誕生日や運動会などの特別な日に、フライドチキンがあると嬉しくなります。スパイシーな味付けは、子供も大人も大好きですよね。
そんなフライドチキンには「フライドチキンの日」という記念日があるのを知ってましたか?またフライドチキンといえばケンタッキーフライドチキン(KFC)ですが、記念日とどんな関係があるのでしょう?。
そこで、
- フライドチキンの日の由来
- ケンタッキーフライドチキン(KFC)の名前の由来
- ケンタッキーフライドチキンの歴史
…について紹介ししていきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
フライドチキンの日の由来
11月21日はフライドチキンの日!
フライドチキンの日は毎年11月21日。日本KFCホールディングス株式会社が制定した記念日です。
日本KFCホールディングスは、日本でケンタッキーフライドチキンを運営している会社。11月21日が選ばれた理由は、この日にKFC一号店がオープンしたからです。
1970年(昭和45年)11月21日に名古屋市西区でオープンした店(名西店)は、残念ながら開店半年程度で閉店しています。しかし現在ではフライドチキンは人気の料理となりましたし、KFCは全国的なチェーン店ともなりました。
そこでフライドチキンの第一歩を記念して、11月21日がフライドチキンの日となったんですね。
日本のKFCは本日7月4日(土)で、45周年を迎えました★ヾ(*≧∀≦)ノ゙★50年、100年と・・、これからも皆さまに本物のおいしさを心を込めてご提供してまいります☆
※画像は、KFCの記念すべき第1号店!名西店です♪(*^^*) pic.twitter.com/mxtH0sUW1D
— ケンタッキーフライドチキン (@KFC_jp) July 4, 2015
*こちらがケンタッキーフライドチキン1号店の名西店です!
ケンタッキーフライドチキン(KFC)の名前の由来
アメリカ・ケンタッキー州から
ケンタッキーフライドチキン(KFC)の「ケンタッキー」は、アメリカのケンタッキー州から取られた名前です。KFCはアメリカ生まれで、ケンタッキー州のガソリンスタンドに併設された小さな食堂から始まりました。
ケンタッキー州があるアメリカ中南部には、人を暖かくおもてなしする風習がありました。また「ケンタッキー」という地名は、先住民の言葉で「明日の大地」という意味があります。
そんな人々のおもてなし精神と創業の地を、お店の名前に取り入れたというわけですね。
ケンタッキーフライドチキンの歴史
11種類のスパイスを使ったチキン
ケンタッキーフライドチキン(KFC)は、カーネル・サンダースこと、ハーランド・デーヴィッド・サンダース(Harland David Sanders)という方が創業した店です。
先に記載したように、KFCの原点となるお店はアメリカ・ケンタッキー州にて1930年に作られました。当時サンダースはガソリンスタンドの経営を行っており、その一角に「サンダーズカフェ」という小さなレストランを作ったのが始まりです。
サンダーズカフェは大いに繁盛するようになり、フライドチキンを販売するようになったのは1934年頃。
そして1939年には「11種のスパイス」を使ったオリジナル・フライドチキンの製法が完成していました。現在でも当時のチキンの味は守られており、11種類のスパイスの配合は秘密となっています。
家で真似したくても真似出来ない味は、ケンタッキーならではですね。
大阪万博で大評判!
「ケンタッキーフライドチキン」という名前は、1952年になってから名付けられました。創業の地であるケンタッキー州から取られた名前ですが、KFCとしての一号店は実はアメリカ・ユタ州にあるんですよ。
日本にKFC1号店が登場したのは1970年(昭和45年)11月21日の名古屋ですが、実は同じ年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)でも、KFCのフライドチキンを販売して大評判だったんですよ。
とはいえ、当初の日本では「手で持ったチキンを丸かじり」するスタイルは、受け入れられない部分もありました。しかし「アメリカのかっこいい食べ物」としてアピールしていった結果、若者を中心に人気となったんですね。
「クリスマスにチキン」はケンタッキー発案?
現在ではフライドチキンはおなじみの料理で、クリスマスには欠かせませんよね。実は「クリスマスにチキン」という風習は、KFCが考案したものなんです。
ある時キリスト教系の幼稚園から、「サンタクロースの格好でチキンを届けてほしい」と依頼がありました。アメリカではクリスマスに七面鳥を食べる習慣があったのですが、日本では七面鳥はなじみがありませんでした。
そこで幼稚園では、アメリカの似たような食べ物であるフライドチキンをパーティ料理に選びました。そしてクリスマスを盛り上げるために、サンタクロースの服装をお願いしたということです。
KFCの店長がサンタクロースの服装で訪れると、幼稚園の子供たちは大喜び!この出来事で手応えを感じたKFCは、1974年以降、全国的に「クリスマスにケンタッキーを!」というキャンペーンを行うようになりました。
その結果日本では、ケンタッキーに限らず「クリスマスにフライドチキン」という風習が定着するようになったというわけです。
おいしいフライドチキンが食べたくなる!
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ケンタッキーフライドチキンは、1970年11月21日に日本初のお店が誕生しました。
このことを記念して、11月21日がフライドチキンの日に制定されています。当初は手づかみで食べるスタイルに抵抗がありましたが、今では誰も気にしないですよね。
またクリスマスには欠かせないフライドチキンは、実はケンタッキーフライドチキンが考えたと言うから驚きです。現在では多くのお店で様々な味が食べられるフライドチキン。11月21日に食べ比べてみませんか?
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