近ではスーパーでも、雑誌などで見かけるような珍しくておしゃれ野菜を販売していることがあります。そういった野菜は気になるものの、味や調理方法がわからず悩むことがありませんか?

そんな珍しい野菜の一つにあげられるのが、「ロマネスコ」です。変わった見た目なんですが、どんな味がするのでしょう?栄養面や調理方法も気になりますね。

そんな「ロマネスコ」、どんな野菜なのか?栄養や効果、おすすめの食べ方について紹介します。

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ロマネスコとはどんな野菜?

ローマから?ドイツから?

ロマネスコの販売

ロマネスコはアブラナ科の野菜で、カリフラワーやブロッコリーの仲間です

ロマネスコという名前は、イタリア語の「Broccolo Romanesco(ブロッコロ・ロマネスコ)」からきたもの。これは「ローマのブロッコリー」という意味ですが、品種としてはカリフラワーに近いものとなっています。

日本では珍しい野菜であるロマネスコですが、ヨーロッパではポピュラーな野菜の一つ。栽培の歴史は、イタリア・ローマで16世紀ごろから栽培されていたとされていますが、同時期にドイツでも栽培されていた記録もあります。

現在ではフランス西部、ブルターニュ地方が主な生産地になっています。

旬は11月~4月なので、野菜不足になりやすい冬にうれしい野菜ですね。

見た目にびっくり!

ロマネスコの最大の特徴が、サンゴにも似た小さなドリルがいくつも集まったような見た目です。

これは小さな蕾が螺旋状に集まったもので、「フラクタル構造」というもの。家庭菜園でも注目を集めていますが、中級者向きの品種となっています。

ロマネスコの味は?

ロマネスコの味はブロッコリーに近く、甘みと旨味があって食べやすい味です。しかもブロッコリーより甘みが強いので、ロマネスコのほうが食べやすいという人も多いです。

また食感はカリフラワーに似ていて、柔らかさとホロホロ感があります。

ロマネスコの栄養や効果

ロマネスコの主な栄養は?

ロマネスコ

次にロマネスコ一株(93g)の主な栄養を、同じ仲間のブロッコリー、カリフラワーともあわせて紹介します。なお、比較するためブロッコリー、カリフラワーについても、大きさを93gとして栄養価を記載しています。

栄養素 93gあたりの栄養価
ロマネスコ ブロッコリー カリフラワー
カロリー 20kcal 31kcal 25kcal
タンパク質 1.88g 4.0g 2.8g
炭水化物 3.9g 4.8g 4.8g
脂質 0.19g 0.5g 0.1g
ビタミンC 56mg 110mg 75mg
食物繊維 2.0g 4.1g 2.7g

※ブロッコリー・カリフラワーは「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より。ロマネスコは日本食品標準成分表に未記載のため、Wikipediaの情報より

カリフラワーやブロッコリーは、野菜の中でもビタミンCが多め。そのため同じ仲間であるロマネスコも、ビタミンCが比較的豊富に含まれています。

また、ここに記載している以外にも、カリフラワーやブロッコリー同様、カリウムも豊富に含まれ、カルシウムや鉄などもバランス良く含まれています。

ロマネスコの主な効果は?

ロマネスコに含まれる栄養から、次の効果が期待できます。

健康なお肌づくり

ビタミンCは顔のくすみやシミを予防したり、できたシミなどを薄くする美白効果が。またお肌づくりに欠かせないコラーゲンの生成には、ビタミンCが欠かせません。

また抗酸化作用もあるので、ロマネスコを食べることで健康的なお肌づくりの手助けとなります。

塩分調整とむくみ改善

カリウムには体内の塩分バランスを整える効果があり、ロマネスコを食べることで生活習慣病対策になります。

また塩分には体内の水分を保持する効果があり、塩分のとりすぎはむくみの原因に。カリウムはその水分ごと塩分を排出するため、むくみ改善にも効果が期待できます。

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ロマネスコのおすすめの食べ方

茹でてから調理

ロマネスコはブロッコリーやカリフラワーと同じく、茹でてから調理するとおいしく食べられます。

□ロマネスコの茹で方

  1. ロマネスコの葉を切り落とし、ドリル状の蕾を房ごとに切り分け、芯は薄くスライスする。
  2. 鍋にお湯を沸かし、水1.5lに対して小さじ1の塩を入れ、(1)を2分~3分茹でる。
  3. お湯ごとザルにあげ、そのまま冷ます。

炒めものにする場合は少し固めに、サラダにするなら柔らかめに茹でるのがおすすめ。ただし好みもあるので、一度試食して固さを確認しましょう。

■【Romanesco】 ロマネスコの下準備

*茹でたあとは冷水で冷やさず、ザルにあけて冷めるのを待ちましょう。

ベーコンと炒めて

ブロッコリーでもおなじみの食べ方ですが、ベーコンと炒めるとおいしいですよ!

□材料

  • 茹でたロマネスコ 1/2~1株分
  • 薄切りベーコン  1~2枚
  • にんにく     1片(またはチューブ1センチ分)
  • サラダ油     大さじ1
  • 塩・こしょう   少々

□作り方

  • ベーコンは一口サイズに、にんにくは薄くスライスする。
  • ロマネスコは一口大に切り分ける。
  • フライパンに油とにんにくを入れ、弱火で加熱して香りを出す。
  • ベーコンを加えて中火にし、火が通るまで炒める。
  • ロマネスコを加えて軽く混ぜ、塩・こしょうで味を整えて完成。

ロマネスコはすでに茹でてあるので、炒めすぎて崩れないように注意しましょう。

ロマネスコをスーパーで見かけたら

切ったロマネスコ

マネスコは一度見たら忘れられない野菜の一つで、パーティー料理などにぜひ使いたい野菜でもあります。

ブロッコリーやカリフラワーの仲間なので、味も似ていて、甘みが強くて柔らかめ。使い勝手の良い野菜でもあるんですよ。

そんなロマネスコは茹でてから炒めものにしてもおいしいですし、サラダに加えてパーティー料理に出したいですね。

ビタミンCが豊富で冬が旬のロマネスコを、これからの食卓に活用しませんか?