花のプレゼント

や植物には、花の姿や美しさから連想される「花言葉」がつけられています。友人・知人・恋人へ花を贈るときには、そんな花言葉から選ぶ方法もありますね。

しかし贈る時に注意したいのが「悲しい意味を持つ花言葉」です。きれいな花であっても花言葉が悲しいと、せっかくの贈り物も台無しになってしまいますよ。

そこで知っておきたい、悲しい花言葉がある花を6つ紹介しますので、プレゼントを選びの参考にしてくださいね!

悲しい意味のある花言葉を持つ花は?

アネモネ

アネモネ

アネモネは2月~5月に、赤・ピンク・白・紫などの鮮やかな花を咲かせます。花が少ない冬から春にかけて咲くため、園芸品種としても人気ですね。

しかしアネモネ全体の花言葉は、悲しい意味が並びます。

  • はかない恋
  • 恋の苦しみ
  • 見捨てられた
  • 見放された

更に色別で見ても、紫のアネモネには、

  • 悲しみ
  • 信じて従う
  • あなたを信じて待つ

…という、信じながらも悲しみを抱えてしまう言葉が並んでしまいます。

どうしてもアネモネを贈りたいなら、ピンクのアネモネは、

  • 待望

なので、こちらを選びましょう。

また青色のアネモネも、

  • あなたを信じて待つ
  • 待望
  • 固い誓い

…と、前向きの言葉となるのでおすすめです。

朝顔

朝顔

夏休みの宿題で育てた方も多い朝顔は、江戸時代には大ブームとなり数多くの品種が生まれました。つるが伸びる姿が美しい朝顔ですが、花言葉の一つに「はかない恋」というものがあります。

特に青い朝顔の花言葉は

  • はかない恋
  • 短い恋

…と、実は恋人へ贈るには不向きな言葉が並びます。

ただし「はかない恋」や「短い恋」以外では、

  • 固い絆
  • 愛情

…という花言葉もあるので、贈る相手を選んだ上であれば、こちらの花言葉を使うのも良しと言えますね。

忘れな草

忘れな草

シベリアからヨーロパ大陸にかけて自生する忘れな草は、日本でも高原や草原でよく見かけます。薄青色の花ははかなげで、ガーデニングで楽しむ方も多いですね。

そんな「忘れな草」という花の名前は贈る場面を選びそうですが、花言葉も悲しげです。

  • 私を忘れないで
  • 真実の愛

忘れな草の花言葉は、花を摘もうとして川に飲まれてしまった騎士の、恋人へ残した言葉から生まれました。

残された恋人は忘れな草を身に付け、騎士に一生を捧げたんです。強い愛を感じますが悲しいお話なので、恋人に送るのにはふさわしくありませんね。

【関連記事】
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マリーゴールド

マリーゴールド

丸く鮮やかな花が咲くマリーゴールドは、とても育てやすい花として花壇の人気者です。鉢植えにしても素敵ですが、贈り物とするには花言葉がとても悲しいんです。

  • 悲しみ
  • 絶望
  • 嫉妬

マリーゴールドの花言葉は、恋人のいる男性に恋してしまった女性の逸話から生まれました。女性は男性とその恋人に嫉妬し、悲しみの果てに絶望して、最後には自ら死を選んでしまいます。

色別では、

  • オレンジの真心
  • 黄色の健康

といった花言葉もあります。

しかし花全体の花言葉が悲しすぎるので、贈り物には選ばないようにした方が良いですね。

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ゼラニウム(深紅色・白色)

ゼラニウム

ゼラニウムは育てやすく、開花時期も3月~12月と一年を通じて花が楽しめます。

また花全体の花言葉も、

  • 尊敬
  • 信頼
  • 真の友情

…と、尊敬する方へのプレゼントにピッタリです。

しかし色別で見た場合、深紅色と白色のゼラニウムには要注意です。

  • 深紅色のゼラニウムは、憂鬱
  • 白色のゼラニウムは、私はあなたの愛を信じない

とギョッとする言葉が出てきます。

逆に赤色のゼラニウムが、

  • あなたがいて幸せ

なので、裏返しの言葉が並ぶことになります。

花言葉に詳しい人は、色別の花言葉も知っていることがあります。ゼラニウム全体の花言葉は良くても、色に注意しないと、不快感を与えることがあるので気をつけてくださいね。

ムスカリ

ムスカリ

先端に青く小さな花を咲かせるムスカリは、名前は知らなくても見たことがある花の一つ。ラベンダーに見間違える事もありますが、香りがとても薄いので違いがわかりやすいですね。

見た目が愛らしいムスカリですが、西洋での花言葉

  • 絶望
  • 失望
  • 失意

…と、悲しみが感じられるんですよ。

ムスカリの青い色は、西洋では悲しみの色とされています。またお墓に添える花として長く使われてきたので、プレゼント向きではないんですよ。

ただし日本での花言葉は、

  • 通じ合う心
  • 明るい未来

…と、逆に前向きな言葉が並びます。

ムスカリの花が好きな方には、日本の花言葉を添えたいですね。

きれいな花だからこそ

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言葉には前向きになるものや、励ますような言葉が多く並びます。しかし花にまつわる逸話をもとにした場合、悲しい花言葉が生まれることがあります。

また、その花全体の花言葉は良い意味であっても、色別で見ると悲しい意味がある花もあります。

贈り物にする場合、明るく素敵な花言葉を添えることが、相手にも喜ばれるポイント。花に罪はありませんが、できるだけ悲しい花言葉を持つ花は避けて、プレゼントしたいですね。