近では輸送技術や保存技術の発達により、世界中の果物が手軽に食べられるようになりました。そんな果物の中でも「果物の女王」と呼ばれているのが「マンゴスチン」です。女王と呼ばれるほどの味は、どんなものか気になりますね。

そこで、

  • マンゴスチンとはどんなフルーツ?
  • マンゴスチンの味や食感は?
  • ライチとの違いは?
  • マンゴスチンの食べ方

…といった内容について紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね!

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マンゴスチンとはどんなフルーツ?

イギリスのビクトリア女王が愛した果物

マンゴスチン

ンゴスチンはフクギ科フクギ属の高木に実る果実で、東南アジアが原産です。主な生産地はタイで、日本に輸入されているマンゴスチンも大半がタイ産です。

マンゴスチンはヨーロッパで愛され、イギリスのビクトリア女王が好んだことでも知られています。そのため「果物の女王」という別名もあります。

世界三大美果の1つ

マンゴスチンは、実は「世界三大美果」にも数えられています。

世界三大美果とは、イギリス人のマルコム卿(1830~1916年)が唱えたもので、次の果物が含まれます。

  • マンゴスチン
  • チェリモヤ
  • マンゴー
  • パイナップル

この中で、「マンゴー」と「パイナップル」に関しては、マルコム卿がどちらを指したのかがよくわかっていません。そのため三大といいつつ、4つの果物が「世界でもっとも美味しい」と言われているんですよ。

分厚い皮に守られた乳白色の果肉

マンゴスチンの大きさは、直径5~7センチほど。ナスのようなヘタがついた赤紫色の皮が特徴的です。厚みがあってかたい皮の内側には乳白色の果肉が、みかんやにんにくの房のように4~5つ入っています。

種はやや小さめのものが1~2個あるので、食べる時に飲み込まないように注意したいですね。

割ったマンゴスチン

マンゴスチンの味や食感は?

柔らかい果肉にとろける甘み

マンゴスチンの果肉は柔らかく、皮をむくと南国フルーツ特有の濃厚で甘い香りが漂います。味は甘くそれでいて酸味もあるため、強めの甘みであっても飽きることはありません。

しかも柔らかい果肉は口の中でとろけていくため、「果物の女王」と呼ばれるのも納得の味なんですよ。

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マンゴスチンとライチとの違いは?

マンゴスチンに似た果物に、日本でもおなじみの「ライチ」があります。大きさが似ているため、同じものだと思ってしまうことがあります。

しかしライチとマンゴスチンでは、大きな違いがいくつもあるんですよ。

マンゴスチンの皮は分厚て柔らかくとろける食感

マンゴスチンのは分厚いですが、ライチの皮は薄く切れ目をいれれば手でむくことができます。皮の色もマンゴスチンは暗めの赤紫色ですが、ライチは明るくうろこ状のでこぼこした皮という違いがあります。

果肉の色はどちらも乳白色ですが、ライチは房がわかれていません。マンゴスチンがみかんのようなら、ライチはぶどうのような見た目なんですよ。

マンゴスチンもライチも、南国フルーツの濃厚な香りが楽しめます。に関しても強めの甘みの中に爽やかな酸味が感じられ、どちらも果汁は多めです。

食感に関しては、マンゴスチンが柔らかくとろけるようで、ライチは比較的はっきりした食感がたのしめます。またマンゴスチンのは小さいですが、ライチは中心部に大きめの種が一つ入っているんですよ。

ライチとマンゴスチンの違いをまとめると次の通りになりますね。

特徴 マンゴスチン ライチ
分厚くて暗めの赤紫色 薄くてでこぼこ。明るめの赤紫色
果肉 乳白色で房がわかれている 乳白色で房がわかれていない
強めの甘みの中に爽やかな酸味 マンゴスチンと似ている
食感 柔らかくてとろける 比較的はっきりした食感
小さめ マンゴスチンよりは大きめ

マンゴスチンの食べ方

くるりと果物ナイフを入れて

マンゴスチン1つ

マンゴスチンの皮は分厚いため、食べる時は果物ナイフを用意しましょう。マンゴスチンの中央部分に浅く果物ナイフを入れて、水平に一周させると、上半分の皮が取り除けます。切れ目のところを左右にひねると取れやすいですね。

皮の中から白い果肉が半分出てくるので、取り出してそのままいただきましょう。

1つ注意したいのが、マンゴスチンの皮には赤い色素が含まれ、樹液が服に付くとなかなか取れません。食べる時はエプロンを付けるなどして、汚さないように注意したいですね。

手で押しつぶして

ナイフがない時は、マンゴスチンを手で軽く押しつぶす方法がおすすめです。

マンゴスチンを上下に持って軽く力を入れると、皮にヒビが入るので、割れ目から皮を取り除きましょう。あまり強く力を入れると、中の果肉が潰れるので注意してくださいね。

□マンゴスチンの果肉の取り出し方

*つまようじがあると、手を汚さず取り出しやすいですね。

シャーベット状を楽しむ

かつてマンゴスチンは生のものが輸入できなかったため、現在でも冷凍品が出回っています。冷凍のマンゴスチンは冷蔵庫に2時間ほどおいて解凍すると、果汁が逃げずに美味しく食べられます。

また半解凍の状態で軽く潰し、シャーベット状にして食べても美味しいですよ!


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果物の女王マンゴスチンを味わおう!

ンゴスチンは、かつてイギリスのエリザベス女王が好んだ果物で、「果物の女王」とも呼ばれています。味は甘みが強く果肉はとろけるようで、何個でも食べたくなる味なんです。

日本でよく見かけるライチにも似ていますが、ライチより果肉が柔らかい特徴があります。食べる時は赤い樹液に気をつけながら、ナイフを入れて中の果肉をいただきましょう。

お店でマンゴスチンを見かけたら、とろけるような味をぜひ試してくださいね!