年末が近づいてくると気になるのが、今年の仕事納めや、年明けの仕事始めがいつなのか?ということです。
連休の予定や、仕事上での挨拶周りの日程など、何かと準備することもありますからね。
しかし、その年のカレンダーによっては、そうした仕事納めや仕事始めの日が変わって来るので要注意です。また官公庁などの役所と、一般企業や銀行とでは休みの日はどう違うのかも気になるところ。
そこで、2020年の年末から2021年の年始にかけての仕事納め、仕事始めの日程についてまとめてみました。
官公庁の年末年始の休みは?
行政機関の休日に関する法律では?
官公庁については、年末年始のお休みが「行政機関の休日に関する法律」により決められています。
この法律によると、お休みは12月29日から1月3日までと規定されているので、
- 御用納め(仕事納め)は、12月28日(月)
- 御用始め(仕事始め)は、1月4日(月)
となります。
仕事納めや仕事始めの日が土日と重なった場合は?
ところが、その年のカレンダーによっては、12月28日や1月4日、またその前後が土日と重なることがありますよね。
仕事納めは、その前後の土日によって、次のようになります。
- 12月28日が土曜日の場合:前日の「12月27日」が仕事納め
- 12月28日が日曜日の場合:前々日「12月26日」が仕事納め
また、仕事始めが、1月4日が土日と重なった場合は、次のようになりますね。
- 1月4日が土曜日の場合:翌々日「1月6日」が仕事始め
- 1月4日が日曜日の場合:翌日の「1月5日」が仕事始め
2020年→2021年の仕事納め・仕事始めは?
2020年(令和2年)→2021年(令和3年)は、
- 仕事納めは、2020年12月28日(月)
- 仕事始めは、2021年1月4日(月)
年末年始のお休み期間は、2020年12月29日(火)~2021年1月3日(日)
になります。
- 12月28日が月曜日なので、仕事納めはそのまま月曜日(12月28日)に
- 1月4日が月曜日なので、仕事始めもそのまま月曜日(1月4日)に
なるわけですね。
今年の年末年始のおやすみは土日のずれ込みの影響を受けないので6連休になります!
一般企業の年末年始の休みは?
一般企業においては、サービス業などを除き、年末年始のお休みを官公庁に合わせるところが多いです。
ですので2020年(令和2年)→2021年(令和3年)は、
- 仕事納めは、2020年12月28日(月)
- 仕事始めは、2021年1月4日(月)
年末年始のお休み期間は、2020年12月29日(火)~2021年1月3日(日)
…と6連休になります。
ただし、企業によって独自に休み期間を設けていることも多いので、必要に応じて早い段階で確認しておくようにしましょう。
金融機関・郵便局の年末年始の休みは?
銀行・郵便局(ゆうちょ)の仕事納め・仕事始め
銀行などの金融機関や、ゆうちょの仕事納め・仕事始めは次の通りです。
- 仕事納めは、12月30日
- 仕事始めは、1月4日
年末は12月30日まで窓口対応を行っており、仕事始めは官公庁と同じです。年末年始は、何かと物入りですし、お正月は金融機関もお休みですから、30日まで営業しているのは助かりますね。
また、仕事納め・仕事始めが土日と重なった場合には、やはりその分ずれ込むこととなります。
- 12月30日が土曜日の場合:前日の「12月29日」が仕事納め
- 12月30日が日曜日の場合:前々日「12月28日」が仕事納め
- 1月4日が土曜日の場合:翌々日「1月6日」が仕事始め
- 1月4日が日曜日の場合:翌日の「1月5日」が仕事始め
となります。
2020年(令和2年)→2021年(令和3年)は、12月30日が水曜日、1月4日が月曜日ですので、
- 仕事納めは、2020年12月30日(水)
- 仕事始めは、2021年1月4日(月)
年末年始のお休み期間は、2020年12月31日(木)~2021年1月3日(日)
…となり、仕事納め(営業終了)・仕事始め(営業開始)ともに今年は土日の影響でずれ込まないため、上記の通りとなりますね。
ただし郵便局(ゆうちょ)では、
- 土曜日に窓口営業を行っている局
- 「ゆうゆう窓口」が設けられている局
もあるので、年末年始に利用できるところもあります。前もって確認しておきたいですね。
【関連記事】
ゆうゆう窓口では何ができるの?営業時間は何時から何時?
キャッシュコーナー(ATM)は?
銀行がお休みの場合、お金をおろすことが出来ないので困りますよね。でも大丈夫です。
銀行やゆうちょのキャッシュコーナー(ATM)・コンビニATMとも、年末・年始も年中無休で利用可能です。
ただし、ATMを利用できる時間帯は、銀行や設置場所によっても違いがあります。また時間帯によっては、時間外手数料などもかかりますので、あわせて事前にチェックしておきましょう。
証券取引所では?
証券取引所では、仕事納め・仕事始めではなく、「大納会」「大発会」と言います。
以前は、大納会は12月28日、大発会が1月6日でした。
でも今では証券業界の業績不振から、営業日を増やすために、
- 大納会は12月30日
- 大発会は1月4日
にそれぞれ変更されています。
大納会、大発会も、土日と重なった場合には、ずれ込むことがあります。
2020年(令和2年)→2021年(令和3年)は、12月30日が水曜日、1月4日が月曜日ですので、
- 大納会は、2020年12月30日(水)
- 大発会は、2021年1月4日(月)
となり、土日のずれの影響がありませんね!
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年末年始の休暇を楽しもう
カレンダーによっては、仕事納めの日も仕事始めの日も休日と重なり、いつもより多くお休みがとれる年もありますが、ことし2020年→2021年にかけての年末年始は、カレンダー上では休日の重なりがなく6連休になりますね。
ただ考えておきたいのは、サービス業の方は、年末年始の期間も働かれているのかもしれません。
自分がお休みだと、何となく「今日はお休み」だと思ってしまいますが、土日祝や年末年始にも、働いている方もいると言うことは、頭の片隅に置いておくようにしたいものですね。
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