と言えば、春先に咲く「ソメイヨシノ」が有名ですが、実はもっと早く咲く人気の桜があるんですよ。

それは、静岡県賀茂郡の河津町で咲く河津桜 です。

河津桜は早咲きの桜として有名ですが、開花期間も長く、お祭りも1か月あるので、とても人気が高い桜です。

そんな河津桜の見ごろ時期や2024年の開花予想、河津桜まつりなど、河津桜を楽しむための情報を紹介します。

河津桜の開花時期、見ごろは?

河津桜(かわづさくら)は、静岡県賀茂郡河津町に多く自生する日本の桜の一種。緋寒桜(ひかんざくら)と、早咲きの大島桜(おおしまざくら)の自然交配種だとみられています。

河津桜の見ごろ

河津桜の写真【2】

河津桜は開花予想のしにくいのが特徴のひとつですが、開花時期は例年1月下旬から3月上旬にかけてです。特に6~8分咲きが花に勢いがあり見ごろと言われます。

満開の時期は約1週間で、それを過ぎると花は残っているものの、葉が出てきて花の色があせてきます。開花情報で5~6分咲きになれば「見ごろ」と言っていいでしょう。

また最近の傾向としては、暖冬の年が多くなっていることもあり、開花や見頃時期は早まる傾向にあります。

2024年は、冬の気温が平年並みか高めになると予想されており、開花や見頃時期は去年に比べると少し早くなるのではないでしょうか。見頃時期は2月中旬頃、遅くても2月下旬頃になると思われます。

尚、桜まつり期間中は、自動音声ダイヤルにて最新の開花情報が案内されています。確認してから行かれると確実ですよ。

*河津桜開花情報TEL:0558-34-1560

河津桜まつり2024年の日程とイベント

2024年は2月1日から開催!

津桜まつりは、河津桜の開花期間に合わせて、毎年2月初旬頃から1か月間、開催されます。

2024年(令和6年)の河津桜まつりの日程と主なイベントは次の通りです。

    • イベント:第34回 河津桜まつり
    • 開催日程:2024年2月1日(木)~2月29日(木)
  • 桜並木 名木ライトアップ
  • 期間:2月1日~2月29日
  • 時間:18時~21時
  • 場所:館橋下流、峰温泉、七滝ループ橋
  • 名木のライトアップ:河津駅前、今井浜、豊泉、役場、車、上条、隠居、大宮瀬、音蔵、涅槃、上河原

○河津桜観光交流館
(オープニングセレモニーなどイベントが行われる中心付近)

河津桜まつりは、1か月間にも渡る長期間の開催であり、夜にはライトアップされた桜並木を楽しむこともできます。そのため毎年100万人もの人出でにぎわう一大イベントとなってるんですね。

河津桜の写真【3】

「河津桜まつり」期間中のイベントは?

河津桜まつりの主なイベントは次の通りです。伊豆の踊り子との記念撮影や地元グルメを楽しめたり・・・など、家族で楽しめそうなイベントが盛りだくさんですね。

■河津桜まつりの主なイベント 今シーズンの詳細は発表されてません。↓は例年のものです。

イベント日時内容等場所
逆川実りの会 ~もちつき~2月1日10:30〜

12日10:00~

26日10:00~

各先着200食、無料提供

各先着200食、無料提供

各先着500食

河津桜観光交流館駐車場
涅槃堂公開2/1~28
9:00~16:00
入場料200円
涅槃会2/15
10:00~
無料 甘茶のふるまい
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静岡・河津町の「河津桜」の由来や特徴は?

河津桜の由来

河津桜は、1955年(昭和30年)2月に、河津町田中の飯田勝美氏が偶然見つけたさくらの苗を、現在地に植えたものが原木です。

当初は飯田氏の屋号から「小峰桜」と呼ばれていました。そして、その後の調査でそれまでになかった品種であることがわかり、1974年(昭和49年)に「河津桜」と命名されました。

その後増殖され、1975年(昭和50年)には、河津町の木に指定されました。また飯田氏の植えた原木は、今も花を咲かせ、名所となっています。

※河津桜の原木は人気で、多くの方でにぎわいます。

河津桜の特徴

河津桜は、開花時期が早く長いことが最大の特徴です

開花時期は年によってかわり、予想が立てにくい桜でもありますが、毎年1月下旬から2月にかけて開花し、約1か月かけて満開になります。

見頃の状態が長く続くのも河津桜の特徴ですね。

また河津桜の花は「桃色」「ピンク色」で、ソメイヨシノよりも色が濃いです。ソメイヨシノが淡い色で「潔く」散るのに対し、河津桜はかわいらしいピンク色を長く楽しめる桜と言えるでしょう。

以前は無名だった河津桜も、近年では全国的に有名になり、開花時期には多くの人が訪れるようになりました。

□伊豆の河津桜まつり 花の名所案内
https://youtu.be/Wqt2K9d9AEQ

河津桜まつりへのアクセス方法

河津桜の満開時期の土日は、例年、道路も駐車場も非常に混みます

河津桜まつりへ行く際には、比較的空いている平日か、駐車場の心配がないように「泊りがけ」の旅行を計画するのもいいですね。

河津桜の写真【1】

電車での行き方

■「スーパービュー踊り子号」/L特急踊り子号で(直行)

  • 東京~河津 …2時間30分

■新幹線→伊豆急行(東海岸ルート)

  1. 東京~熱海…50分、または新大阪~熱海…3時間10分
  2. 熱海(伊豆急行)~河津…1時間20分

■新幹線→天城踊子ライン経由

  1. 東京~三島…1時間5分、または新大阪~三島…3時間
  2. 三島(伊豆箱根鉄道)~修善寺…30分
  3. 修善寺(バス)~河津…1時間30分

お車での行き方

■東名→熱海ビーチライン経由

  1. 東京~厚木IC~小田原~熱海…1時間25分
  2. 熱海~河津 …1時間20分

■名神→東名→天城踊子ライン経由

  1. 大阪~名古屋~沼津IC…4時間30分、あるいは東京~沼津IC…1時間20分
  2. 沼津IC~修善寺~河津…1時間30分

駐車場について

河津駅周辺には20箇所以上の駐車場があります。その中でも河津町にて用意されている駐車場には、名前に「番号」が振られていて「料金」は次の通りになります。

駐車場料金
第1~2(大型車用)
  • 1回…5000円
第4~13(普通車用)
  • 1回1000円
  • バイクは500円

また、河津桜の見頃時などは大変混雑しますので、河津川の西側にある「河津バガテル公園の駐車場」(静岡県賀茂郡河津町峰1073)の利用もおすすめします。こちらは250台停められます。

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河津桜まつりに出かけてみませんか?

津桜は、伊豆の温暖な気候と早咲きの特徴がうまく合って、長い間お花見を楽しめる桜です。

「滅びの美学」を体現したかのようなソメイヨシノも魅力的ですが、かわいらしいお花を長く楽しめる河津桜は、言ってみれば「ラテン系」の桜みたいに感じます。

個人的には、ぽってりとした八重桜も大好きで、見るたびに「桜餅みたい」と思います。

お花見は、やっぱり食べたり飲んだりも楽しいですよね。その意味でも、B級グルメや出典コーナーが楽しめる河津桜まつりは、お花見はもちろん、いろんな楽しみ方ができますね。

コロナの状況により変更の可能性もございますので、公式HPをご確認の上ご参加ください。

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