太宰府の梅ケ枝餅

史の古いお寺や神社の参道には、名物のお菓子や料理を出す屋台が立ち並んでいることがあります。福岡にある「太宰府天満宮」では、初詣には「梅ヶ枝餅」を出す屋台がズラッと並びますよね。

屋台から漂う香ばしい香りは魅力的ですし、あんこの甘さとお餅の組み合わせがやみつきに。美味しいのでつい手が伸びる梅ヶ枝餅ですが、カロリーや名前の由来などが気になりませんか?

そんな「梅が枝餅」、名前の由来や、カロリー、作り方についてまとめてみました。

スポンサーリンク

梅ヶ枝餅とは?名前の由来は?

太宰府名物!

梅ヶ枝餅とは福岡県太宰府市周辺で販売している餅菓子で、小豆のあんこを薄い餅で包んで焼いたもの。名前に梅とありますが梅は使わず、表面に梅の刻印が入っている特徴が。

味は、あんこの上品な甘さと、焼き立てのパリパリ感が楽しめるお餅なんですよ。

梅ケ枝餅

天神様と梅

梅ヶ枝餅という名前は、太宰府天満宮に祀られている菅原道真と深い関係があります。

菅原道真は平安時代の貴族で、優れた才能を持つ人でした。しかしいわれなき罪で朝廷を追われ、罪人同然の扱いで太宰府へ流され生涯を終えることとなります。

この大宰府生活のなかで安楽寺で餅を売る老婆が、道真を励まそうとあんこ入りのお餅を差し入れ。道真はこの餅が好物となり、道真の死後に老婆が梅の枝に刺した餅を墓前にお供えしました

別の説では太宰府で監禁生活だった道真に、老婆が梅の枝に刺した餅を差し入れたとか。

そうした由来から、このお餅は「梅ヶ枝餅」と呼ばれるようになりました。

ちなみに安楽寺とは、現在の太宰府天満宮のこと。道真の死後に朝廷に様々な災いが起きたため、太宰府天満宮で神様としてお祀りしているんですね。

限定品の梅ヶ枝餅もある

梅ヶ枝餅は太宰府天満宮周辺で販売されていますが、どのお店でも1個120円で食べられます。製造方法や主な材料も統一されていますが、お店ごとに味の違いがあるので食べ比べるのも楽しいですよ。


また天神様の月命日にあたる毎月25日には、よもぎ入りの梅ヶ枝餅が。

その他には毎月17日には、穀米入りで紫色の梅ヶ枝餅が数量限定で販売されています。

□太宰府天満宮参道の梅ヶ枝餅の店

*参道脇の屋台には、焼いている様子を見ることができるお店もあります。

梅ヶ枝餅のカロリーは?

食べ過ぎにはご用心

上品な甘さと焼きたてのパリパリ感がおいしい梅ヶ枝餅ですが、カロリーが気になりませんか?

お店によって多少大きさは異なりますが、平均的な梅ヶ枝餅は手のひらに乗るサイズ。そしてカロリーに関しては、1個あたりおよそ160~170kcalとなります。

ちなみに同じような和菓子の1個あたりの主なカロリーの目安は次の通りです。

  • たい焼き       約200kcal
  • 今川焼き(大判焼き) 約190kcal
  • まんじゅう      約130kcal
  • どら焼き       約180kcal
  • 大福         約100kcal
  • 串団子(あんこ)   約140kcal
  • おはぎ        約170kcal

いずれも一つ食べれば満足できる和菓子ですし、梅ヶ枝餅も一つ食べて満足したいですね。

スポンサーリンク

家でもできる!梅ヶ枝餅の作り方

梅ケ枝餅の主な材料は?

梅ヶ枝餅の主な材料は、白玉粉や上新粉の生地と小豆のあんこ。

材料がシンプルだからこそ、素材の良さやお店の技量が味にあらわれるんですよ。

梅ケ枝餅の材料と作り方

そんな梅ヶ枝餅ですが、家でも作ることができます。

梅が枝餅をつくる

■材料(4個分)

  • 市販の小豆あん 100g
  • 白玉粉     100g
  • 水       100cc

小豆あんは、つぶあん・こしあんがありますが、お好みの物を使いましょう。

■梅が枝餅の作り方

  1. 小豆あんは四等分し、丸めておく。
  2. 白玉粉に水を少しずつ加え、耳たぶぐらいのかたさになるまで混ぜる。
  3. (2)を四等分してからその中に(1)を入れて包み、上からやさしく押して平らにする。
  4. 中火で加熱したテフロン加工のフライパンに、3を入れて焼き色をつける。
  5. 生地に火が通ったらひっくり返し、反対側にも焼き色をつけて完成。

焼き立てはパリパリとした食感ですが、アツアツなので注意してくださいね。

冷めたら一つづつラップにくるむと、生地がしっとりとした食感に。食べる時はラップを外してオーブントースターで1分程度温めると、またパリパリ感が楽しめます。

お店で、おうちで、梅が枝餅を

【関連記事】
太宰府天満宮の初詣。混雑する時間帯やおすすめの参拝時間は?

ヶ枝餅は太宰府名物の和菓子で、太宰府天満宮の参道などで食べることができます。

天神様こと菅原道真の好物だったという伝説もあり、表面には可愛い梅の刻印が。焼きたてのパリパリした生地と上品なあんこの甘さは、たしかに大好物になるのも納得ですね。

お店の梅ヶ枝餅はとてもおいしく、それでいて材料がシンプルなので手作りもできるのも嬉しいポイント。試験勉強の夜食に食べたくなる梅ヶ枝餅を、我が家の定番に加えませんか?