築現場で足場を組んであるところには、必ずと言っていいほど裾が広がっているニッカポッカを履いたとび職人がいます。

裾が広がってて歩きにくそうだなって思ってしまいますが、とび職人はどうしてニッカポッカを履いているのでしょうか?

とび職人以外にもニッカポッカを履く人っているのでしょうか?

今回は、ニッカポッカの機能についてや、種類について調べてみました。

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ニッカポッカの機能性とその特徴について

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ニッカポッカは、とび職人が建築現場で作業するためには欠かせない性能が詰まったアイテムなのです。

足の動きを邪魔しない

ブカブカな裾のおかげで汗をかいてもズボンの布がまとわりつかず、足の曲げ伸ばしがしやすいように作られています。
夏場も長時間の作業をするので、足が動かしやすいというには重要なポイントですね。

けがをしないための安全対策

建築現場にはたくさんの資材が置いてあります。鉄骨や木材などに気づかずに歩いていると、足をケガしてしまう可能性があります。

裾がブカブカのニッカポッカを履いていると、足よりも先に布が資材に触れるのでケガを防ぐことができます。

風速が推測できる

高所で作業することが多いとび職人にとって、風が強いというのは作業するのに危険が伴うため大敵です。

裾が広がっているニッカポッカを履いて入れば、風が強いとそれだけ受ける抵抗が強く、作業を続けるかどうかを判断する材料にもなります。

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ニッカポッカの種類ってどのくらいあるのかな?

とび職人の履いてるニッカポッカは、裾に広さがあってブカブカです。どれも同じように見えますが実はニッカポッカにも種類があります。

ロング7分丈

一番ポピュラーな種類です。裾の広がりが膝下になるので端を足袋の中に入れやすい長さです。

ロング8分丈

ロング7分丈より長いニッカポッカです。見た目がゆったりしています。足が長い人や、背が高めの人は8分丈の方が合うことが多いです。

超ロング

裾が足首のあたりまであるのが特徴です。足袋に裾の部分を入れて自分好みの長さで調節して履くことができます。

超超ロング

超ロングより長いニッカポッカです。現在では、この超超ロングが人気となっています。

超超超ロング

超超ロングよりも長いニッカポッカです。丈がとても長く保温性があるので、冬場に履く方が多いです。

四超ロング

市販されているニッカポッカの中で一番長いものです。長すぎて、逆に動きにくいという方もいるようです。

とび職人以外にもニッカポッカは使われている?

仕事でニッカポッカを履く職業は、とび職人の他にもあります。

tobishoku

・瓦職人

・大工

・塗装業

・園芸業

・運送業

ニッカポッカはズボンの裾の広さがあるので、とび職人以外でも資材を使ったり高所での作業をする職業の方たちに使われているようですね

とび職人のズボンはどうやって生まれた?おしゃれに着ることもできるのか

ニッカポッカは、もともとオランダの子供用のズボン、ニッカーポッカーズが起源と言われています。

日本では、現場で作業する職人の作業着としてのメリットが大きいため、ニッカポッカとして発展してきたようです。

そんなニッカポッカですが、現在ではデザイン性も向上してきていて、ワークマンや寅壱、丸源などのメーカーからは、若い職人さんや女性向けのサイズ展開もされています。

そして、

作業現場だけでなく街中でのファッションの1つとしても、ニッカポッカが使われています。

職人が履くニッカポッカを女子がかっこよく着こなす

のがおしゃれなんです。

□鳶服日本工作服 | 寅壱 (Toraichi)

ニッカポッカはとび職人にとってなくてはならないアイテムだった

ニッカポッカは職人が安全に、スムーズに作業を行うために必要なアイテムですが、作業着としての役割だけではなく、おしゃれアイテムとしても受け入れられるようになってきています。

作業着としてのイメージにとらわれず進化していくと、ニッカポッカのあり方がこれからもどんどん変わっていくかもしれませんね。