ローカルの意味とは？ビジネスやパソコンでの使い方の違い

日本語には難しい部分があり、同じ言葉でも状況によって意味が違ってくる場合があります。「ローカル」という言葉もその一つですね。

日常でも、ビジネスでも、パソコンでも使われている「ローカル」ですが、それぞれ意味はどう違うのでしょう？

そこで、

• ローカル自体の意味
• ビジネスシーンにおけるローカルの意味や使い方
• パソコンでのローカルの意味や使い方

…について順に紹介していきますので、是非参考にしてくださいね！

ローカルの意味とは？

ローカル自体の意味

ローカルは英語で「Local」と書く言葉。次の意味があります。

例えば「日本全国」に対しては、北海道・東北・関東・中京・関西・九州・沖縄などの地方は「ローカル」となります。さらに「関東」に対しては、茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川の1都6県が「ローカル」となります。

このように、大きい範囲の区分に対し、より小さな区分がローカルとなるんですね。

ローカルを使うときの注意点

よくローカルを「田舎」を指す言葉として使う人がいますが、これは間違いです。

ローカルの意味は地方や地域で、比較するのは大きな地域です。

例えば東京から見て渋谷はローカルとなりますが、渋谷は田舎ではありませんよね？全体に対しての一部分を指すのがローカルなので、田舎という意味では使わないよう注意してくださいね！

ローカルの使い方の例

ローカルは「地方」に置きかえると、使いどころがわかりやすいですね。

ビジネスシーンにおけるローカルの意味や使い方

ビジネスシーンでのローカルの意味

ローカルはビジネスシーンでは、

• ローカル化
• ローカライズ
• ローカルビジネス

と呼ぶことがあります。

この場合は、次の意味で使われます。

例えば自動車には、東北・北海道向けに販売されている「寒冷地仕様車」があります。真冬でも問題なくエンジンがかかるようにバッテリーが強化されたり、暖房機能が充実した車ですね。

また全世界で販売している商品でも、国に合わせてパッケージなどを変えることがあります。

このように、その地方に合わせて事業を展開したり、商品を開発・販売するのがビジネスにおける「ローカル」です。もちろん「地方」という意味の「ローカル」も使われるので、文章の前後を見た上で判断したいですね。

ビジネスシーンでのローカルの使い方

次に、ビジネスシーンでの「ローカル」の使用例を紹介します。

パソコンにおけるローカルの意味や使い方

自分のパソコン

パソコンを使用していると「ローカル」という言葉が良く出てきます。その意味は「狭い範囲の」というものですが、状況に応じて言い方や意味が変わってきます。

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ローカルは田舎ではない

ローカルと言われると田舎を指す言葉だと思いがちですが、ローカルは「地方」を指す言葉。そのため大都会のど真ん中の地域のことも、ローカルと呼ぶ場合もあります。

ビジネスシーンにおいては地方ごとにサービスや販売内容、仕事そのものを変えることを指します。そしてパソコンでは自分が使っているパソコンや、自分のパソコンの周辺だけで完結する状態のことを呼ぶんですね。

ローカルという言葉は使う場面で意味が変わるので、間違えないように注意しましょう！