お部屋に緑があると、忙しい毎日でもどこかほっとします。しかし観葉植物はうっかりすると枯らしてしまうこともあり、できれば育てやすいものを選びたいですよね。

そんな方におすすめで、プレゼントにもぴったりなのが金のなる木(カネノナルキ)です。変わった名前の観葉植物ですが、どんな特徴がある植物なのでしょう?

  • 金のなる木の花言葉
  • 金のなる木とはどんな植物?名前の由来は?
  • 金のなる木の育て方のポイント

…について紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!

金のなる木の花言葉は?

お金と長寿のめでたい花言葉!

金のなる木

花言葉はお花に対して付けられるイメージがありますが、花の印象が薄い植物にも付けられています。そのため観葉植物である「金のなる木」にも、花言葉があるんですよ。

「金のなる木」の花言葉は、次の4つです。


  • 一攫千金
  • 幸運を招く
  • 不老長寿

「一攫千金」「富」といったお金にまつわる花言葉となったのは、金のなる木の葉の形が関係しています。

「金のなる木」の葉は肉厚で、楕円形をしています。どこかコイン(硬貨)を思わせる形の葉がたくさんつくことから、お金を連想させる花言葉となったんですね。

「幸運を招く」の花言葉も、お金がたくさんやってくるイメージからつけられました。「不老長寿」はお金とは関係ありませんが、富や幸運が招き入れられれば健康面でも不安はなくなります。

良い花言葉がたくさんある金のなる木ですから、新築祝いや商売を始めた方へのプレゼントにはピッタリですね。お金に関することを前面に出したくなければ、「幸運を招く」ことを一筆添えて贈るのも素敵ですよ。

金のなる木とはどんな植物?名前の由来は?

五円玉を刺して販売していた

カネノナルキ

「金のなる木」はベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物で、正式名は「クラッスラ・ポルツラケア」といいます。

和名は「フチベニベンケイ(縁紅弁慶)」で、「カゲツ(花月)」と呼ぶこともあります。しかし「金のなる木(カネノナルキ)」という名前の方が有名ですので、お店でも金の木で売られていることがほとんどですね。

金のなる木は英語では、

  • Dollar plant(ダラープランツ)
  • Money tree(マネーツリー)

と呼ばれています。

ダラーはドル(お金)のことで、葉の形がお金(硬貨)に似ていることから付けられました。

日本で「金のなる木」と呼ばれるようになったのは、栽培業者の「仕掛け」によるものです。昭和初期に輸入された時に、ダラーの名がつく外国での名前にあやかって、枝に五円玉を何枚も刺して販売したんです

そこから「お金にご縁がある縁起の良い木」だとして、「金のなる木」と名付けられたというわけです。

現在でもお店によっては、五円玉が刺さった状態で販売していることがあります。ですが、成長すると枝を圧迫することになるので、五円玉は取り除いた方が良いですね。

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「金のなる木」の育て方のポイント

冬の水やりは月に1回か2回程度

金のなる木

「金のなる木」は多肉植物という、葉・茎・根などに水を蓄えることが出来る植物です。コインのような肉厚の葉も、水を蓄える特性があるから生まれました。

多肉植物は水を蓄える特徴があることから、乾燥に強く育てやすい植物です。水は季節ごとにやり方を変える必要がありますが、基本的には水のやりすぎは根腐れになるので厳禁です

季節ごとの、水のやり方は、次の通りです。

    • 10月~3月頃まで

月に1・2回、鉢底から水が流れ出るか出ないか程度、水をあたえる。

    • 4月~9月

土が完全に乾燥して葉がしんなりしてきたら、水をたっぷり与える。

日当たりがよく乾燥した場所に置く

金のなる木は育てやすい木ですが、寒さと湿気にやや弱いという欠点もあります。特に日照不足が続くと葉が落ちてしまったり、根が腐ってしまうことがあります。

丈夫に育てたいなら、日当たりの良い場所に置いて乾燥気味に育てましょう

夏は屋外でも大丈夫ですが、気温が5度以下になったら室内の温かい場所へ移動します。冬の窓辺は少し冷えるので、日光が当たりつつ暖かい場所がピッタリですね。

花を咲かせるには?

「金のなる木」は花のイメージがありませんが、実はが咲きます。11月~2月にかけて白地に薄いピンクを加えた小さな花が、いくつも枝に咲いてかわいいいんですよ!

金なる木に花を咲かせるには、8月初旬頃~9月下旬頃まで水やりを控えて乾燥させましょう。葉がシワシワになるので水をあげたくなりますが、枯れることはないので我慢します。

9月下旬頃をすぎたら水を与えると葉の間からツボミが出てきて、11月頃に開花しますよ!

□金のなる木の花・・・毎年可愛い花が咲きます・・・
https://youtu.be/KPu4HbxoMos

*花が咲く頃には葉の縁も赤く色づくため、「縁紅弁慶」の和名がつけられたんですよ!

大切に育てるときっとご縁が

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「金のなる木(カネノナルキ)」はお金にまつわる花言葉があり、贈り物にぴったりです。とても育てやすい植物でもあるので、お部屋で育てたいですね。

育てるポイントは水をやりすぎず、乾燥させた状態で日当たりの良い場所に置くことです。夏から初秋にかけての水やりを我慢すると、白く可愛らしい花も楽しめるので挑戦したくなりますよ。

お金や運気が舞い込み、お部屋を素敵に彩ってくれる観葉植物の「金のなる木」。ぜひ大切に育ててみませんか?

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