
朝食の定番メニューの一つに、ヨーグルトがあります。時間のない朝にシリアルやドライフルーツを混ぜれば、すぐ食べられるのは嬉しいですね。
お腹の調子も整いやすくなるヨーグルトですが、賞味期限はどれぐらいなのでしょうか。賞味期限が過ぎても食べられるのか気になりますし、長持ちさせる保存方法も知りたくありませんか?
そこで、
- ヨーグルトの賞味期限(開封前・開封後)
- 賞味期限が切れていても大丈夫か
- ヨーグルトのおすすめの保存方法
…について紹介していきますので、ぜひ覚えてくださいね!
ヨーグルトの賞味期限は?
未開封なら2週間前後

ヨーグルトは市販品であれば、賞味期限は未開封の状態で製造日から2週間前後となります(メーカーによって多少違いはあります)。
ただし開封した場合については2~3日以内が、食べる目安となります。賞味期限前でも開封後数日を過ぎたヨーグルトは、念の為注意してくださいね。
手作りヨーグルトは2~3日
最近ではヨーグルトメーカーを使って、手作りヨーグルトを作る方も増えています。しかし手作りヨーグルトは、市販品と違って賞味期限は短くなり3日程度です。
市販のヨーグルトは、無菌状態の工場で安全に製造されています。しかし家で作る場合は、気をつけていても思わぬところから雑菌が混ざる可能性があります。
そしてヨーグルトは発酵食品のため、雑菌が混ざると更に傷みやすくなってしまうんですよ。安心して食べるなら手作りヨーグルトは作った日に食べきり、残った場合も2~3日で食べきりましょう。
ヨーグルトは賞味期限が切れていても大丈夫?
そもそも賞味期限とは?
賞味期限とは「未開封の状態できちんと保存されていれば、美味しく食べられる期間」のことです。そのため賞味期限を過ぎても、食べることはできます。
【参考記事】
 ・賞味期限と消費期限の違いとは?開封済みの場合はどうなるの?
開封後は食べる前にチェックを

ヨーグルトも未開封であれば、賞味期限が過ぎても5日程度なら大丈夫です。ただし開封した時には次の点を確認し、少しでもおかしいと思ったら食べるのは諦めましょう。
- 表面にカビが生えている
- いつもとは違う酸味・苦味・異臭がする
- 茶色や黄色など、乳白色ではない
- ホエーとは違うと思える水分が大量にでている
表面に白・黄色・黒などのカビが生えていた場合は、全体に雑菌が繁殖していると考えましょう。
ヨーグルトは軽く酸っぱい香りがしますが、傷んでいる場合は気持ちが悪くなる匂いがします。色も変わるので、いつもと違うと感じたら、念の為食べるのはやめた方がいいですね。
ヨーグルトを開封すると、表面にうっすら水がたまっていることがあります。この水分は「ホエー(乳清)」というもので、発酵したヨーグルトから自然に出てくる水分です。
ホエーは、水溶性のタンパク質やビタミン・ミネラル分も含んでいて栄養価が高い水分です。ヨーグルトと混ぜて栄養を逃さないようにしたいですね。
傷んだヨーグルトの場合、嫌な匂いの水が大量にでてきます。ホエーは甘酸っぱい香りで少量の水分なので、気になる時はそっと香りをかいで確認するようにしてくださいね。
ヨーグルトのおすすめの保存方法
基本的に冷蔵庫へすぐ保存する
ヨーグルトを購入したら、基本的にそのまま冷蔵庫で保存しましょう。ヨーグルトの乳酸菌は10度以上になると活動が活発になるので、常温での保存は向いていません。
また振動を与えるとホエーが出やすくなるので、ドアポケットではなく安定した場所に縦に置くと長持ちしますよ。

凍ったまま食べるなら冷凍保存もできる
ヨーグルトの乳酸菌は0度以下でも生き延びるため、冷凍保存は可能です。ただし解凍すると水分が分離するため、フローズンヨーグルトとして食べる前提で保存するといいですね。
フローズンヨーグルトにした場合、賞味期限は1ヶ月程度となります。
- ヨーグルトを清潔な密封容器に移し替える。
- ヨーグルト200gに対し、砂糖大さじ2、またははちみつ大さじ2弱を加えて混ぜる。
- 蓋をして冷凍庫の安定した場所で凍らせる。
- 食べる時は凍ったまま食べるか、シャーベット状になるまで冷蔵庫で溶かしてから食べる。
砂糖の代わりにジャムを入れると、見た目もきれいなフローズンヨーグルトが作れます。冷えた食品は甘みが弱まるので、砂糖やジャムは少し多めに入れたほうがより美味しくなります。
また製氷皿などを利用して一口サイズで冷凍すれば、おやつ代わりにもなりますよ!
【関連記事】
ヨーグルトは確認してから食べよう
ヨーグルトは酸味がある発酵食品のため、賞味期限内でも「あれ?」と思うことがあります。また表面にホエー(乳清)と呼ばれる水が出ることもあるため、食べられるかどうか心配になるかも知れません。
ヨーグルトは未開封で冷蔵庫で保存してあれば、賞味期限内から5日程度までなら食べられます。それでも不安なら、表面のカビや色・香りを確認して食べたいですね。
砂糖やジャムを混ぜて冷凍すれば一ヶ月程度保存もできるヨーグルト、毎日の食卓に積極的に活用したいですね。
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