★りんごのすべて~お花見から収穫まで~

からにかけて旬を迎える果物の一つに、りんごがあります。シャクシャクした食感と甘みが、とてもおいしいですよね。

そんなりんごには、「いいりんごの日」「長野県りんごの日」という、2つのりんごにまつわる記念日があります。

それぞれの記念日の日付や、またどんな由来があるのか気になりませんか?

そこで、

  • いいりんごの日の由来
  • 長野県りんごの日の由来
  • その他のりんごに関係する記念日

…について紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!

いいりんごの日の由来は?

いいりんごの日とは?

木になるりんご

「いいりんごの日」11月5日。2001年(平成13年)に青森県が制定しました。

青森県はりんごの名産地で、生産量も日本一。その生産量は、日本全体の約半分を占めているほどです。

そんな青森のりんごをもっと食べてもらおう、そして世界中に知ってほしい。このような理想を掲げて、2001年に青森県では「21世紀青森りんご行動計画」がスタートしました。

その一環で誕生したのが、「いいりんごの日」なんですよ。

いいりんごの日はなぜ11月5日?

ところでなぜ11月5日が、「いいりんごの日」に選ばれたのでしょうか。その理由は、日付の語呂合わせにあります。

11は「いい」と読めますし、りんごの「ご」は「5」につながります。これらをあわせて、「いい(11)+りんご(5)」という語呂合わせに。

語呂からも覚えやすい日付ですし、11月はりんごのおいしい時期でもあるので、11月5日が選ばれたんですね。

長野県りんごの日の由来は?

長野県りんごの日とは?

りんご3つ

りんごに関係する記念日には、もうひとつ11月22日「長野県りんごの日」があります。

こちらは、JA全農長野が1999年(平成11年)に制定したもの。その4年後の2003年に「日本記念日協会」に認定され、記念日として知られるようになりました。

長野県は、りんごの生産量が日本で2番目に多い県です。そして市町村別で見た場合でも、長野県長野市は日本で2番目に生産量の多い市町村(1位は青森県弘前市)となります。

青森はりんご王国として有名ですが、長野県のりんごも生産量が多くておいしいんですよ!

そんな長野県のりんごの主な生産品種は、日持ちしやすく甘みの多い「ふじ」という品種。この「ふじ」の品質の良さと美味しさを知ってほしいということで、11月22日が「長野県りんごの日」に制定されました。

長野県りんご日はなぜ11月22日?

11月22日が「長野県りんごの日」に制定されたのは、いくつもの語呂合わせが重なるからです。

1つ目は、長野県で生産される「ふじ」にかけたもの。22は「ふじ」とも読めることから、いいふじと語呂合わせして「11月22日」が選ばれました。

2つめは「いい夫婦の日」と、りんごが関係する逸話を絡めたもの。いい夫婦の日は11月22日で、こちらも「11・22」が「いい・夫婦」と読めることから制定されました。

【関連記事】
11月22日のいい夫婦の日とはどんな日?わくわくするイベントも満載!

そして“りんごと夫婦”といえば、旧約聖書の創世記にある「アダムとイブ」の話があります。アダムとイブは人類最初の夫婦。楽園で暮らしていましたが、ある時神様から食べることを禁じられていた「禁断の木の実」を食べてしまいます。

その結果、二人は楽園を追放され、寒さや飢えのある地上で生きることに。この木の実が「りんご」ではないかと一般的に伝えられています。

そのため、

  • アダムとイブは人類最初の「夫婦」
  • そのアダムとイブの話にでてくるのが“りんご”
  • 「いい夫婦の日」(アダムとイブにちなんで)は11月22日

といった繋がりから、11月22日をりんごの日としたというわけですね。

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他にもあるりんごに関係する記念日は?

弘前市の「りんごを食べる日」

りんご生産量日本一の青森県の中で、弘前市は県内一の生産量を誇ります。そんな弘前市では、毎月5日りんごを食べる日としています。

これは弘前市が2007年(平成19年)に制定した、「弘前市りんごを食べる日を定める条例」によるもの。この一環で毎月5日をりんごの食べる日としました。

弘前市りんごの日にまつわるイベントとしては、

  • 親子で楽しめる料理教室
  • 「弘前ねぷたまつり」(8月)でのりんごの無料配布
  • 「弘前城菊と紅葉まつり」(10月~11月)でのりんごの無料配布

などが行われています。

沢山のりんご

ひろさきふじの日

弘前市が関係しているりんごの記念日には、10月1日「ひろさきふじの日」があります。

「ひろさきふじ」とは「ふじ」系統のりんごで、「ふじ」よりも早く旬を迎える特徴が。また実が柔らかく蜜入りで甘く、「夢ひかり」というブランド名でも出荷されています。

この「ひろさきふじ」の知名度アップのために作られたのが、「ひろさきふじの日」。つがる弘前農業協同組合・ひろさきふじの会というところが制定しました。

10月1日になったのは、毎年この日に初セリをむかえるからなんですね。

産地と品種でりんごを食べ比べ

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秋から冬にかけて出回る「りんご」はおいしく、果物の代表格とも言えます。また味も甘いものから爽やかな酸味があるものや、食感も柔らかいものやしゃきしゃきした品種もあります。

そんなりんごには、

  • 11月5日の「いいりんごの日」
  • 11月22日の「長野県りんごの日」

と2つの記念日があります。

どちらの記念日も、りんごの美味しさを知ってほしいために制定されたもの。他にも弘前市ではりんごにまつわる記念日がいくつかありますが、いずれも素敵な記念日ですね。

そんな、りんごにまつわる記念日では、全国いろんな産地のりんごを食べ比べてみませんか?

■楽天で長野県産のりんごが売られていますのでのぞいて見てはいかがでしょう

■青森県産はこちらから見れますよ!

※収穫時期によりご自宅に届くタイミングが左右されるのでそこはよく確認するのがよさそうです(^^