どっちか悩む

カレンダーを見て、次の連休が何連休なのかを確認して、先の予定を考えたりすることってありますよね。

そんなとき、土日以外の休みを呼ぶ時に、「祝日と祭日、どっちが正しいの?」と思うことはないでしょうか?

祝日も祭日もどちらも同じ休日といえば休日なんですが、どのような違いがあるのでしょうね。

そこで、祝日と祭日の意味や違い、また祝日法ではどうなっているのか?について紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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祝日と祭日の意味

祝日とは?

祝日の定義は、wikipediaによれば次のようになっています。

「祝日(しゅくじつ)とは、
建国や独立などのその国の歴史的な出来事に由来したり、
功績のあった人物を称えて制定された記念日で、
宗教儀礼上の重要な祭祀を行う日である祭日とは異なるものである。」

「日本において、国民の祝日に関する法律で定められた国民の祝日。
「祭日」と誤って呼ばれることもある。」

以上から、「祝日は、国の歴史的出来事や記念日などを法律に基づいて国民の休日としたもの。祭日と呼ぶのは間違い」ということですね。

祝日の街なかの様子

祭日とは?

一方、祭日については、wikipediaによれば次の通り。

「祭日(さいじつ)とは、宗教儀礼上重要な祭祀を行う日のこと。」

祝日と祭日、それぞれの定義

以上のことから、祝日と祭日、それぞれの定義は、次のとおりになります。

  • 「祝日」は、国の法律で定められた休日
  • 「祭日」は、宗教的な儀式が行われる日(法的には定められていない)

また現在、祝日法(国民の祝日に関する法律)では、祝日について以下の3つが定義されています。

  • 国民の祝日:国の法律で定められた休みの日
  • 振替休日:日曜日、あるいは祝日と被った時に、休みになる日
  • 国民の休日:祝日と祝日に挟まれた平日は休みとなる

通常、祝日といえば、「国民の祝日」のことを指しますが、その祝日が休みの日とかぶった場合は、翌日が「振替休日」になります。

※なお、「振替休日」というのは通称の呼び名で、祝日法では、「国民の祝日が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする」となっています。

また、ある平日を休みと国で決定した場合、そのことによって「祝日と祝日に挟まれた平日」が新たにできれば、その日も自動的に休日になるというのが、「国民の休日」。国民の祝日と国民の休日は、休みであることは同じですが、意味合いが違うので、呼ぶときは気をつけてくださいね。

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祝日と祭日の違いとは?

それでは祝日と祭日の違いって何でしょう?

祝日も元は祭日だった?

祝日は、昭和23年(1948年)7月20日に施行された、「国民の祝日に関する法律」によって定められていますが、この祝日のうちいくつかは、戦前からあった「祭日」と呼ばれていた日を、名称等を変えて祝日となっています。

この「戦前からあった祭日」とは、戦前、皇室で行われる神道の儀式を指しています。以前はそれらの日(祭日)は休むようにと定められていたんですね。

祭日が名前が変わって、現在の祝日になっている例としては、次のものがあげられます。

皇室の儀式 現在の祝日 日付
四方節 元日 1/1
紀元節 建国記念の日 2/11
春季皇霊祭 春分の日 3/20、3/21頃
天長節 昭和の日 4/29
秋季皇霊祭 秋分の日 9/22、9/23頃
明治節 文化の日 11/3
新嘗祭 勤労感謝の日 11/23

ゴールデンウィークの祝日のエピソード

日本国旗

戦後新たに制定された祝日には、憲法記念日、こどもの日、体育の日、海の日、山の日などがあります。このうち、憲法記念日やこどもの日は、法律制定時に決められたもので、体育の日や海の日、山の日などは後に追加されたものです。

この中で面白い経緯を辿っているのが、みどりの日と昭和の日

現在は5月4日がみどりの日、4月29日が昭和の日となっていますよね。でも、元々4月29日は昭和天皇の天皇誕生日でした。その後、昭和天皇崩御に伴って、天皇誕生日が12月23日に移動となり、空いた4月29日をみどりの日として制定されました。

ところがその後、みどりの日は5月4日に変更になり、その代わり4月29日は昭和の日となりました。

この時期はゴールデンウィークですし、国が祝日を含めて連休で休んでいいということなので、ありがたく休みを楽しみたいですよね。

【関連記事】
昭和の日の由来。みどりの日、天皇誕生日との違いは何?

実はクリスマスも祭日?

現在は法律上は祭日というのは存在せず、宗教的な儀式が行われる日のことを指す意味となっています。ですので、その意味での「祭日」は、現在祝日になっていることもあれば、休みでない普通の日のこともあります。

そうなると、

  • 地元の神社のお祭りの日も「祭日」
  • 仏教の花まつりも「祭日」
  • ハローウィンも「祭日」
  • クリスマスも「祭日」

・・と言ってもいいですね。

【関連記事】

祝日の意味を知ろう

日本の国旗

祭日と祝日の違いは、

  • 「祝日」は法律で定められた休日
  • 「祭日」は宗教的な儀式が行われる日

ということです。

また、

  • 法律の上で祭日は存在しない
  • 祝日一つ一つには意味があり、祭日が由来の祝日もある
  • 神社のお祭りも、クリスマスもいわば祭日

…といったこともわかりましたね。

普段は祝日というのは休める日!…とただ思ってる方も多いんじゃないでしょうか?連休だったらラッキーと思うこともありますよね。

ただ、せっかくなので、それぞれの祝日の意味を知って、その休日にふさわしい過ごし方をしてみるものいいですね。