
西洋野菜のカステルフランコはレタスなどと同じ葉物野菜で、分類的にはチコリと一緒となっています。
とても珍しい野菜のため日本で見かけることはなかなかできないようです。海外の野菜を多く扱うスーパーでもほとんど取り扱いがなさそうです。
そんな珍しいカステルフランコですが、バラのようなきれいな見た目をしていて、おしゃれな葉物野菜として使ってみたいと思っちゃいますね。
・どんな料理に味がするのか?
・どうやって育てるのか?
・家庭菜園でもできるのか?
今回はカステルフランコについて調べてみたので、ご紹介していきましょう。
原産地はどこ?どんな栽培方法で育てられているのか

カステルフランコはイタリア野菜の1つです。
イタリア野菜と言えばルッコラやバジル、ズッキーニなどがあります。カステルフランコもこれらのイタリア野菜なのでイタリア地方では一般的に食べられているようです。
カステルフランコという名前は、イタリアのカステルフランコ地方から名づけられています。
カステルフランコはチコリーやラディッキオという野菜と原種は一緒なのですが、イタリア野菜は育てられる地方の気候が大きく違うため育った地方によって、野菜の種類が違ってくるようです。
さらにカステルフランコは、変形種なのでより珍しい野菜となっています。ちなみに、育てている地方の気候によってちがう品種となるので育てられた地方の名前がそのまま野菜の名前となっています。
カステルフランコのバラのようなきれいな模様は育て方によって、違ってきます。葉を太陽に当てない軟白栽培をすることによって、葉が緑に色づかず白いままとなりますが、どの程度の白さを残すかは、栽培者次第となっています。
気候的にも、栽培方法的にも自分で育てて食べるということは難しそうですね。
含まれている栄養素やその効果が気になる!
カステルフランコは、食物繊維やカリウム、ビタミンAが豊富に含まれています。
葉物野菜特有の豊富な食物繊維は、便通を整え腸内環境をよくしてくれるので、肌荒れに効きます。カリウムは、摂取しすぎたナトリウムを体外へ排出する効果があるので、むくみ予防になります。
ビタミンAは鼻や喉の粘膜を守ってくれるので、風邪予防にも役立ちます。また、ビタミンAはアンチエイジングや生活習慣病予防に一役買ってくれますので、カステルフランコを食べることは健康にも美容にもよい効果を生み出します。
カステルフランコのおいしい食べ方

シャキシャキとした食感とほろ苦い野菜なので、サラダで食材そのものを楽しむのがおすすめです。塩やオリーブオイル、さっぱりとしたドレッシングがとても合います。
肉料理のお供にもよく使われています。ステーキやローストビーフと一緒に食べたり、ハンバーガーにレタス代わりにはさまれることもあります。
独特な模様を生かして料理の添え物としてだけではなく、料理を鮮やかに演出するためのアイテムとしても重宝されています。
火を通すと甘味が増すので、ピューレやリゾットに入れてもおいしいです。
イタリア料理ではポピュラーな野菜だった
引用元:youtubeチャンネル週末畑.com
日本ではなかなか見かける機会のないカステルフランコですが、イタリア料理では日常的に使われる野菜です。
チコリの一種でほろ苦い味とシャキシャキした食感が特徴です。
独特な模様ですが、なんと栽培者の育て方次第で白いまま育てるのか日光に当てて葉に緑色
を取り入れるのか変えられるとは、なんとも面白いと思います。
カリウムや食物繊維が豊富なので、健康にもいいですしなにより食べてよし、見てよしですね。おいしくて、目でも楽しめるカステルフランコが早く日本でも流通してくれたらいいですね。
食材としては手に入りにくいようですが、種は販売されているようですよ!
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