火大会は夏に多く開催されますが、9月に入ってからも大輪の花火をたっぷり楽しめるのが、新潟県小千谷市で開催される片貝まつりの花火です。

「四尺玉」の大きな花火が打ち上がることもあって、毎年20万人以上の方が訪れる人気の花火大会なんですね。

そんな「片貝まつの花火」

  • 2023年の日程・場所
  • 見どころ
  • 穴場スポット
  • アクセスと駐車場

…について順にお伝えしていきます。ぜひ行かれるときの参考にしてくださいね!

片貝まつりの花火2023年の日程や場所

正式名称は「浅原神社秋季例大祭奉納大煙火」

片貝まつりは、新潟県小千谷市片貝町(かたかいまち)で毎年行われているお祭りです。

正式名称は、「浅原神社秋季例大祭奉納大煙火(あさはらじんじゃ・しゅうきれいたいさい・ほうのうだいえんか)」で、浅原神社の神様に花火を奉納しているんですね!

片貝の花火

毎年9月9日・10日に開催!

片貝まつりは、毎年9月9日・10日に開催されます。その他の情報についても紹介しますね。

  • 開催日程:2023年(令和5年)9月9日(金)~10日(土)
  • 開催時間:
    • 9月9日(月):19:30~22:20
    • 9月10日(火):13:00~14:00  19:30~22:20
  • 打ち上げ場所:片貝町浅原神社裏手(新潟県小千谷市片貝町6548)
  • 打上げ数(予定):15000発(2日間合計)

※雨天決行
※台風接近中の場合は風速10m及び警報発令時に順延

片貝まつりの花火の見どころ

世界最大級の四尺玉!

片貝まつりが行われる片貝町は、三尺玉発祥の地として知られています。また世界的にも珍しい「四尺玉」が打ち上げられるお祭りとして、花火ファンから注目を集めています。

四尺玉はとても大きな花火で、打ち上がると開花直径が800m以上になるんです。

片貝花火まつりでは、大きな四尺玉が9日・10日ともフィナーレ(22時頃~)で打ち上がります。

◆四尺玉

  • 9月9日 22時〜…昇天銀竜黄金すだれ小割浮模様
  • 9月10日 22時〜…昇天銀竜黄金千輪二段咲き

また三尺玉・二尺玉も数発打ち上がりますし、尺玉10段打、5段打、2段打といった「連発花火」もたくさん打ち上がります。夜空が常に大輪の花で埋め尽くされるんですよ!

□花火大きさ比較 4号玉~四尺玉 片貝まつり
https://youtu.be/30sYVEZEeAg

*4号玉→5号玉→7号玉→尺玉→二尺玉→正三尺玉→正四尺玉と順に紹介されています。4号玉や5号玉も大きいですが、「四尺玉」(2分37秒~)は本当に大きいことが伝わってきますね!

思い出の花火がすごい!

片貝まつりの花火は、全て神様に奉納するための花火です。そのため結婚・誕生祝いや、法要などで故人を偲ぶ花火が、全国各地より奉納されます。

花火が打ち上がるたびにアナウンスされるので、花火への思い入れも深くなりますね!

真昼の花火がすごい!

花火は夜のイメージが強いですが、片貝まつりでは9月10日の昼間に花火が打ち上げられます。

13時から開始ですが、明るい空の下で打ち上がる花火は夜空とは違い、一瞬の光と、打ち上がったあとの「煙」がメインとなります。打ち上げ音は夜の花火と変わらないため、花火の音を楽しむのに最適なんですね!

また14時には、同級会古希の方々による大きな三尺玉も打ち上げられますよ。

□十日 片貝まつり 花火 2017 真昼の正三尺玉
https://youtu.be/4n_2HZOrKdM

*青空の下の花火は不思議な印象ですが、これもまた夜の花火とは違った風情がありますね。

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片貝まつりの花火の穴場スポット

越後製菓片貝工場

打ち上げ会場から離れますが、有料の駐車場があるため車で移動する方にとって便利なスポットです。ただし駐車場を利用する方だけが利用可能なので、マナーは必ず守りましょう。

場所:小千谷市片貝町1980-1

片貝バイパス

普段は2車線の道路なのですが、片貝まつり期間中は片側通行禁止にして臨時駐車場にします。この臨時駐車場から会場に行くことも可能ですが、車内に残って花火を楽しむこともできますよ。

片貝小学校グラウンドと片貝スポーツセンター

会場から近いためアナウンスもよく聞こえ、花火もとてもきれいに楽しめる場所です。スポーツセンターは50台の駐車スペースがあるので、早い時間なら車から見ることも可能です。

場所:小千谷市片貝町8643

片貝まつりの花火のアクセスと駐車場

公共交通機関でのアクセス

片貝花火

東京方面から向かう場合、上越新幹線で長岡駅へ向かいます。

長岡駅からはJR上越線に乗り換え、小千谷駅(おぢやえき)で下車しましょう。

小千谷駅からは「片貝経由長岡行き」のバスに乗り、「片貝二之町」で下車すると徒歩10分で会場に到着します。

車でのアクセスと駐車場について

車で向かう場合、関越自動車道の利用が便利です。

  • 小千谷ICから10分ほど
  • 長岡ICから20分程

で到着します。

また会場周辺には、臨時で無料・有料駐車場が分散されて用意されています。

最も大きいのが穴場スポットでも紹介した「片貝バイパス」で、700台が無料で駐車できます。有料駐車場は1台2000円になりますね。

また下記表の最後の6つの無料駐車場は、シャトルバス(片道400円)が運行されています。

無料か
有料か
駐車場台数シャトル
バス有り
無料片貝バイパス片側約700台
市道片貝環状線片側約40台
市道高見五之町線約60台
有料煙火協会駐車場(要予約)約60台
越後製菓片貝西工場約40台
浅田精機約100台
フーゲツ ※17時~約30台
JA片貝車両センター約10台
越後製菓片貝工場(池津) ※17時~約100台
無料イオン小千谷店約300台
小千谷市総合体育館約300台
小千谷市白山球場約400台
第一測範製作所 ※17時~約200台
越後製菓小千谷工場約100台
西部工業団地造成地約50台

心温まる片貝まつの花火を見に行こう!

片貝まつりは400年以上の歴史がある、伝統の花火大会。

  • 柏崎花火大会(海の花火)
  • 長岡花火大会(川の花火)
  • 片貝まつり(山の花火)

の3つは越後三大花火大会としても良く知られていますね。

打ち上がる花火はいずれも大きく、特に四尺玉が上がるのは、「こうのす花火大会」と片貝まつりの2つだけ。全国的にも珍しいんですよ。

【関連記事】

片貝まつりの花火は、いずれも神社に奉納するために、一般の方が申し込んだ花火です。アナウンスでも紹介されるので、どんな花火なのかを考えるのも素敵ですね。

大きくて心温まる花火が打ち上がる、片貝まつりで遊びに行きませんか?