
サラリーマンならもちろんのこと、冠婚葬祭で着用するスーツには、ネクタイが必需品ですよね。
いつも同じ結び方をしている方が多いとは思いますが、結婚式に出席するときなど、ちょっと結び方をかえるだけで華やかな印象に変わるものです。
けれども、結び方が良く分からない、ひとつしか知らない…。なんてこともあるかも知れません。
そこで、覚えておくと役に立つ、おしゃれなネクタイの結び方について、定番の結び方から個性的な結び方までご紹介します!
ネクタイの定番の結び方
まずは、基本的な結び方から応用の結び方まで紹介します。
プレーン・ノット
ネクタイを結ぶ人がまず覚えるのが、プレーン・ノット。
わかっているつもりでも、手癖で結んでいて、案外違う結び方をしているかも知れませんよ。
まずは基本から見直してみませんか?
ウィンザー・ノット
ビジネスシーンでも、活用出来る結び方が、ウィンザー・ノット。
改まった印象になりますので、大事な商談の時に結ぶと、相手の方にきっと好印象を与える事でしょう。
ちなみに、ウインザー・ノットは、元英国王エドワード8世(ウィンザー公爵)が広めたという説がありますが、公式には否定されています。
セミウィンザー・ノット
ウィンザー・ノットが少し結び目が大きく感じたなら、セミウィンザー・ノットはいかがですか。
ウィンザー・ノットと比べると、結び方が少し簡単なのと、結び目が小さくなるのが、特徴です。
やや細身のネクタイでしたら、セミウィンザー・ノットの方が、合っているでしょう。
ダブル・ノット
密かなおしゃれをしたい場合は、ダブル・ノットはいかがですか。
プレーン・ノットと同じ様に見えて、少し結び目が大きくなるのが特徴です。それでいて、上品な印象に仕上がるので、社外の人と会う時などにオススメです。
一見すると、プレーン・ノットと変わりませんので、出勤時に気分を変えたい時などにも、ピッタリですね。
華やかな席にぴったりなネクタイの結び方
ビジネスシーンでは使いにくいですが、パーティシーンに似合う結び方を紹介します。
エルドリッジ・ノット
エルドリッジ・ノットは、折り重なった見た目が楽しい結び方です。
柄の入ったネクタイよりも、無地で明るい色のネクタイのほうが、映えるでしょう。
トリニティ・ノット
エルドリッジ・ノットと共に、パーティーに向いた結び方が、トリニティ・ノットです。
こちらも無地のネクタイや、ストライプ柄などの、シンプルな柄のものが、向いています。
フィッシュボーン・ノット
フィッシュボーン・ノットは、綺麗に結べるようになるまで、練習が必要。ですが、覚えるだけの価値はある結び方といえるでしょう。
無地でも映えますが、エンボス模様のあるネクタイで結ぶと、表情が豊かになりますよ。
ネクタイの個性的な結び方
ゴージャスでセレブ気分になる結び方はいかがしょうか?
トゥルーラブ・ノット
結婚式の、二次会でぜひ結びたいのが、トゥルーラブ・ノットです。
出来れば、新郎として結婚式を開く際に、結びたいですね。無地よりも、柄物の方が、結び目の表情がよく現れます。
オナシス・ノット
簡単だけど、驚かられるのが、オナシス・ノットではないでしょうか。
一見結んでいないように見えるので、話題性バツグンです。
綺麗に見せるポイントですが、やや太めのネクタイを使う事。それと、出来ることなら、上質なネクタイを使う事でしょうか。
というのも、ギリシャの海運王「アリストテレス・オナシス」が、結び方の名前の由来だからです。
結び方一つでこれだけ表情が変わる

普段はプレーン・ノットで結んでいるネクタイも、結び方を変えるだけで、印象がガラリと違ってきます。
色や柄など、今ひとつだと思っていたネクタイも、結び方を変えてみると意外な発見があるかも知れませんよ。
迷ったら、まずはプレーン・ノットに近いものなら、ビジネスの場でも使えるのではないでしょうか。
また、最初はいつもの結び方、2次会で結び方を変える、という使い方もありますね。
パートナーがさっと結び直す、あるいはそっと結び直してあげると、印象がぐっと良くなりますよ!
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