年に初詣に行き、神様に願い事をする人も多いかと思います。特に受験生やそのご家族は、合格祈願のために初詣に行く方も多いのではないでしょうか。

そんな方に特に人気なのが、福岡県太宰府市の「太宰府天満宮」(だざいふてんまんぐう)です。

毎年約200万人の方が初詣に訪れる人気のスポットなのですが、混雑を避けられる時間はあるのでしょうか?

そこで、

  • 太宰府天満宮2024年の初詣で混雑する日・時間帯
  • おすすめの参拝時間
  • 太宰府天満宮へのアクセス

…について紹介していきますので、ぜひ初詣に行かれる際の参考にしてくださいね!

太宰府天満宮の初詣で混雑する日・時間帯

太宰府天満宮とは?

太宰府天満宮

太宰府天満宮は福岡県太宰府市にある神社で、菅原道真(天神様)をお祀りしています。

天神様は厄除けと学問の神様ですが、これは菅原道真が優れた貴族であったから。菅原道真は平安時代の貴族で朝廷の重役にありましたが、ライバルによって太宰府に左遷させられてしまいます。

その後、太宰府で生涯を終えますが、道真の死後にライバルの周辺に様々な異変がおこりました。

そこで道真公を「天神様」という神様としてお祀りしたのが、天満宮の始まり。この「天満宮」の総本山が、道真公が最後に過ごした場所に立つ太宰府天満宮なんですね。

太宰府天満宮の初詣で混雑する時間は?

太宰府天満宮の年末年始の参拝時間は、次のようになっています。

日にち時間
~2023年12月30日6時~18時30分
2023年12月31日6時30分~終日(1/3まで)
2024年1月1日~1月3日終日参拝可能
2024年1月4日18時30分まで(様子見ながら)
2024年1月5日以降6時~18時30分

太宰府天満宮の初詣で、特に混雑するのが12月31日午後11時~1月1日午前3時の間です。

特に年越しのタイミングでカウントダウンが行われるため、これを目当てに大勢の人が訪れます。身動きも取りづらく参拝までに2時間以上かかることもあるので、大混雑が苦手ならこの時間帯は避けましょう。

□太宰府天満宮でカウントダウン
https://youtu.be/IoAraaTHJUw

*年始に向けてのカウントダウンは毎年盛り上がるので、一度は参加してみたいですね。

また三が日の午前10時~午後3時の間も、身動きできないぐらい混雑します。

年越しの瞬間ほどではありませんが、やはり参拝までに2時間程度かかるほど。どうしてもこの時間にしか行けないなどの理由がないなら、この時間帯も避けたいですね。

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太宰府天満宮初詣のおすすめの参拝時間は?

1月1日におすすめの時間帯

初詣は1月1日に行いたいという方は、午前4時~7時の間がおすすめ。この時間帯なら年越し初詣のピークも過ぎていて、多少の混雑はあるもののスムーズに参拝が可能です。

気になるアクセスに関しても、公共交通機関が終日運行を行っているので安心してくださいね!

早起きが難しい方や年越しで夜遅くまで起きていた方は、18時以降の参拝がおすすめ。この時間帯もやはり混雑しますが、日中に比べればある程度落ち着いて参拝できます。

初詣する人たち

また、太宰府天満宮の楽しみの一つに「梅ヶ枝餅」の屋台がありますが、24時間営業を行う屋台もちらほら。人混みで屋台に行きづらいかもしれませんが、ぜひ名物の梅ヶ枝餅を食べてくださいね!

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1月2日・3日の場合

1月2日・3日も、1月1日と同じく日中は身動きが取れなくなるので、やはり早朝4時~7時がおすすめ。

ただし1日と違って公共交通機関の早朝運行が行われないため、タクシーなどを利用しましょう。またこちらも1日と同じく18時以降も、ある程度混雑を避けて参拝できる時間帯となっています。

1月4日以降は?

1月4日以降はある程度落ち着きますが、それでも日中はかなり混雑します。これは太宰府天満宮が学問の神様として人気だからで、全く混雑しないという状況は望めません。

そのため1月4日は、朝の7時~9時ごろか、16時~閉門時間の間に行くことをおすすめします。

なお1月4日の閉門時間は18時30分の予定ですが、早まることもあるので気をつけてくださいね。

1月5日以降は通常通りの開門・閉門時間となるため、開門直後・閉門1時間前が狙いめです。

□初詣 太宰府天満宮 参拝客の多さ!
https://youtu.be/8kAEaq5bHPE

*1月4日の日中の様子ですが、まだまだ多くの人でにぎわいますね。

太宰府天満宮へのアクセス

公共交通機関でのアクセス

太宰府天満宮には駐車場がありますが、年末年始は周辺で交通規制。もともと渋滞が発生しやすい地域でもあるので、公共交通機関でのアクセスを強くおすすめします

福岡空港から行く場合ですが、普段なら福岡空港国際線の乗り場から直行バスが運行されています。しかし年始は大渋滞でダイヤ通りの運行ができないため、正月3が日は空港からの直行バスは運休します。注意が必要ですね。

そこで少し乗り換えが多いですが、以下のルートで向かいましょう。

  1. 福岡空港から地下鉄空港線で「博多駅」へ
  2. 博多駅からJR鹿児島本線で「JR二日市駅」へ
  3. JR二日市駅東口から臨時シャトルバスで「西鉄太宰府駅」へ

また、次のルートでも可能です。

  1. 福岡空港から地下鉄空港線で「天神駅」へ
  2. 天神駅から「西鉄天神駅」へ徒歩8分移動
  3. 西鉄天神駅から西鉄電車で「西鉄太宰府駅」へ

「西鉄太宰府駅」を降りると、太宰府天満宮は徒歩5分です。

太宰府天満宮で学問の神様に参拝を

宰府天満宮は学問の神様として有名で、受験シーズンには多くの人が参拝に訪れます。また九州地方最大級の神社ということもあり、国内外から多くの方が参拝に訪れます。

年越しも含めた初詣は大混雑しますが、早朝や夜に行けばある程度スムーズな参拝が可能です。名物の「梅が枝餅」の屋台も早い時間から営業しているので、余裕があるなら食べたいですね。

学問と厄除の神様である天神様に参拝して、素敵な一年の始まりとしませんか?