布を多めにすくう事です。こうすることで、ぐらつかずコサージュが安定します。
それでも安定しない場合は、服の裏側に別の布を当て、コサージュのピンで止めると安定します。
薄手のフォーマルだと、あまり大きく布を当てると目立つので、同系色の小さな布を当てるようにしましょう。フォーマルを購入した時に一緒についてくる、共布を利用するととても便利です。
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コサージュを使いこなして
お店には、沢山のコサージュが販売されていて、目移りするかも知れません。
その場合は、以下の事を思い出して選ぶと卒業式の時に失敗しません。
- フォーマルの場では、淡い色彩のコサージュにする
- 布製は薄い生地のものを、お花のコサージュも素敵
- 濃い目の色は下品になりがちなので、できるだけ避ける
この3点を押さえておけば、実は卒業式以外の入学式や結婚式でも応用が可能です。
ぜひ覚えて、卒業式だけと言わず、様々なフォーマルシーンでコサージュを活用して下さいね。
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