鏡に写ったカメラ

朝の身支度では、でのチェックが欠かせません。化粧や髪・ひげ剃りのチェックなど、自分自身を確認するのに改めて鏡は便利ですよね。

そんな身近で便利な「鏡」ですが、実は記念日があるのを知ってましたか?それも11月11日と11月30日の2つの記念日があるんです。

そこで、11月11日、11月30日、それぞれの鏡の日の由来、そして鏡はいつからあるのか?といった内容についてお伝えしていきます。ぜひ覚えてくださいね!

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鏡の日の由来

鏡の日は、11月11日と11月30日と2回あります。いずれも11月に記念日が制定されているので、覚えやすいですね。

鏡に写った女性

11月11日の鏡の日

11月11日の鏡の日は、「全日本鏡連合会」が2006年(平成18年)に制定しました。全日本鏡連合会は鏡を取り扱う業界団体で、ガラスや鏡を取り扱う企業が関係しています。

11月11日が選ばれた理由は、11という数字が、数字・漢字のどちらでも左右対称になるからです

鏡にうつる姿というのは、左右が反転し、文字や数字も左右反転した「鏡文字」となって読みづらいですよね?

しかし数字の「11」は縦棒1本だけで成り立つため、鏡にうつしても同じように読めるんです。

また「11」を漢字で書くと、「十一」となります。漢字で書いた場合も縦棒と横棒の組み合わせのため、鏡にうつしても同じように読めます。

ですので、「11」は数字でも漢字でも、どちらも鏡文字になった状態でも読めるので、11月11日が鏡の日となったんですね、

11月30日の鏡の日

そしてもう1つ、11月30日の鏡の日ですが、実はいつ・誰が制定したのかははっきりしません。

11月30日が鏡の日となったのは、11と30の語呂合わせによるもの。11は「いい」と読むことができますし、3は「み」とも読めることから、30は「みらー」と読むこともできますね。

11と30を組み合わせると「いい ミラー」となるため、「良い鏡」という意味で鏡の日になったというわけです。

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鏡はいつからあるの?

水にうつった姿がはじまり

鏡の歴史はとても古く、人が集まり生活をするようになった頃にはすでにあったと考えられています。

人がはじめて使った鏡は、水の表面に自分の姿をうつした「水鏡」だったと言われています。

また世界各地の遺跡では、黒曜石(こくようせき)を磨いて作った鏡も発掘されています。その後、青銅の表面を磨いた「金属鏡」が登場し、表面にスズなどを付けてよく見えるように改良されていきます。

現存している最も古い金属鏡は、エジプトの第6王朝(紀元前2800年)の鏡とされています。

現在の鏡のもとはイタリヤ・ドイツから

空がうつった鏡

現在の鏡は、ガラスの片面にアルミや銀、銅などを何重にも重ねて作られています。

歴史をたどると、1317年にイタリアのヴェネチアで考案された鏡の製造方法がもとなり、ガラスを用いて反射する鏡が製造されるようになりました。

そして1835年にドイツにて、銀鏡反応と呼ばれる、硝酸銀溶液を使ってガラスの面に銀を沈着させる方法が開発され、現在の鏡の製造方法のもととなったと言われています。

その後も、鏡は生産方法や品質ともに改良が続けられ、今では誰でも手軽にきれいな鏡が使えるようになったんですね。

日本では、鏡は神様がやどるもの

日本に鏡が登場するのは弥生時代中期の頃で、中国で作られていた鏡が日本に伝わっています。

古代の日本では、鏡は神聖なものとして扱われていました。日本神話で天照大神が「八咫鏡(やたのかがみ)を、私だと思って大切にしなさい」と言ったという逸話も残されています。

そのため神道では鏡は「神様が宿る依代(よりしろ)」として、大切にされていたんですね。

「八咫鏡」は、神聖な鏡として伊勢神宮の内宮に実物が残されているとされ、皇室にはそのレプリカ(形代)が存在しています。

なお、八咫鏡を含め、

  • 八咫鏡(やたのかがみ)
  • 八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
  • 天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)

の3つは、天皇家に伝わる「三種の神器」として長く伝わっています。

鏡は身近な存在に

現在では鏡は手軽に使えるアイテムとなりましたが、「神様が宿るもの」として大切にする風習が残されています。

小さい頃におばあちゃんに、「鏡を上に置いてはいけない」と言われたことはありませんか?これは天にいる神様の姿をうつすことになるので、神様を覗き込んで失礼だからという理由なんです。

また、姿見にはカバーをかけることで、霊の通り道にしないという考え方もありました。カバーをかけるのはホコリよけや太陽の反射の防ぐ意味もあるので、現在でもかけておくと便利ですよ。

「鏡」を大切に使おう!

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在ではとても身近な存在となった鏡ですが、日本では神様が宿るものとして使われていた歴史があります。現在でも神社の境内には、神様を宿すための鏡があるので確認したいですね。

そんな鏡の日は、11月11日と11月30日と2つあります。

  • 11月11日の鏡の日は、鏡にうつしても文字が反転しない
  • 11月30日の鏡の日は、「イイミラー」の語呂合わせ

が制定の由来です。

記念日には、落とさないように注意しながら、「鏡」で自分の姿をチェックしてみるのもいいですね。