
「ご飯にルーをかけて食べる料理」は、どれもおいしくて人気のメニューです。カレーはもちろんのこと、薄切りの牛肉と玉ねぎを炒め、トマトソースで煮込んだ「ハヤシライス」も大人気。お肉の旨味とトマトの酸味がおいしくて、ついおかわりしたくなりますね。
そんなハヤシライスですが、カレー同様に隠し味を加えるといつもの味がグレードアップ!おなじみの調味料から意外なものまで、知っていると思わず試したくなるかも。
そこでハヤシライスの隠し味にオススメの調味料や具材を8つ紹介するので、是非参考にしてくださいね!
ハヤシライスのおすすめ隠し味
コンソメ

家庭で食べるハヤシライスは、市販のルーを使って作ることが多いのではないでしょうか。そのままでもおいしいのですが、少し味が足りないと感じることもあるかもしれません。
そんなときは、コンソメを加えると旨味がプラスされてコクも出るので美味しくなりますよ。
コンソメは牛肉・豚肉などの肉と香味野菜を煮詰めた出汁で、顆粒やキューブタイプで市販されています。
加える量は4皿分(水500ml)に対して、キューブ1個分(小さじ2杯)が最適です。ただしコンソメを加えると塩味が強めになるので、少量づつ加えて味見しましょう。
インスタントコーヒー

カレーに苦味とコクを加える定番の隠し味として、インスタントコーヒーもよく使われます。実はハヤシライスにも少量加えると、苦味と酸味とコクが加わって大人の味になるんです。
入れる量はコーヒースプーン半分くらい(5g)で、あらかじめ水に溶かしたものを少しずつ入れましょう。
インスタントコーヒーの顆粒をそのまま入れてもいいですが、先に水に溶かしたほうが混ざりやすいですよ。
しょうゆ

しょうゆ(醤油)は大豆を発酵させた調味料で、日本人にとっておなじみの調味料。そのためどんな料理でも少量加えるだけで、コクがプラスされる上に日本人好みの味となります。
ハヤシライスに加えるときは、最大でも小さじ1程度を目安に少しずつ加えること。やはり入れすぎると塩味が強くなるので、コンソメ以上に注意して入れましょう。
味噌
味噌もまた日本人におなじみの調味料で、ハヤシライスに加えるとコクと旨味がプラスされます!

ただし、味噌はしょうゆ以上にクセが強く、また塩気も強いので小さじ1/4を目安に味を見ながら加えましょう。
味噌の種類は問いませんが、だし入り味噌だと味が馴染みやすいのでおすすめですよ!
ウスターソース

旨味以上に酸味が足りないと感じたときは、ウスターソースを加えるのもおすすめです。
ウスターソースは野菜・果実に塩・お酢・砂糖などを加えたもので、野菜や果実の旨味がたっぷり。大さじ1を目安に、味を見ながら加えるとおいしくなりますよ。
ケチャップ

ハヤシライスにはもともとトマトが入っていますが、その味を整えるのにケチャップが最適です。
ケチャップを少量加えることで、トマトの濃縮された旨味と酸味と香辛料がプラス。酸味とさっぱり感を加えたいなら、カットトマトを半個分加えるのもおすすめです。
牛乳と生クリーム

カレーに牛乳を加えてコクや甘みをプラスすることがありますが、これはハヤシライスでも使えるテクニックです。
子供向けに作るときは、水を50cc減らして、代わりに牛乳を加えるとまろやかな味に変化します。贅沢な味わいにしたいなら、牛乳ではなく生クリームを加えるのもあり。
酸味が苦手な方でも、乳製品のまろやかさがあるだけで食べやすくなりますよ。
飴色玉ねぎ

じっくり炒めた飴色の玉ねぎは、甘い味と旨味を料理にプラスしてくれます。カレーでもおなじみの具材ですが、ハヤシライスでもこれは有効です。
薄切りの玉ねぎとは別に、飴色に炒めた玉ねぎをプラス。シャキシャキ感と旨味が同時に味わえて、おいしいハヤシライスになりますよ。
ちなみに飴色玉ねぎは市販品もあるので、時間がないときはこちらを利用するのもいいですね。
ハヤシライスをおいしく作ろう!
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ルーを使ったハヤシライスは、パッケージの作り方に従えばおいしく仕上がります。しかし各家庭の好みの味があるため、そのまま作るとちょっと物足りないと感じることもあるかもしれません。
そんな時には酸味・コク・甘みなど、足りないと感じる部分を隠し味で補うと更に美味しくなるんですよ。
いずれも味見をしながら少しずつ加えるのが、隠し味を使いこなすコツ。出来上がったハヤシライスをおしゃれな器に盛りつけると見栄えも良くていいですね!
我が家のハヤシライスをもっとおいしくするために、隠し味を上手に加えてみませんか?
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